「東武鉄道 8000系」 

 

 

 

 

 当時はさび止め塗装などといわれて、自分も地元としてどうにかならないものかと思っていた色であったが、いざ全滅してしまい見かけなくなると妙に懐かしい色であったりするから、色覚というのは本当に不思議なものだ。自分にとって通勤車両というのは大量輸送に撤した、あまり食指の沸くものではないのであるが、長編成で駆け抜けたこんな車両達が、地方に譲渡され短い編成で地道に活動する姿を見ると、やはり懐かしさが込み上げてきて、昔の面影を探し求めてみたりする。ふとついでのつもりで撮った写真が、時代の流れとともにだんだん輝いてきたりする、これだから写真は面白い。

 

 

 

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