GOOD-BY 169系 

 

 

 

 2013年4月28日、私はしなの鉄道へ169系を撮りに向かっていた。リバイバル塗装を撮りに行くのは今回が初めてになる。今まで何故行かなかったかというと、やはり3連という短さにあった。私の中のイメージでは、L特急の補間として疾走する9連〜12連の姿。どうにも3連は心が萎えた。6連でさえも短く感じるが、それは贅沢というもの。こいつを逃すともう撮りたくても撮れなくなるのだ。デカ目じゃないだの言っている場合じゃない。

 前日、会社の同僚からカワセミの撮影に誘われ石神井公園に向かった。実家によって骨折してしまった母の愚痴を聞いて帰ってきたら21:00。明日が怪しくなってきた。29日は渋滞もあるしとても出る気がしないだろう。そう思って横になったら奇跡的に1:00に目が覚めた。「行こう!」昨日のカワセミのおかげで、機材は準備万端車にある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 出がけに少し撮影地を調べたのであるが、どうも検索が下手なのか、参考になるようなカットが見つからない。軽井沢から自力でロケハンして探すことにする。一般道で寄居〜下仁田経由で明け方に軽井沢に入る。駅前の草軽電気のデキを横目に線路沿いを北西に。全線に渡って張ってあるタイガーロープがうらめしい。少々枝が邪魔で正面がちだが、光線の良い斜面からの撮影を1発目と決めるが、3時間以上時間がある。ロケハンをしておきたいところだが、狭い場所ゆえうっかりしているととられてしまいそうだ。仮眠しつつここで時間を潰す。

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 今回はアップで全て撮りたかった。正面がちではあったが、とりあえず無難に押さえて移動開始。

 

 

 

 

 

 

 

 

 返しは後うち順光のため、移動に重点を置いて屋代を目指す。しかし、来たからには撮りたくなってしまう私のこと。上田の手前で時間が近くになったので、ロケハンしてみると、新幹線の併走区間がある。「並んだらいいな。」そんな期待は、あっさり潰えて終了。その後、よせばいいのに古本屋に寄ったりしたから、屋代どころか西上田でギリギリの状態。付近で撮影地を探すが、またまたタイガーロープに阻まれなかなかポイントを決められない。

 

 

 

 

 

 

MENUへ  次へ