現在パソコンはあらゆる企業によって欠かすことのできないツールとして普及しています。これはパソコンがかつての情報管理機能の用途だけでなくインターネットの普及による利便性向上、さらにはスマートフォンなどとの連携などといった様々なデバイスとの親和性を深めることで、より早く・より簡単に様々なデータを取り扱うことが出来るようになったためです。
しかしながらこの利便性向上と引き換えに、インターネットに常時接続されたパソコンは常に「情報漏洩」という危険にさらされた状態であるということを忘れてはいけません。パソコンに保存された大切な顧客データや取引先とのメールの内容が覗き見られたり、オンラインバンキングの情報が盗み取られるといった危険が潜んでいるのです。
そのような脅威から身を守るために多くのお客様はセキュリティーソフトを導入されているかと思います。が、しかしセキュリティーソフトは「パソコンに侵入したウィルスを駆除するためのソフト」であり、セキュリティーソフトが仕事を始める段階ではすでにウィルスの侵入を許していることになります。これはセキュリティーソフトがパソコン上で動作するプログラムである以上どうすることもできないことなのです。
また、情報漏洩は外部からの侵入によってのみ起こるものではありません。意図的である・ないに関わらず内部の人間がパソコンから持ち出すという危険もあるのです。
このような脅威に対応するために、現在のセキュリティー対策は二重・三重の防御システムが一般的となってきています。アスミサポートワークス株式会社では以下の製品を扱うことによりお客様の大切なデータをお守りするお手伝いをさせていただいております。
UTM(Unified Threat Management)
UTM(Unified Threat Management)とは「統合脅威管理」を意味します。UTMは自社のネットワークを統合的な視点から守るためのさまざまな機能を一つに統合した製品です。これによって企業の規模や状況に応じた柔軟なセキュリティ対策が効率的かつ低コストで実現することができます。
UTMは パソコンに導入するセキュリティーソフト(ソフトウェア)とは違い、社内ネットワークの出入り口となる場所へ物理的に設置する製品(ハードウェア)です。
IT資産管理
二重、三重のセキュリティー対策を講じても、利用する側が人間である以上どうしても間違いは起きてしまうものです。使うパソコンの台数や利用する人が増えてくると社内パソコン全てのセキュリティー管理やヒューマンエラー対策に対応するのが難しくなってきます。ここで必要となってくるのがIT資産の総合的な管理です。
IT資産管理ツールはこれらの情報をオールインワンのパッケージとして管理・運用できるツールです。ハードウェア・ソフトウェア・ライセンスなどを一元もしくは部門ごとに管理することが可能で、例えば「共有ファイルの変更・削除をどのマシンからいつ行ったのか?」を知ったり、「会社が認めたUSBメモリ以外の接続は不可能にする」などといった設定も可能です。
