じょうたが8ヶ月の頃、母乳から少しずつミルクに慣らしはじめた時にこのサインを私は使い始めました。単純に、ミルクをあげる度にこのサインを使っていると、やはりひと月くらい後で彼も使いはじめました。

朝、彼が起きてくると抱っこしてキッチンへ連れて行き、ミルクを温めます。その時に{ミルク}{ミルク}とサインします。余程お腹が空いているのかと始めは思ったのですが、これは単なる彼のコメントであったようです。スーパーで牛乳のパッケージを見ても同じようにサインして教えてくれます。

でも食事の間にミルクを飲みたいときにはちゃんとサインで教えてくれるので助かります。
このサインは母乳にも牛乳にも使えます。A.S.L.でも日本手話でも母乳と牛乳を区別する表現はむろんありますが、ベビーサインとしてはこれひとつでも十分でしょう。もし特に区別したい理由があるならば、{お母さん}{ミルク}と続けることができます。じょうたの場合は彼がかってにつくった{母乳}のサインがあり、口を開いて犬のようにはあはあと息を出し入れします。
ミルク
milk
6ヶ月から9ヶ月頃の赤ちゃんに教える時は、この3つのサインから始めるのがお薦めです。{もっと}{ミルク}{おしまい}です。もっと大きな赤ちゃんの場合はこの3つにこだわらず、自由に選んでください。
初めて教えるベビーサイン
次のページへ
トップページへ