![]()
悠くんが小学3年〜4年の頃です。
言葉の理解も発語もない悠くんとのやり取り。
| 言葉の代わりは? 『カード』は悠くんにとって、言葉の代わりになるものです。 「人間味が無い」と言われたりしますが、たくさん言葉をかけると、 悠くんが混乱しているのが分かります。写真カードを示しながら、出来 るだけ短く分かりやすい言葉をかけるようにしています。 悠くんからの要求は、ブックやファイルを開いてカード示して伝えてくれ ます。 |
| 時間の流れを伝える 今から何があるのかを伝えるためにスケジュール ボードを使っています。悠くんの大好きな活動が、 いつあるのか(いつまで待てばいいのか)を示して あります。 お出かけの時も、いつでも悠くんに伝えられるよう に、また、悠くんがいつでも確認できるように、携 帯用のものを持ち歩いています。 |
| 「噛み付き」はどうなったか 「いつ」「どこで」「何を」「どれくらい」「誰と」するのか、 「終わったら何があるのか」を悠くんに解かる方法で伝えることと、 悠くんが「要求」と「拒否」の手段を身につけたことで、問題行動 を起こさなくてもいいようになったようです。 かなり落ち着いてきました。 このままでは「強度行動障害」までいくかもしれないと心配した 「噛み付き」、今ではほとんどなくなりました。全く無いわけで はありませんが、いつ噛み付くかとびくびくしていた頃が嘘のよう です。 |