2005年4月┌|∵|┘予定通り帰ってきたぜ 以前のページへ

4月26日 (着弾)
ふぅ、ようやく日本に帰って来たよん。相変わらず疲れるねぇ、飛行機での移動は。週末からは釣り三昧のGW、今回はフィリピンからの大遠征だ(^^;。リードエンジニア特権を駆使し、巧みにGW明けにJG○との打合せを設定(笑)。タマにはストレス発散しないとね。
4月25日 (日本未発売シリーズの結末)
日本で起こったJR福知山線の脱線事故、多数の被害者が出ている模様。NHKの国際放送によると、死者50人に負傷者450人。今後の救出活動で生還者も出てくると思うけど、死者数もまだ増えそうな感じ。あれがあと1時間早いと、被害者数は10倍になってたと思ふ。最近の電車って結構スピード出してるから、もし事故が起こったら大惨事になるのは想像に難しくない。安全第一で頼むぞ、東西線。

いろいろあって途絶えていた日本未発売シリーズ、溜まっているネタを一挙放出(^^)。第9弾は「出前いっちょ 中華生麺ホウ汁鮑魚味」。アワビっすよ、アワビ。中華では干すと高いアワビ、恐れ多くも乾燥アワビの破片入り。前回の麻油鶏湯味と同じで、ちょっち臭い独特のにほひ。やっぱこれはノンフライ麺のにほひらしい。肝心の味はと言うと、ずばりイマイチ。不味くは無いけど、リピータになるほどの味ではないな。でも独特の細麺は悪くないネ、クセになってきたかな?
出前いっちょ 中華生麺ホウ汁鮑魚味

記念すべき日本未発売シリーズ第10弾は、「出前いっちょ 中華生麺XO醤龍蝦味」。独特のにほひも3度目となると結構いいにおひに思えてくるから不思議(笑)。味も悪くないな、スープもいける。中華生麺シリーズでは日本で一番受け入れられそうな味。こりゃ結構旨いぞ、これならまた買っても良いカモ。
出前いっちょ 中華生麺XO醤龍蝦味

大とりをつとめるのは元祖出前いっちょ、ご存知ごまラー油味。うっ、うまいっ。おぉ、恐れていた結果ではあるが、今まで食った中で文句無く一番旨い(^^; 日本の出前いっちょが忠実に再現されているぞ、やるな香港日清食品製造。中華生麺よりも卵麺よりもダントツこれが一番旨い、なんて偉大なんだ、出前坊や。...てな訳で、日本未発売シリーズはこの程度のもんなのでした、チャンチャン(i-i)
やっぱ一番うまかった!
4月24日 (減損会計)
ちょっち難しい言葉だけど、減損会計って知ってる?今年度から資本金1億円以上の企業に強制導入される会計制度。俺もあんまり詳しくないんだけど、ネットで調べるといろいろと出てくる。例えばココココ

この会計制度の導入で何が変わるのかというと、帳簿価格よりも低い固定資産は損失として計上しなければならなくなる。これまでの会計制度では帳簿価格で資産が処理されてて、旧財閥系のような大企業(...思い当たるような、笑)は本業で赤字を出しても、戦前から持つ帳簿価格の低い土地を子会社間で売買するだけで巨額の含み益が得られ、どこぞの造船会社みたく黒字転換できちゃってたのだ。これじゃ企業の経営実態なんてごまかし放題だったって訳だ。

減損会計では資産が市場価格で評価されるようになるため、遊休土地のような利益をあげていない土地は手放したほうが経営上メリットが大きいのは明らか。土地の市場価格は年々下落している訳だから、企業は遊休土地を持ってるだけで毎年含み損を抱え込む訳だ。少なくとも強制導入される今年、大企業の遊休土地が大量に売却されるのは間違いない。

何が言いたいかというと、土地はじゃんじゃん供給されるんだから、何も今買い急ぐことは無いってこと。あなたの街にもありませんか、企業の所有する空き地。都心の一等地ならまだしも、パンピー(これは完全に死語だな、笑)が狙えるような土地で今が底値なんて事は有り得ないでしょ。少なくともここ数年の不動産の状況を見ずに今土地を買うということは、「私は銀行員と不動産屋の為に一日も早く自分の人生を捧げたい」と言っているよーなもんだと思ふ。

そんなことを考えている昨今、また俺の回りで二人住宅を購入、もちろん長期ローン。一人はM澤くんで、俺より一つ下。蘇我駅から徒歩20分弱の中古住宅を20年ローンでご購入。本人曰く、「金利がタダみたいだから、今買わないと損」なんだそうです(^^; まぁ20年なら払える可能性は低くなさそうだね、頑張ってね。

もう一人は前Dさんで、俺より1つ上。こちらは下総中山競馬場駅から徒歩20分の新築住宅で、漢(オトコ)の35年ローンでご購入。35年後(70歳)には築35年のマイホームが手に入りますね、無事ローンを払いきることが出来たときの話ですが... もちろんマイホームを住宅ローンで購入した人にはこんな話はしてません。「いいねぇ、マイホーム。でも俺には高すぎて買えんわ。」てな感じで軽く流しておりますです(^^;

そういえばK山さん、前々から言おうとして忘れてましたが、日記のタイトルがまだ2004になってますよ。
4月23日 (残業)
お偉いさんがたくさん来てて、お食事会で遅くなり更新できんやった。ほんと食事会なんて出たくないよ、残業じゃないの、これって。
4月21日 (オフ会)
友人K山さんとは7年近く顔を合わしていないけど、ふだんからHPを通して交流しているからか、それほどご無沙汰な感じがしない。HPには手紙じゃ書かないような些細なことから、世の中を騒がせる大事件についての意見まで好き放題書いちゃう訳だから、毎日顔を合わせていた頃よりある意味K山さんのことがよく分かってるカモ。メールも手紙なんかよりは気軽だけど、宛先を指定せず不特定多数に発信するHPはある意味スーパーライトなメディアだと思ふ。日本に居るときに、是非飲み会やりましょう。

当時の派遣の女性はもう誰も居ません。去り行く老兵親びんは部署は去りましたが、まだ会社には居ます(^^; 相変わらず貧相ですが、相変わらず頭は良いです。AIHさんは以前にも増して顔が長くなったよーな... 都落ちしてからは銀座ナイン地下の天狗に替わり、更に安い西葛西地下の白木屋(...相変わらず地下、笑)でETO法王主催のコンクラーベが開かれています。

ココのマンガ、最高に笑わせてもらった。中でも俺は「あんぱん男」がお気に入り。あんぱん男の顔が俺の笑いのツボを突きまくり、絵見てるだけで笑ってしまう(^^)
4月20日 (訃報)
ウチの実家は江戸から続く本家。実家のすぐ隣に新家があって、そこのお婆さんが昨日亡くなったとメールの知らせがあった。小さい頃から面倒見てもらったり、小遣いもらったりといろいろお世話になった。新家のお婆さんは、20年前に亡くなったお爺さんと再婚してやってきた後入りさん。きっと波乱万丈の人生だっただろうと思う。2週間ほど前に体調を崩して入院し、GWにお見舞いに行こうと思っていた矢先の訃報。ご冥福をお祈りします。
4月19日 (危険分散)
うちの親分がセブにやってくる。うちの親分だけじゃなくて、お偉いさんもたくさんやってくる。通常は東京で開かれる設計連絡会議が、今月はセブの子会社で開催されるのだ。親分は今晩到着する予定なんだけど、なんと飛行機が8時間も遅れて到着は深夜2時なんだそうな、ご苦労さんです。

現在セブ−成田に直通便を持つのはフィリピン航空のみで、エアバスA300 1機を1日1往復で運行している。フライトが大幅に遅れたときはキャンセルにならないか心配しちゃうんだけど、フィリピン航空は遅くなっても滅多にキャンセルにはならない。たぶん成田で夜を明かすと駐機料が高いからだろうね、あと乗客のホテル代も必要になるし。

お偉いさんは24日の日曜日に帰る人が多い。いろんな意味で危険分散の必要を感じ(笑)、26日の帰国便を予約。その後、うちの親分も26日の帰国便を予約していることが判明。…うちの親分もいろんな意味で危険分散を図った模様(^^;;;
4月18日 (中華生麺)
まだまだ続く日本未発売シリーズ第8弾、いよいよ大本命の出前いっちょ中華生麺シリーズ登場!「中華生麺 麻油鶏湯麺」、見た目は中華三昧の出前いっちょ版といった感じか。それにしてもインスタント麺なのに生麺とは随分と大胆なネーミング(^^; 普通の袋麺は30ペソ(60円)だけど、こいつは高級で40ペソ(80円)と割高。フィリピンのじもてぃは30ペソでふつーに飯を食っている訳で、これを買っているのはほとんど外国人だと思われる。

肝心の味はと言うと、海外の即席めんにありがちなチキン味。でもちょっと独特の匂いがあるな、臭いカモ(笑)。別段うまくも無く不味くも無くと言ったところか。極細のノンフライ麺が独特の食感で、食べ始めは「?」って感じだったけど、食べ終わる頃には「これってアリかも」って思えてきた。ノンフライなのでカロリーが低そうだし、油が古くなって匂いがしたり味が変わったりする心配は少なそう。...これって即席めんマニア(...居るのか、そんなやつ)にはウケるかも、買って帰ってヤフオクで売ってみようかな(^^)。
出前いっちょ 中華生麺 麻油鶏湯麺
4月17日 (反省と学習)
俺も今思えば冷静さが足らず、勿体無いことをしたなぁと反省していることがある。例えばこの557。俺がこのデニムを買ったのは1992年、時は古着バブル全盛期。初めて明かされる(笑)その購入価格はなんと87,000円。色落ちは最高だけどダメージが多く程度が悪いから、売るならせいぜい5000円がいいところか(--; こっちは程度が良いから10,000円近くでは売れると思うけど、購入価格は47,000円。どれも数万円の買い物だから良かったようなものの、当時のサラリーマンは数千万円の土地購入で同様の経験をした訳だから、ご愁傷様としか言いようが無い。

人間って、どうも目先の現象に目を奪われてしまいがち。凡人は今瞬間の自分を取り巻く環境で判断してしまい、得をするのはごく一部の先を読む力のある人とただ運の良かった一部の凡人。凡人の俺は先を読む力は無いけれど、損したり馬鹿を見るのは絶対イヤ。マクロを見てミクロを決めることが重要なんだけど、これが凡人にはなかなか難しい。凡人が損をしないためには、過去の経験を踏まえて十分に考え、自分で納得のいかない事には手を出さないこと。当たり前だけど、これが重要だと思ふ。

ちょっと冷静に考えれば、不動産屋の常套句でもある「家賃をローンの支払いに回せば一戸建てが手に入る」という悪魔の囁きがナンセンスであることに気づく筈。この発想は家賃が高いという大前提に基づいている。家賃が高いのは2005年時点の事実にではあるけれど、10年後もこの家賃が維持されているとは限らない。バブル崩壊で地価が下がり、その結果マンションや一戸建ての価格が下がってきたのは周知の事実。一方、家賃相場はバブル期からさほど下がっていないけど、今後もずっと家賃は下がらないの?住宅が供給過剰にあることや、人口の減少という事実は無視されて、現在の家賃が高いと言う事実だけに基づく発想、ナンセンスだと思いません?

俺は家賃が下がると予言したい訳では無くて、根拠に乏しい曖昧な理由で長期ローンでの住宅購入を正当化するのは危険だと言っているのどぇす。家賃や所得は下がっても、あなたのローン返済額は下がらりませんから〜、残念!...もうちょっと古い?(^^;
4月16日 (MP3)
C1に音楽わんさか入れて持ってきた筈なんだけど、例のウイルスアタックにやられてHDDを交換したもんだからMP3が聴けなくなってしまった(--# HDDケースがあればコピーできると思うけど、そんなの使うこと無いだろうと思って持ってこんやったし。このHDDにもCD30枚分くらいはMP3入ってたけど、前のHDDには120枚は入ってたからチト寂しい感じ。...最近録ったのは入ってないし。

HDDに音楽を保存するようになって、音楽の楽しみ方が変わったと思う。お気に入りのアーティストの曲をアルバムの頭から聴くのもいいんだけど、最近はランダム再生で楽しむことが多くなった。ランダム再生だと聴きこんだ曲も新鮮に感じたりするから不思議。CDやMDのように入れ替えたりする必要も無いし、何か作業しながらBGMとして長時間音楽を聴く事も多くなった。iPodシャッフルなんてランダム再生専用機みたいなもんだもんね、Appleは目の付けどころが鋭いよ。

携帯ディジタルオーディオの世界では、ソニーは出遅れた感が否めない。初代ウォークマン以来、携帯オーディオはソニーの独壇場だった。しかしソニーはHDDプレーヤでは完全にiPodに先行され、最近はその牙城を崩そうと躍起になっている。携帯オーディオ分野でソニーが強かったのは、先駆者であることはもとより製品のクオリティとデザインが優れていたからだと思う。しかしHDDプレーヤではAppleが先駆者であり、また品質もデザインもソニーに勝るとも劣らぬ秀逸さ。ソニーにとってAppleは相当に手ごわい相手だと思う。

ソニーにはMDがあったし、音楽ソフト産業も抱えているから、著作権問題の絡む携帯MP3プレーヤを積極展開しづらかったことは想像できる。しかしマスストレージに大量の音楽を保存して持ち歩くことで生まれる新しい音楽の楽しみ方、これはMDや音楽ソフト産業を抱えていた事とは関係ない。音楽を持ち歩きながら楽しむことなど誰も考えなかった時代に新しい音楽の楽しみ方を発明したソニーも、大企業病に冒され始めているのかも。

4月15日 (連続安打)
とどまるところを知らない日本未発売出前いっちょシリーズ第7弾、「葱爆鮮?王風味」。ハテナのところは難しい漢字で、なんて読むのかどういう意味なのか分からん。"魚"へんに"就"の右っ側の"犬"に似てるつくりの漢字。パッケージから想像すると、イカの意味か?初めての日本の地名がついてない出前いっちょ登場。味はありがちな妙な匂いやくせの無いシーフード味で、ごれが普通にうまいではないの(^^)。

卵麺がなかなか秀逸(ちょっと大げさか、笑)で、普通の麺よりうまかった。普通の麺よりもろいらしくけっこー粉々になってたけど、お湯の中でふやけるのも早くこれまた好印象。粉々といっても、チキンラーメンに比べると麺剛性は高い。スーパーには卵麺シリーズがあと2つ置いてあったから、それも試してみねばなるまい。 ...とりあえず卵麺シリーズで一番無難そうなのを買ったわけで、他のが旨い保証は無いのだけれど(^^);
出前いっちょ 葱爆鮮?王風味
4月14日 (さぁ、じっくり考えよう)
日曜日に書いた日本の住宅の話、友人K山さんは俺と同じ考えをお持ちの様子。さすがインテリジェントボーイのK山さんです、気が合いますねぇ(笑)。久しぶりにK山さんの写真見せてもらいましたけど、昔とぜんぜん変わってませんね。是非とも一度機会をもうけて、一緒に飲みに行きませう。

なんで3時間も掛けて(...そんなに掛けたのかって、笑)あんな話を書いたかというと、このHPを訪れてくれた人にもし家を買おうかと考えている人がいるなら、是非じっくりと考えた上で住宅の購入を決断して欲しいと思ったから。最近、俺の周りで住宅を購入した人が皆、当たり前の如く35年ローンという借金をしているのを見て、俺のような考え方をする人も居るって事を知って欲しかった次第。俺もいつかは家を買いたいんだけど、今ローンで買うのはリスキーすぎて俺の選択肢には無い。家を買うなと言っているのではなくて、ちゃんと考えてから買いましょうと言いたいのです。

結婚して社宅に入り、頭金が貯まったところで住宅購入、このパターンが実に多い。それは高度成長期の必勝パターンでしょ、君たちはそれでも新人類かってね(笑)。結婚しても社宅に入らず、賃貸を渡り歩こうとする俺はかなり変わり者に見えてんだろうな(--; ...K藤くん、もちろんあなたも変わり者の一人ですよ(^^;

この前は書き忘れたけど、重要な家賃正当化のファクターがもう一つあった。それは短い通勤時間から生まれる自由時間。
 家賃 = 家を借りる費用 + リスク回避のための費用 + 1日2時間の自由時間

家を買った人は皆言うんだよね、「相場より安く買えた」とか、「ローンを固定金利にしたから安心」とか、「住宅減税に間に合った」だとか。みんな言うって事は、みんな不動産屋にそう言われてるって事です(笑)。不動産屋さんの話を聞くときは、
 「今回だけ特別に」→「毎度ながらいつものように」
 「あなただけ」→「皆さまに」
 「お安くさせて頂きます」→「騙されて頂きます」
と置き換えると冷静に判断できるカモ(^^;

ある人は、大学時代の友人で不動産関係の仕事をしている人に相談して、「今は低金利だし、このマンションなら買い得だと勧められて買ったから安心」ってな事を言ってた。まぁその物件の値段はさておき、会社までドアトゥドアで2時間、郊外の中央線最寄駅から徒歩20分以上のマンションがお買い得だなんて事があるのだろうか?都心に新築マンションが溢れかえっているこの時代、半額でも売れないんぢゃないの?ローンはまだ30年も残ってるというのに...

K山さんも書いてたけど、長期住宅ローンで儲かってるのは銀行。不良債権化が怖くて積極的に企業投資できない昨今、長期住宅ローンは銀行マンの高い給料を支える重要な柱。でも個人向けのローンが安全だとは思わないけどね、だって担保の住宅価格は急激に下落している訳だし、今後は不良債権化する個人ローンが増えるのは想像に難しくない。全ては実際の土地の価値に対して不釣合いに高価な地価がもたらす弊害だと思う。
4月13日 (初ヒット)
ある特定の限られたごく一部のディープな人(笑)に大好評の日本未発売出前いっちょシリーズ第6弾、「九州猪骨濃湯麺」。読んで字の如し、九州とんこつ味。あまり期待せずに食ったんだけど、これが結構いける。あの普通に食えた味噌ラーメンと互角、いやこっちの方が俺は好きだな。でもとんこつラーメンの王道「うまかラーメン うまかっちゃん」ほどは旨くなかった。とりあえずお気に入りに追加(^^)。そう、スープはマルタイ棒ラーメンと酷似していたな(笑)。
出前いっちょ 九州猪骨濃湯麺
4月12日 (発展途上国)
中国人の反日運動、見てると気分が悪い。民衆の程度が低いというか、野蛮というか。日本の常任理事国入りについて云々いう以前に、中国こそ常任理事国としての資質の無さを国際社会にさらけ出しているではないか。仕事柄外国人と接することが多くて、宗教や政治の話はしないように心掛けているつもり。だけど中国の反日デモでの「日本を原子爆弾で焼き払え」というような暴言を聞くと、人間としての最低限の教育さえも行われていないのかと怒りを感じ、書かずにはいられなかった。

オフィスの近くで火事があった。貧しい人たちのバラック小屋から火が出て、あっという間に全焼。消防車がショボくて、放水車の水量が無いもんだからまさに焼け石に水。消火したというよりは、燃えるものがなくなって消えた感じ。
4月11日 (日本の住宅)
家は買うべきか、借りるべきか。30代半ばという年齢もあってか、俺の周りでも家を買った、あるいは買おうとしている人は多い。俺はいろいろ考えている途中だが、今のところ借りるべきだと思っている。その理由は簡単で、土地の値段に納得が出来ないから。行徳あたりでは駅から徒歩10分以上でも100m2で2500万円は下らない。何でこんなに高いのか?

日本の不動産業界だって曲がりなりにも資本主義経済、その値段でも売れるから2500万円の値がついている筈。それこそバブル期には1億円近かったというから、これでも値はこなれて来たといえるかもしれない。日本に居るとこれが普通で、何の疑問も抱かずに土地や家を買ってしまったかもしれないが、幸か不幸か俺は海外に赴く機会が多く、少なからずあまりに高価な土地の購入には躊躇せざるを得なかった。

江戸時代の日本は、土地の値段はお米の取れる量で決められていた。今と違ってお米が経済の中心だったから当然といえば当然で、米の収穫量"石高"は大名の力を表す指標でもあった。単位広さ当たり米の多く収穫できる肥えた土地には、高い値がついた訳。その土地がどれだけの利益を生み出せるかで値段が決まるという、資本主義の原点のような実にシンプルな仕組み。実は今も世界ではこの考え方が一般的で、利益を生む環境の整った商業地は値が高く、直接利益を生まない住宅地は値段が安いのが一般的。ところが日本の宅地は世界的に見てもスバ抜けて高価、日本の宅地にそんなに価値があるのだろうか?

行徳の2500万円の土地はなぜ売れているかというと、いくつか理由が考えられる。まずバブル時代に1億円という値段に手が出せなかった物件が、一般市民でも無理すれば買える2500万円という価格に割安感を感じて購入しているんじゃないかと思う。バブル時代に土地の購入を考えるというような経験をしていない俺にとっては、2500万円という値段は割高感以外の何でもないんだけど。

二つ目の理由は、日本政府の政策の影響を受けているという事。住宅ローン減税というチャンスに乗り遅れるという焦燥感を煽られて、結構な数の善良な一般市民が超長期ローンという負債を持ってまでマイホーム建設に踏み切っている。この結果、需要と供給が2500万円という高い値段でバランスしているという訳。借金まみれで公共事業という景気刺激策が打てない現在、これ以上に無い景気刺激策だ(^^;。これを考えた人は頭がいいような気もするけど、まぁこんな状態がいつまでも続く筈は無いのだけれど。

三つ目の理由、それは日本人の国民性。国民性といってしまうとちょっち乱暴だけど、買った家を売ろうとしてもなかなか売れず、1年しか住んでいないのに購入価格の6割でしか売れない家や土地なんて、奇特な日本人しか買わんと思う。自分の土地の価格が購入後ほんの数年で何割も下落しても、「儲けるために買ったんじゃないし、みんな一緒だから」と諦める。スーパーで10円をケチっている主婦が、1000万円単位の損失には目をつむる。こんなナンセンスな現象、海外ではなかなか見られません(笑)。そこまでマイホームに憧れを抱く国民性、これが2500万円という値段を支えている一番の理由カモ。

四つ目の理由は、日本の賃貸物件の品質の低さ。持ち家に代えられるような賃貸物件が少なすぎて、マイホームに快適な生活を求めざるをえない。家族4人で快適に暮らせる賃貸物件を探すのは首都圏では難しいし、見つかっても凄く高いと思う。この現実が日本人のマイホームへの憧れを助長し、行徳の猫の額ほどの土地に2500万円出す人が今も後を絶たない(笑)。

五つ目の理由、それは日本人のリスク意識の低さ。長期住宅ローンを組むということは、経済的に大きな負債を背負うこと。この時代、どこに30年にわたって収入を保証してくれる企業があるのか。頼みの担保の住宅・土地は10年で半額に下落、短い人生においてこれほど大きなリスクは他には思い当たらない。

賃貸物件の家賃が勿体無いとか、家賃支払いでマイホームが買えるという話を聞くけど、家賃支払いを住宅ローンに当てたとしてマイホームが自分のものになるのはローン支払いが完了する30年後。その間のリスクを回避できると思うと、賃貸も悪くないと思えてくるじゃないの(笑)。家賃はドブに捨ててる訳ではなくて、
 家賃 = 家を借りる費用 + リスク回避のための費用
と考えると安いくらいに思えてくる。…というのは言いすぎか(^^)。

まだまだ理由はありそうなんだけど、この2500万円という価格が今後も維持されるとは到底思えない。住宅は現在既に供給過剰で、現実に行徳の賃貸物件は空家だらけ。家賃相場の下落を嫌ってか、行徳辺りの賃貸物件の家賃はまだあんまし下がっていない。しかし家主が空家で放っておくよりは、家賃を下げてでも入居させ始めるのは時間の問題。実際に礼金ゼロは既に珍しくなく、敷金ゼロの物件も見かけるようになってきた。

賃貸物件の値段が下がり始めると、無期懲役並(笑)に苦しい35年ローンを組んでまでマイホームを買おうという奇特な日本人は減り始めるだろう。そこにビジネスチャンスを見出す投資家は充実した賃貸物件を開発するようになり、日本人の持ち家離れが加速すると思う。かくして行徳の2500万円の土地は、10年もすれば1000万円でお釣りがくる値段になってたりして。そもそも人口が減少の一途を辿ることは明らかな訳で、10年もすれば買い手よりも売り手が多くなり、1000万円でも売れない状況があっても何の不思議も無い。

よく言われることだけど、確かに家は儲けるために買う訳じゃない。俺は車やバイクの整備ができるガレージ付の家を建てたいし、いい家は人生を楽しくしてくれるのは間違いない。しかし資産価値が毎年大きく下落し続けている中、俺は将来の人生を左右するほどの負債を背負ってまでマイホームを買うほど愚かではない。うちの会社はここ5年で将来が決まると思うけど、もしプラント事業から撤退したら独立してよその会社に雇ってもらわないといけん(笑)。その時に千葉方面に借金まみれの家があったら、憧れのマイホームはお荷物以外の何でもなくなるし(^^;

価値観というのは国によって異なるが、同じ国でも時代によって大きく変わるもの。マイホーム主義はニッポンの20世紀の価値観であり、いくつもの賃貸物件を変わりゆくライフスタイルに応じて住み替えるというのが21世紀の価値観になるのかもしれん。賃貸物件の品質さえ向上すれば、その方が現状でもメリットが大きいと思うし、環境にだってやさしい。

一番難しいのは、20世紀型の嫁さんを納得させること(笑)。しばらく日本で落ち着いて仕事が出来る状況になったら、条件のよい賃貸物件に引っ越すことを考えようかな。
4月10日 (リンスイン)
海外出張には日本で買ったリンスインシャンプーを持っていく事が多い。どうもリンス効果が薄いのか翌朝髪が大爆発な日もあるけど、持ち運びにかさばらないから大抵はリンスインシャンプーを買ってく。でも以前ほど見掛けなくなったよね、リンスインシャンプーって。

シャンプー類は何度が現地調達を試みたんだけど、リンスがぜんぜんサラサラしなかったり、あと匂いのきついのが多くて外国モノはどうも好きになれん。...といいつつも、今回持ってきたのはP&Gのリジョイ(笑)。リジョイはそれほど匂いがキツくないからね。

ホテル近くのモール内のスーパーをパトロールしてて発見、P&G Rejoice。 ...リジョイスって(^^; ホンダフィットがヨーロッパでJazzと名乗るようなもんかな(笑)。グリーンの容器は日本のそれと酷似しているが、問題はにほひ。俺の勘では多分同じだな、こんど無くなったらこっちで買ってみよう。
4月9日 (SP4)
ウイルス対策を万全にしようと、Windows2000 SP4をインストール。ついでにIEも6.0にバージョンアップ。これからも出張の際はスペアHDDとして非常時に備えてもらわにゃならんので、重くてもいいからOSは最新にしておこうと思った次第。

SP4のインストールを無事完了し、再度Windows Updateに接続してびつくり。最新になったと思ったのに、更なるパッチファイルが40もリストされてるし(--#) それぞれの解説を見ると、「外部からのセキュリティホールへの攻撃により、システムに進入されるのを防ぎます」みたいなパッチのオンパレード。

とても付き合ってられんので、今日のところはこれくらいで許してやろう。この前の攻撃に対するパッチはまだあたってないと考えたほうがよさそうだねぇ、Windowsってリコール満載の○菱車みたい。...いや、マイクロソフトは無償パッチファイルを用意してる訳だから、リコール対象の不具合を放置したりユーザから金とって修理してた○菱と一緒にしちゃ失礼だね。
4月8日 (ガソリン)
ガソリン価格が急上昇してるようだけど、ガソリン価格の上昇はここフィリピンでも同じ。フィリピンではガソリンは1リッター約60円と、日本の約半分の値段。日本も税金を除くとこの位の値段だと思ふ。

日本の半額といってもフィリピン人の所得は日本人の1/10にも満たない訳で、彼らにとってガソリンはもともと高価。そこに今回の価格上昇で、ちょっと裕福でバイク通勤なんぞしてる連中は悲鳴をあげている。また元値が安くても価格の値上がり代は日本とほぼ同じで、日本でリッター当り10円上昇するとフィリピンでも10円上昇する。

日本人の感覚で例えるなら、もともとリッター1,000円だったガソリンが、ここ2、3ヶ月の間に200円上昇してリッター当り1,200円くらいになったようなもん。...そりゃ悲鳴をあげるわな、納得。

日本未発売シリーズ第5弾、「出前いっちょ カリィ」。 ...変換しても、漢字出てこないとです(--; ちなみに「カリィ」の「カ」は「くちへん」に「加」という漢字、「リィ」は「くちへん」に「がんだれ」の下に「里」という漢字。かなり期待して食べたんだけど、これまたイマイチ。もう少しカレーのネチっこさが欲しかったな、これならカップヌードルのカレーの方が断然うまい。...これは絶対にイケると思ったんだけどなぁ。
出前いっちょ カリィ
4月7日 (昭和の美学)
世の中に、自分の愛車をHPで公開しているウェブマスターは多い。ヒマな時にそういうロドスタサイトを渡り歩くことがあるんだけど、とにかくごちゃごちゃしててイマイチなのが多い。まぁカッコ良さの90%くらいは個人の趣味によるものだから、それについて文句をいうつもりはありません。だけど機能性やバランスは二の次で、とにかくパーツを交換するコトに生きがいを感じている人が多いよーな気がしてならない。

下手なアフターパーツよりノーマルの方が出来が良かったり機能的に優れている事は珍しくなく、ノーマルパーツの機能やつくりを十分理解した上で必要と思うパーツを交換していく所にメンテやチューンの面白さがあると思ふ。何でもかんでも手当たり次第にパーツを交換していくと、チューンアップじゃなくてディチューンになっちゃう可能性も高いわけで...

よくあるのが愛車のロドスタの変遷を紹介しているHP、これがまた面白いというか空しいというか(^^; どう見てもスタート時のノーマルが一番カッコよくて、だんだんとかっこ悪くなっていく過程が詳細に紹介されていたりして。...俺の趣味(昭和の美学、笑)は平成の世では通用しないのか?今日もその典型のようなHPに出会ったんだけど、リンクを張るのは止めとこ。

今から13年前、福岡の南海部品でバンディットを停めてた時、「ツボを押さえてイジってありますねぇ、カッコいいです」と言われたことがあった。あと10年程前、今は無き世田谷のM2で「渋いロードスターですねぇ」と、ロドスタ乗りに言われたことがあった。見ず知らずの人に愛車を誉められたのは過去この2回だけ、これが多いのか少ないのかはよく分からん。...皆さんは他人から愛車を誉められたことってあります?
4月6日 (フィリピンでの食生活)
いつまで続くか日本未発売シリーズ第4弾、今回はかなり怪しい「神戸照焼牛肉湯麺」。照り焼き牛肉って神戸の名物だったっけ?まぁ食えなくは無かったけど、あんまし美味いもんじゃないな。昨日のチキンにんにくラーメンといい勝負。今日のも神戸に失礼だと思ふので、この場を借りて遺憾の意を表しておこう。まことに残念ですが、もう二度と買うことは無いでしょう、なぁ〜む〜。

神戸照焼牛肉湯麺
それにしてもこんなもんばっか食ってて体は大丈夫なんだろうかとご心配頂いた皆様、栄養は足りてなさそうですがナッツをつまみにビール飲んでちゃんとカロリーは取ってますからご心配なく(i-i)。確かにちょっと顔が痩せたような気がしなくは無いが、おなかの脂肪はじぇんじぇん変化無なし。最近は太るのはお腹からで、痩せるのは顔から。...逆になって欲しいぞ。

朝飯はホテルのバッフェを利用してるんだけど、そこのお粥がお腹にやさしくてお気に入り。俺にとって問題なのは晩飯よりも昼飯。日本人もみんなフィリピーノと一緒に事務所のカフェテリアで食ってんだけど、これがマズいのなんの。フィリピン郷土料理、それも貧乏スペシャル。肉の代わりにレバーとかてんこもりで、臭くて食えん。うまくないスチームライスをソーセージ1本で食ったりして、見た感じは食事というよりエサ。どーにかしてくれ〜。
4月5日 (チキンにんにく)
日本未発売シリーズ第3弾は、ちょっと怪しい「札幌香蒜照焼鶏湯麺」。味は「どこが札幌やねん」という、美味いのかどうか良くわからん味。まぁ食えなくは無かったけど、ニンニクの香りが強くて俺のあんまり好きな味ではなかった。こんな味じゃ札幌に失礼だと思ふので、この場を借りて遺憾の意を表させてもらおう。

英語の解説を見ると「照り焼きチキンにんにく風味ラーメン」、行徳の売れないラーメン屋で出てきそうなラーメンだ。まぁ今日のは食えたけど、明日はさらにヤバそうな茶色い袋がスタンバってたりもする...(^^;

4月4日 (高校野球)
今日は休みということで、NHK衛星放送で高校野球を観戦。不思議なもんで、いつもと同じホテルの部屋なのに実家の居間のような雰囲気を感じた。懐かしい音楽を聴くと当時の情景を思い出すのと同じかな。俺がよく高校野球を見てたのが中学生頃までで、たいてい実家の居間でソファに寝転がって観てたからだろう。

...今年のセンバツは四国勢が早く敗退してしまったから、今ひとつ応援に力が入らん。
4月3日 (出前いっちょ その2)
公約にお応えして、今日の晩飯は日本未発売シリーズ第2弾「北海道麺鼓湯麺」。「鼓」って字を使ってるけど、実際は左上の"土"みたいなのが無くて、豆へん(そんなのあるのか?)に支と書く字。クソMS_IMEで出てこなかったから、常用漢字じゃないと思われる。パッケージを見る限り味噌ラーメンと思われるが、"麺鼓"って味噌のことなのか?

昨日の反省を活かし、今日はちょっち濃い目に調理。食べてみるとやっぱり味噌ラーメンだった。これがなかなかおいしくて、インスタントといえどやっぱラーメンは北海道であることを再認識。...そうだねぇ、味を例えるなら「サッポロ一番味噌ラーメン」かな(笑)。俺が空腹であったことを考慮しても、王者サッポロ一番と十分互角に勝負できる味だったことを付け加えておこう。
出前一丁 北海道麺鼓湯麺
4月2日 (出前いっちょ)
今セブ出張でホテルに泊まってて同じ時間に帰る人が居ないので、晩飯を外に食いに出掛けるのが面倒でインスタントラーメンで済ませちゃう事が多い。日本からチキンラーメン持ってきたけど、そのうち無くなるから近所のモールに食料を仕入れに行ってきた。そしたらチキンラーメンも売ってるし、出前一丁まであるではないの。それも日本で見たことない怪しい出前一丁が(^^; 10種類以上あったんだけど、「牛肉なんとか麺」とか「豚ほにゃらら麺」とか、とてもチャレンジングな名前にちょっと困惑。

そんでもって今日食べてみたのがコレ↓、「出前一丁 東京紫菜醤油湯麺」。なんてったって東京ですよ、東京。中国の街"トンキン"ではありません。...ところで紫菜って何、海苔のことかな?肝心の味は普通の醤油ラーメンで、特別うまくもまずくも無かった。ちょっとお湯を沸かしすぎて味が薄くなっちゃったから、水の量を適量で作ればもっと美味かったカモ。明日の晩飯も出前一丁日本シリーズで行く予定(笑)。
出前一丁 東京紫菜醤油湯麺
4月1日 (地震)
今日フィリピンで地震があった。あまり大きな揺れじゃなかったから、タイで起こった地震がココまで伝わってきたのカモ。ゆっくりとした横揺れを感じたんだけど、大きく揺れだすんじゃないかとちょっち怖かった。なにせ地震のほとんど無い地域だから、建物の耐震性は非常に低い。今勤務してるオフィスも宿泊先のマリオットも、震度6なんかが襲ってきた日にゃ跡形も無く木っ端微塵に崩壊すること間違い無し。