じょうたが10ヶ月の頃、食事のときに教え始めました。彼は味噌汁に入っている大根が大好き。もっと頂戴と目で催促しているときに「もっと大根食べる?」と聞きながらこのサインを見せました。何回かすると、私のサインが面白かったのか、にっこり楽しそうにサインを見つめました。ひと月くらい後で自分からするようになりました。

こうして食事中に覚えた「もっとちょうだい」のサインが、本をもっと読んでとか、ボールでもっと遊ぼうとのリクエストにもなりました。さらにそれから意味が広がって、何か始めて欲しいときや助けて欲しいときにもこのサインを使うようになりました。後で{ヘルプ・お願い}を覚えてからは彼なりに区別して使うようになっています。
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6ヶ月から9ヶ月頃の赤ちゃんに教える時は、この3つのサインから始めるのがお薦めです。{もっと}{ミルク}{おしまい}です。もっと大きな赤ちゃんの場合はこの3つにこだわらず、自由に選んでください。
このサインはベビーサインの中でもポピュラーなもので、多くの家族が早くから教えています。A.S. L.の場合は比較的簡単で、赤ちゃんによって指の形などにバリエーションがありますが、問題なくできるサインです。日本手話の場合はそのままでは赤ちゃんには難しいので、簡略化するのをお薦めします。
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初めて教えるベビーサイン