VOCA
5年生の12月、VOCAを1ヶ月ほどお借りしました。
「テック/スピーク32」、32個の音声を入れられます。
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今まで、なぜVOCAを使わなかったか。 | |
今までVOCAを使おうと思ったことはありません。 なぜかというと、悠くんは聴覚過敏があり、音声を怖がったからです。声をかけると混 乱するということがあり、出来るだけ音声をシャットアウトしてきました。 ところが、5年生になってから、言葉をかけても混乱する様子がなくなり、音声を怖が らなくなりました。 ですから、そろそろ使ってみてもいいかな・・・と思います(^^ゞ |
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悠くんに果たしてVOCAが必要か。 | |
今、悠くんは、カードでコミュニケーションが取れています。 そこにわざわざVOCAを使うことでいったい何が変わるのか・・・ 悠くんにとっては、今までの手段に別の面倒な手段が加わることになりますから・・・ 全くの第3者にアピールするのには音声の方が効果があるだろうと思います。 例えば、お店で買い物をする時、集団の中で主張したい時などは音声の方が伝わ りやすいです。 でも、今通っている学校の担任の先生や、家庭の中で家族に対しては、特に必要 性を感じません。 (家の中で悠くんが離れた所の人を呼ぶのには、介護用のブザーを使っています) |
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VOCAに何を期待しているか | |
今はまだ、動詞や動作をカードに置き換えることが出来ていません。 VOCAを使うことで、動詞や動作のカードがインプット出来ないかと考えています。 |
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どんな場面設定にするのか | |
今、悠くんは要求などを確実に伝えにきてくれます。 別にVOCAがなくても本人には不自由はないです。 その状態で、どうやって使ってもらうか・・・・ どんな場面で、どんな言葉をVOCAに入れるか・・・ とりあえず、今、身振りで少し出来ている「ちょうだい」をカードに置き換えようと思い ます。 「ちょうだい」が沢山出るのは食事の場面です。 椅子に座った状態ですので、VOCAがあれば便利だと思ってくれるかもしれません ので、食事の場面で使いたいと思います。 |
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どんな言葉を入れるか・・・ | |
食事の場面で悠くんから要求が出るだろう言葉を入れてみました。 1段目→「お母さん」「お父さん」「お祖母ちゃん」「菜ちゃん」 「ちょうだい」「いらない」「いいよ」「ダメ」 2段目→「お茶」「おやつ」「食事」「減らしてください」 「ごちそうさま」「空っぽのご褒美」「パン」「ありますか?」 3段目→「ゆで卵」「目玉焼き」「田作り」「ふじっこ」 「ワカメ」「ごはんですよ」「ジャム」「バター」 4段目→「ご飯」「プチダノン」「ヨーグルト」「こんぺいとう」 「ペッツ」「アメ」「トイレ」「行きます」 |
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この写真を入れたシートを用意するのに、時間がかかってしまいました(^^ゞ |
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VOCA、到着(#^.^#) 2002.12.19(金) | |
VOCAが届きました。 音声はまだ入れ替えていませんので、届いたときに入っていたままです。 とりあえず、悠くんに見えるところで鳴らしてみました・・・が、無視(^^ゞ 新たに家に出現した変なものには興味がないようです。 |
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悠くん用の音声を入れました 2002.12.22(日) | |
見たことのある写真が並んでいるからでしょうか・・・ とりあえず、全部押してみていました。 全部押してみて、納得したのでしょうか・・・さっと奥へ押しやってしまいました。 「何かなぁ・・・。・・・ふーーーん、ナンだ、もういいや」というように見えました(^^ゞ テーブルの上に置いておくと・・・時々やってきては押して遊んでいます。 電源をオフにしていたのですが、あっという間にオンにする方法を見つけたようです。 音量も適当に変えながら遊んでいます。 ・・・完全におもちゃ状態ですね(^^ゞ |
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食事場面 第1日目 2002.12.23(月) | |
次々といろいろなボタンを押して遊んでいました。 VOCAの意味が解らないよう・・・ 押すものという事は解っていますが、何のために使うのかということが解らないよう です。とにかく、押しまくっていました。 食事の終わりの方になって、やっと、適当に押さなくなり、空っぽのご褒美のペッツ の確認に使い始めました。 悠くん VOCAの『ペッツ』を押す。 サリー 「ペッツ、何?(何のマカトン)」 悠くん VOCAの『空っぽのご褒美』を押す。 サリー 「空っぽのご褒美、何?(何のマカトン)」 悠くん 「ちょうだい」の身振り サリー 「うん(うなずく)、空っぽのご褒美、あるよ」 というやり取りが何度も繰り返されることになりました・・・ 一応は、VOCAが何をするものかということは解ったようです(^^ゞ 自主的に「ちょうだい」を押すというところまでは行きませんでした。 本人にとってはちょうだいの身振りの方が早いし便利なようです。 「ちょうだい」をボタンに入れているので、食べ物を押した後に「ちょうだい」を 押すように指でそのボタンを示すと、悠くんはうんうんとうなずきました。 サリーがシンボルを指差して「ちょうだいなの?」ときいたので、「うん」とうなずいたと いう感じです・・・(^^ゞ |
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第2日目 2002.12.24(火) | |
午前 |
朝食から、VOCAを使ってみました。 朝はパパがいました。 「お父さん」「お父さん」「お父さん」と「お父さん」を押しまくり・・・(--;) 「お父さん」と押すと、パパが反応してくれるのが嬉しいようです。 その後、テーブルに置いておくと、自分でスイッチを入れて、押し始めました。 「菜ちゃん」「お祖母ちゃん」「お父さん」を何度も確認してきました。 昨日と違い、ちゃんとサリーの顔を見ながら押し、返答が来るのを待っています。 悠くん サリーの方を見ながら、「菜ちゃん」を押す。 サリー 「菜ちゃんは学校ね」(菜ちゃんのスケジュールを示して)と伝える。 悠くん サリーを見ながら「お祖母ちゃん」と押す。 サリー 「お祖母ちゃん、今日は来ないね」(お祖母ちゃんのスケジュールを示し て)と伝える。 悠くん サリーを見ながら、「お父さん」を押す。 サリー パパのスケジュールを示して「パパはお出かけ、でも、帰ってくるよ」と 伝える。 悠くん サリーの顔を見ながら「お母さん」を押す。 サリー 「ママはここ」と自分を指差して伝える。 というような、確認を何度もしてきました。 返事をしてもらえるのが嬉しいのでしょうか。 やり取りの途中、悠くん、「トイレ」と押してトイレに走っていきました。 サリーがすぐに「いきます」を押してねと「いきます」を押しましたが・・・ 悠くんはトイレに行ってしまったので、伝わりませんでした(^^ゞ 今まで使っていない言葉を使わせるのは、至難の業でしょうか・・・ ・・・前途多難(--;) 人物の確認の後は、お昼ご飯の要求と確認をし始めました。 悠くん 「食事」と押す。 サリー 「ご飯は、ここ」とスケジュールを示す。 悠くん 「バター」を押す。 サリー 「パター、何?(マカトン)」 悠くん 「食事」を押す。 サリー 「じゃあ、お昼ご飯は、パンにバターにしようね」 悠くん 「ジャム」「バター」「パン」を何回か押す。 サリー 「わかった。お昼はパンにバターとジャムにしようね」 悠くん 「食事」を押しながら「待つ」のマカトン サリー 「うんそう。まだね」と待つのマカトン こういったやり取りが数回繰り返されました。 このやり取り、悠くんに伝えているサリーの言葉は伝わっていません。 悠くんは、サリーの身振りや表情などを見ながら、状況判断をしています。 悠くんの気持は・・・「早くお昼を食べたい、バターとジャムをつけたパンを食べたい、 でもまだだから待たなきゃいけない・・・でも早く食べたい」というような感じです。 なぜそう思うかというと、その時その時の悠くんの表情がそう伝えてくれています。 早く食べたい気持が、確認をしてきています。 しばらく繰り返して、しなくなりました。 気持ちが落ち着いたのでしょう・・・ |
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午後 |
昼食の時。 食後の「空っぽのご褒美」に食べるものを押し続けています。 「ペッツ」「ペッツ」「ペッツ」と・・・ その都度、「うん、空っぽのご褒美にペッツね」と答えているのですが・・・ 時々、「プチダノン」と押し、「プチダノンにするの?」と聞くと「要りません」と押します。 しばらく続けているうちに・・・ 悠くん 「プチダノン」と押す サリー 「プチダノン?」 悠くん 「ちょうだい」と押す サリー 「ペッツは?」 悠くん 「要りません」と押す に、変わってきました。 「空っぽのご褒美」を「ペッツ」から「プチダノン」に変更したようです(^^ゞ その後は「プチダノン」「プチダノン」と立て続けに押しまくっています。 その都度「あるよ」と返事してはいるのですが・・・ もうすでに、数十回・・・(--;) 時々、「ペッツ」「要りません」が入ります。 もしかして、「確認」を強化しているだけかも・・・・・と心配になります なんだか・・・食べることの邪魔になっているような気がしますが(^^ゞ VOCAを押している時の悠くんの表情ですが・・・ 相手の顔を見ながら、反応を期待して、待っています。 解っていて押しているというのがしっかりわかります。 何度も反応してくれるのが嬉しいのでしょう・・・一通りやり取りが続くと、すっかりご機 嫌の笑顔になります。 夕方は、パパに向かって、何度も「お父さん」を押して、「はい」と返事をしてくれるのを 楽しんでいました。 なのに、なぜか「お母さん」は10回に1回程度と、とっても少なかったです・・・(;;) 他にもいろいろ・・・ 「トイレ」と押したので、「トイレ行くの?」と聞いてみると、指で×を作り、その後「要りま せん」と押していました。 これを何度繰り返したか・・・ 別にトイレに行きたくはないけど、押してみた・・・という感じでした。 もちろん、本当にトイレに行きたいときにも、押してくれたのですが、「押してみた」回数 の方がだんぜん多いです。 大人を思い通りに反応させるスイッチを見つけたというところでしょうか・・・・・(^^ゞ |
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第3日目 2002.12.25(水) | |
さすがに3日目となると、使い方が落ち着いて、ぽんぽんと押しまくるということはなくな りました。 悠くんが押すのは、「お父さん」「お母さん」「菜ちゃん」「お祖母ちゃん」などの人物、 「トイレ」、空っぽのご褒美のお菓子類、飲み物や食べ物類です。 だいたい、入れてあるものは悠くんが使ってくれています。 「ちょうだい」や「要りません」や「行きます」は理解していますので使ってくれますが、 使わないものは、「いいよ」「ダメ」「ありますか?」という言葉です。 これは、まだカードに置き換える事が出来ていないものですが、すでにカードなどで使 えていないもの、意味を理解できていないものは、やっぱり使わないようです。 「トイレに行く」とか「行かない」を押して伝えてくれるので、「行かない」という言葉を入 れる必要がありそうです。 ですから、全く使う可能性のない「ありますか?」というボタンを「行きません」に変える ことにしました。 今日も、昨日ほどではないですが、空っぽのご褒美の「ペッツ」の確認と、「トイレ」や 「お父さん」を押して、反応を楽しんでいました。 VOCAを横に置いておいても、お茶の要求の時には・・・サリーの肩をトントンとしに来 てから、コップを示しました。VOCAを押してと促すと・・・ちょっと混乱しました。(^^ゞ いつもの手段の方が慣れていますから、仕方がないですね。 |
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第4日目 2002.12.26(木) | |
悠くん、VOCAを使うことで大人の反応がとても良いということは気が付いています。 ただ、音声を聞き取れない悠くんには音声のフィードバックは出来ていないはずです。 その状態で、音声の効果はわからないだろうと思います。 その音声が人を動かしているというより、そのスイッチを押すと人が動くという理解に なっているのではないかと思います。 食事の場面で使っていますが、これでいいのかどうか・・・という疑問が出てきました。 今までの手段でさっと要求を出す悠くんに、サリーがわざわざ「VOCAを押してね」と 促している状態です。 例えば、「お茶ちょうだい」と言う場面 悠くん サリーのところに来て、肩をトントン。 サリー 「何?(マカトン)」 悠くん テーブルに戻って、コップを指差す。 サリー VOCAを指差して、「それで伝えてね」と声をかける。 悠くん 「お茶」を押す。 サリー 「ちょうだいは?」 悠くん 両手でちょうだいの身振りをする サリー VOCAを指差して「それで伝えてね」 悠くん 「ちょうだい」を押す こんな状態です(^^ゞ すでに要求をきちんと伝えてくれているのにわざわざ「VOCAを使ってね」と指示をして いるわけです。 もちろん、そのサリーの指示も理解しますので、VOCAをわざわざ押してくれているの ですが、これでいいのでしょうか・・・ すでに要求がぽんぽん出ていてやり取りが出来ている場面にVOCAを入れる必要は ないのではないでしょうか・・・・ うーーーん、VOCAを入れる場面設定を間違えているかもしれません。 しかし・・・どんな場面でということが、今は思いつきません。 VOCAはお借りしているだけですので期限があります。 場面をどうすればいいのかわからないので、このまま続けることにします。 2レベルのVOCAですので、食事場面だけでなく、もう1場面、おやつの場面にも使うこ とにします。 その、おやつ用のシートを用意しました。 ![]() 入れてある食べ物が違うだけです・・・(^^ゞ |
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第11日目 2003.01.02(木) | |
『お母さん』と押すのに、「ハイ」と振り向くと、悠くんが私を見ながら手を上げて「あっ」。 ・・・(^^ゞ 「はーい」と手を挙げて欲しいようです。 そういえば、パパはいちいち「はーい」と手を挙げていました。 まさにおもちゃですね・・・・・・・・ 今日は、昼食の場面をビデオを撮ってみました。 1月9日と10日のスイミングの確認がすごく出ています。 「ちょうだい」は促さないと押してくれません。 先に押しても、後から「ちょうだい」の身振りをしていました(^^ゞ VOCAは要求よりも、空っぽのご褒美の確認に使っています。 「ペッツ」「アメ」「コンペイトウ」などを押しまくっています。 要求は、指差しとちょうだいの身振りをさっと出しますので、その後からサリーが、「VO CAを押してね」と促がすという状態です。 悠くん、食事に時間がかかりますので、途中で「減らしてください」をするかどうかを確 認してみると、食べるということでしたので、そのまま見ていると、しばらくして、やっぱ り減らして欲しくなったのか、「減らしてください」を自分から押してくれました。 やり取りのほとんどが身振りや指差しで行われている中で、一部分の言葉だけがVO CAに入っている・・・そんな感じです。 (悠くんとの身振りと指差しのやり取りは「悠くん日記」の1月2日を見てくださいませ) |
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第12日目 2003.01.03(金) | |
今日は、食べ物の要求に使っています。 でも、「ちょうだい」は身振りの早いみたいで、やっぱり促がさないと押しません。 確認にも使っています。 要求したものがもらえないとわかると、「要りません」と押していました。 VOCAを使っていないときは、「ない」と伝えると、悠くんは即座に「×」の身振りをして いたのですが、それがサリーに「ダメ」と言われる前に自分から要求を取り下げた「要り ません」の意味でした。 悠くん 「ふじっこ(塩こぶ)」と押す サリー 「ふじっこは、ない(マカトン)」 悠くん 「要りません」 それをVOCAで自主的に使うとは思いませんでしたけど・・・ おやつの時に、VOCAのシートを変えるのを忘れていました。 食事用のシートのままだったので、悠くんが、VOCAを指差して「あっあっ」とおやつ用 のシートに入れ替えるように訴えてきました(^^ゞ なんだか・・・悠くんの生活になじんできたという感じです。 借りてるだけなんですけど・・・・・ もしかして、VOCAがなくなったら怒るかも・・・・(^^ゞ |
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![]() | 第13日目 2003.01.04(土) | |
昨日、3日にちょっとしたトラブルがあり、、『空っぽのご褒美×』にしました。 今日は、確認はそれほど出ません。 VOCAで「ペッツ」と押して、サリーに「なし」と言われると、即座に「要りません」を押し ていました(^^ゞ それ以外は、要求したい食べ物を押しています。 「ちょうだい」は・・・やっぱりまだ身振りです。 |
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第14日目 2003.01.05(日) | |
今日は・・・もうご褒美を諦めているのか、ご褒美の「ペッツ」を押さなくなりました。 おかげで、純粋に要求だけに使っています。(^^ゞ しかし・・・おやつの時に、シートを食事用からおやつ用に換えてと要求してきたので、 パパがシートを換えてくれたのですが、レベルのスイッチを 切り替えていませんでした。 そのままの状態で悠くんがあるお菓子を押したのですが、音声は「とろろ昆布」でした。 違う音が出たのに、悠くん、何にも感じなかったようです。 シートの写真を押さえたので当然伝わっていると思っているのでしょう。 やっぱり、悠くんは、VOCAから出力される音を全く聞いていないようです・・・ |
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第15日目以降 | |
少し使い方が落ち着いてきました。 ご褒美の確認と、「お父さん」の確認、欲しい食べ物を押します。 「ちょうだい」については、身振りを出しますので、促がさないと押しませんが、 「ちょうだい」と押した後からでも、身振りをつけています。 なれた方法でないと不安なようです。 まだ、VOCAの意味が理解できていないようですが、VOCAがあることには慣れてきて います。 おやつの場面ではシートを自分で入れ替えるようになりました。 レベルの切り替えまでは出来ませんが、切り替えも、何度か練習すと出来るようになり そうです。 今度は、なくなったら怒るかもしれない・・・という心配をしています(^^ゞ |
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VOCAを返しました。(22日目) 2003.01.16(月) | |
VOCAをお返ししました。 テーブルからなくなったら、怒るかな・・・と思いましたが、大丈夫でした(^^ゞ さて・・・VOCAをお返しした後のことですが、シートをテーブルに置いています。 そのシートを使って要求をしてきるのですが、シートの一コマを押して、ちょうだいのポー ズをして伝わるものと思ってしまっています。 音声が出ていないということに本人は気づいていません。 そのシートだけはそのコマを押せば伝わると思っているだけのようです。 今まではカードを持ってきてくれていたのが、そのシートの場合だけ、その一コマを押し ただけで伝わると思い込んでいます。 このことで注意喚起ということについて十分理解していないかもしれないということはわ かりました(^^ゞ 長い間音声をシャットアウトしてきたせいなのだろうと思いますが、音を手がかりにはし ていません。 視覚から情報を取ろうと一生懸命な状態に慣れてしまって、聴覚からの情報は入らな いように感じます。 悠くんの能力で、視覚からだけでなく聴覚から情報を取るという2つの事が同時に出来 るのでしょうか・・・(^^ゞ 本人の今までのことを考えると、自分から気がつくということはほとんどなく、「必要だか ら気がつく」という状態です。 ですから、本人に必要だと思わせる場面設定が必要です。 今回は、4週間程度でしたが、「ちょうだい」をカードを理解させることが出来ました。 まだ、カードに置き換える事が出来ていない動詞や動作をカードに置き換えることに使 えるかもしれないと思っています。 直接VOCAにというのは無理なのですが、いったん身振りとして理解させて、それをカ ードを置き換える段階でVOCAを使えそうです。 ものすごい手間ですが、そういった方法でないと、見えないことをカードに置き換えるの は難しそうです。 |
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