Camping gas LUMOGAZ (N206)
1992年に購入したおフランス製のガスランタン、キャンピングガス ルモガスN206。本体にはLumogazとプリントされてるけど、日本ではレジャーランプという商品名だったと思う。当時カートリッジ式のガスとしてはキャンピングガスがデファクトスタンダードといえる状況で、ホームセンターで最も入手し易いのがキャンピングガスのカートリッジだった。

ガスランタンのことがルモと呼ばれていたくらい、当時最も売れていたガスランタン。もちろんコールマンが代理店となる前の話で、当時の販売元は東邦キャンピングガス。
Camping gas LUMOGAZ (N206)

ルモガスの方がガソリンランタンのPeak1よりも一回り大きい。個人的にはルモガスが大きいというよりも、Peak1が一回り小さいと感じる。ルモガスは北海道バイクツーリング用に買ったんだけど、当時は大きくて嵩張るとは感じなかった。懐中電灯より明るくてランタイムも十分だったので、電気の無いキャンプサイトで明かりが得られることに十分満足できた。当時も既にコンパクトなランタンがあったのかもしれないけど、ホームセンターでガスが入手できるこのランタンとPeak1ガソリンランタン以外は選択肢に入ってなかった。
Peak1 Model 229との比較

オリジナルのフロストグローブ。ロゴは「Camping gaz」表記。初めて使ったこのランタンがフロストグローブでやわらかい光を放っていたから、フロストグローブが好きになったのかも。グローブはEPIのランタンオートとほぼ同じサイズだけど、開口部の口径が違ってて互換性は無かった。
ルモガスのフロストグローブ

キャンピングガスの純正マントルはめっきり見掛けなくなったので、最近はSOTOのマントルを使用中。明るさは純正品と変わらないと思う。作りはきわめてシンプルで、余計な飾りらしきものは一切無し。これぞシンプルイズベストという作り。金属パーツはメッキだと思うけど、さびは発生していない。
Camping gas LUMOGAZ

スペックによると出力は80W。ブタンガス100%にしては十分に明るく、燃焼音も手持ちのランタンの中で一番静か。発する熱も他のガスランタンより明らかに少ない。この200gのカートリッジ1本でキャンプ2夜はこなしてたから、かなりの少燃費仕様といえる。出力の調整は可能なんだけど、かなり慎重なバルブ操作が求められる。ランタンの明るさ比較のページはこちら
キャンピングガス ルモガス N206
Camping gas LUMOGAZ (N206)
Regular Gas (Camping Gaz CT200、液化ブタン)


燃料は旧式のガスカートリッジ(CV-200)。10年位前まではどこでも見かけてた青い缶だけど、最近はめっきり見かけなくなった。既にCV200は絶版で、コールマンが互換性のあるバルブ内臓タイプ(CT-200)を細々と販売中。ただCT-200は現在フランスからの輸入販売らしく、以前300円程度で買えたカートリッジが今はおよそ500円。ホームセンターではキャンピンググッズ売り場よりも、トーチ売り場に置かれていることの方が多い。

ランタンにガスカートリッジをセットする際に本体側のピンがカートリッジに穴を開けるようになってて、一度本体にセットしたらガスを使い切るまで外せないという実に漢な仕様(笑)。CT-200は簡易バルブを内蔵しているようだけど、途中でガスを外してみたことは無い。収納性が悪くてかさばるのと、他の機材とガスを共用出来ないのが×。当然ながら、他社製のTタイプカートリッジとの互換性はなし。
キャンピングガスCT-200

ランタンに付属する専用のハードケース。ガスカートリッジは取り外しできないので、当然ながらカートリッジは取り付けたままで収納可能。スチールロッド製のハンガーは実用性が高くて使い易い。ケースもブルーで統一されていてお洒落、さすがはおフランス。
キャンピングガスレジャーランプ

最近近所のホームセンターでCT-200ガスカートリッジをゲットしたので、次のキャンプでは久しぶりにルモガスを実戦投入の予定(^^)