Snowpeak ギガパワーランタン天 / GL-100A
長らくメインランタンとしてPeak-1のガソリンランタン、サブランタンとしてキャンピングガスのガスランタンを使ってきた。キャンピングガスのガスカートリッジが入手し辛くなってきてからは、Tカートリッジ仕様のEPIランタンオートLFA-II(L-2004)を買ってサブランタンとして使ってきた。息子が大きくなり家族でキャンプに行くようになるとガスランタンがもう1つあればと思うようになってきた。

いろいろとガスランタンを物色した結果、コンパクトで明るいと評判のスノーピーク天が使ってみたくなり購入。店頭で実物を手にして、その作りの良さが決め手になった。プロイソ缶(冬季用ガス)を使わないと明るくないようだけど、それは他メーカ製のランタンも大体同じだと思う。
Snowpeakギガパワーランタン天

天は確かに小さい。今まで小さいと思ってたColemanのPeak-1ガスランタン(3462)が大きく感じる。ケースが非常にコンパクトなのもいいね、ヘタなストーブよりも小さい。コンパクトランタンは収納性が一番大事なので、ケースが大きいと意味がない。さすがはスノーピーク、分かってるなって感じ。
GL-100A

ワイヤー式の光量調整用バルブのハンドルは軽量コンパクト化に一役買っている。よくケースに収納するときにハンドルをオープンポジションにしないといけないのが欠点として評されてるけど、愛機はクローズポジションでハンドルが水平になるので問題なく収納可能。もしかしてアタリ?(^^)
ワイヤーハンドル

火屋を外した図。天はクリアグローブ(火屋)が標準装備。だけど個人的にはフロストグローブの方が好きなので、そのうちオプションのグローブを買って交換するつもり。テーブルランタンとして使うのでやわらかい光の方がいい。
スノーピークギガパワー天

オートイグナイタの点火性はあまり良くない。2回に1回はマントル下の遮熱板との間でスパークしたりして、なかなか点火しない。そこで電極と遮熱板との間隔を広げて異常スパークを減らし、電極を曲げてマントル近くにスパークが飛ぶようにチューンナップ。これで点火性はかなり改善されたけど、それでも数回打たないとうまく点火しない。この辺は改善の余地あり。昔のように男らしいイグナイタ無しがあれば、そっちを買ったと思う。
イグナイタ加工

噂どおり確かに天は明るい。勇ましくゴーゴーと燃えて、ストーブとしても使えちゃうんじゃないかって勢い。120Wを謳う中型のEPIランタンオートLFA-IIよりも明るくて、個人的には十分メインランタンとして使えるレベル。焼肉やバーベキューをやるには物足りないけど、ソロキャンプならこれで十分。ランタンの明るさ比較のページはこちら

snow peak Gigapower Lantern 天 (GL-100A)
Premium Gas (snow peak ProIso、液化プロパン・液化イソブタン混合)


最後まで天と迷ったのがプリムスの2245ランタン。40年近く基本設計が変わっていないと言うだけあって、機能美を感じさせる完成されたデザイン。しりすぼみなグローブ形状も理想的で、影が出来にくく下方も明るく照らしてくれそう。ブタンガス(夏季用)缶でも結構明るいらしいので、プロイソ缶を使えば相当明るいんぢゃないかと妄想。足を運んだアウトドアショップには置いて無かったんだけど、2245もそのうち買ってしまいそう(^^;
金缶

20年前の北海道ツーリングの時にこういうガスランタンがあれば良かったんだけど、あっても貧乏学生には買えなかったか... (^^;

<主な仕様>
サイズ: φ57×95o
材質: ステンレス、アルミ、ブラス、耐熱ガラス
収納サイズ: 62×65×103o
重量: 135g
出力: 80W相当
ガス消費量: 35g/h