「地平線からの110通」
− テロ・戦争へ、旅人から見た911 −


インターネットで配信された画像

 私たちは世界各地を旅行していますが、2001年9月11日のテロには非常に大きな衝撃を受け、その後の私たちのメーリングリストでは、多くの意見が交換されました。(2002年3月時点で約110通)

 アフガニスタンやアジアを歩いたことのある、そこに暮らす人々を知っている者として、それぞれの立っている等身大の場所から、欧米とアジアの歴史、戦争、日本の関わり方、そして自分自身が今回のことをどう捉えていくのか。

 私たちの意見交換から、皆さんもにも考えていただけることを願っています。

<登場人物>
赤星チグサ (音楽教師・写真家見習い)
井上サトル (会社員・環境保護活動家)
上野ミエコ (会社員・易学鑑定士)
太田黒ツヨシ (旅行業・アジアの旅人)
川本マサミチ (自由業・IT関連講師)
田上ヒロフミ (会社員・元海上自衛隊員)
藤原ヨウメイ (飲食店経営・写真家)
松本トモコ (アメリカ留学中)
村上ガク (大学生・アフガン支援活動)

※この小冊子は、911テロ以降、私たちのメーリングリストで交わされたメールを、時系列順(9/12→最近)に整理した物です。末尾の新しいメールから遡って読まれるのも、いいかもしれません。

地平線会議・熊本

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From: 井上サトル To: 地平線ML
Sent: Thursday, September 13, 2001 10:04 AM
Subject: [tiheisen] 米国へのテロ

井上です。米国は大変な状況になっていますね。
太田黒さんところでも、確認作業とか入っているのではありませんか? あまり影響ないとは思いましたが、先ほど、松本朝子さんへは、 確認のメールを入れてみました。

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From: 太田黒ツヨシ To: 地平線ML
Sent: Thursday, September 13, 2001 4:57 PM
Subject: Re: [tiheisen] 米国へのテロ

太田黒です。
今日出発予定だったシカゴ行きのお客がいたので、その対応におおわらわです。

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From: 藤原ヨウメイ To: 地平線ML
Sent: Thursday, September 13, 2001 7:27 PM
Subject: [tiheisen] Re: 記事よみましたよ!

アジアモンスーンの藤原で〜す。
ところで、13日の今日は、店を休みました。クタクタなうえに、米国テロのニュースを徹夜で見て、さらにクタクタになってしまいました! 数年前から乱世の予感がありましたが、いよいよの感がしてます。

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From: 井上サトル To: 地平線ML
Sent: Friday, September 14, 2001 10:43 AM
Subject: [tiheisen] 米国へのテロ(2)

おつかれさまです。
連日連夜の報道ですが、裏側にせまるものがなかなかありません。 参考になりそうな、背景をまとめた記事がありましたので、ご参考まで。 http://tanakanews.com/b0913US.htm
田中宇の国際ニュース解説 http://tanakanews.com/index.html

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From: 川本マサミチ To: 地平線ML
Sent: Saturday, September 15, 2001 3:55 PM
Subject: [tiheisen] Re: 米国へのテロ (2)

こんにちは。川本@仕事中です。
ところで例のテロ事件、2日間、ほとんど家にいるときはTVつけっぱなしでした。 既にビンラディン近辺を犯人として報復攻撃の時期に焦点が移っているそうですが、ほんとにあのオッサンなのかよーわからんというのが外野の正直な感想なんじゃないでしょうか。田中さんの記事面白かったです。
しかしブッシュ父子は親子で戦争やることになりますね。あの時は湾岸戦争の時の報道がきっかけでニューズウィークの購読止めたんですが、去年復活して、最近購読の継続したばかりです。また米軍の活躍ばかり読まされると思うと、やっぱり週刊金曜日にしておけばよかったかななんて思います。
しかし何か起こるかわからない世の中ですね。仕事に戻ります。

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From: 川本マサミチ To: 地平線ML
Sent: Saturday, September 15, 2001
6:59 PM Subject: Re: [tiheisen] Re: 米国へのテロ (2)

川本です。そういえばアフガンには右田さんが副会長を務めるペシャワール会が支援する中村医師がいました。某MLで以下のURLが流れてました。 http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/today.html#002
ほんとどうなるんだろうなと思います。報復合戦の行き着く先は究極のテロ「核」だと思うんですけど。次はIT産業の中心地シリコンバレーが狙われるんじゃなかろうかと無責任な事考えてます。
大国の大空爆にもベトナムのゲリラは屈しなかったじゃないですか。意志あるに人間を頭から押さえつけるなんてもうできない時代だと思います。情報も技術も容易に入手できますからね。
アメリカのマスコミは当然の様に「新たな戦争」と呼んでいますが、昔のゲリラの比ではない破壊力を持つ事だってテロリストには出来るのだから、このまま突っ走ってもっと悲惨な悲劇を招いた時に、さらなる報復に出たら、それこそ世界に飛び火しかねいです。今の内に人生楽しんでおかなくてはなんてマジに思います。金はないけど。
確実な証拠を掴んで、そいつだけ厳正な裁判受けさせて処罰したほうが米国の威厳は高まるじゃないでしょうか。
でもブッシュの支持率が30ポイントも上がったとか。ここでハト派的な言動は非国民として失脚するような雰囲気があるのでしょうね。でもそれが人間の性なんだからと割り切ったほうが悩まなくていいかもですね。

----- Original Message -----
From: 藤原ヨウメイ To: 地平線ML
Sent: Sunday, September 16, 2001 2:49
PM Subject: Re: [tiheisen] Re: 熊大医学部の講演会、グッ〜でした!

ふじわらどえ〜す! 井上さんが紹介されてた熊大医学部の『高山義浩、アジアがみえてくる』講演会に行ってきました。
ところで、映画ダイハード並みのテロ事件がノンフィクションで起きて、思考回路がチカチカ点滅してます。何千年の歴史がギュ〜と圧縮されて、悪意が席巻する時代に再び入りましたね。悪意と悪意が磁力に吸い寄せられて、互いに増幅してます。 2極のエネルギーが静かに集積されつつ、虎視眈々と成長してますね。
私は大乱を予感しています。きっと、貨幣という経済に縛られた側が疲弊して、収束をむかえるはずです。臨海点を迎えずに、ゆるやかにしかも、首をしめるようにローマ帝国と隷属した属国の疲弊で、衰退に入るでしょう。あきらかに、ストイックな普遍の精神世界でささやかな暮らしを続けている者が、したたかで強力ですね。 私は世俗を離れて、しずかに畑仕事をしますよ。

----- Original Message -----
From: 太田黒ツヨシ To: 地平線ML
Sent: Monday, September 17, 2001 11:39
AM Subject: Re: [tiheisen] Re: 米国へのテロ (2)

太田黒です。
田中宇の国際ニュース解説、これは私が毎度、メール購読しているHPです。 やはり有名なんですね。
個人が世界の出来事とどう向き合うか。 複眼的視座と歴史的ふるいにかけること。 この2つを意識するようになったのは、やはり旅でした。
ペルシャ湾岸危機はネパールで。湾岸戦争はパキスタンで。そして終結はインドで。 それぞれの事件に遭遇しました。 そして、神戸大震災の時にはニューヨークで、日本の安否を気遣いました。
世界的な事件でも、所かわれば様々な捉え方があるものです。また、事件や災禍は自分の中にあるナショナリズムがかくも強いのか、ということを自覚させられました。
戦争には臆するも、アメリカのたれ流す情報には臆せずにいきたいものです。 それにしてもアメリカは「臆する」ことを嫌う国ですね。

----- Original Message -----
From: 井上サトル To: 松本トモコ
Subject: Is it all right? Date: Thu, 13 Sep 2001 09:34:12 +0900

Good morning. Tomoko-san.
Did life over there have a big influence though an American terrorism event was being reported even over here every day? It has anxiety a little. And, it is afraid to become war. Let me know the present condition. It is praying to be safe.
Best Regards.
Satoru INOUE From CHIHEISEN-KAIGI

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From: 井上サトル To: 地平線ML
Sent: Tuesday, September 18, 2001 11:13 AM
Subject: [tiheisen] FW: Is it all right?

松本ともこさんから返事が来ましたので、転送します。 私の早合点でしたが、日本にいたのですね。

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From: 松本トモコ  To: 井上サトル
Sent: Tuesday, September 18, 2001 10:38 AM
Subject: Re: Is it all right?

こんにちは。メール有難うございました。 今、アメリカの会社からです。無事に着きました。ご心配おかけしました。
あの事件を、日本で知ってとっても驚きました! かなり落ち込みましたが、今は元気にやってます。 こちらに帰ってきてから気づいたのは、みんなが一致団結して、何かをしようとしていることでした。 ファストフードの看板には”アメリカに神のご加護を”と書いてあったり、家々や車には星条旗がはためいていたり、コンビに行ったときは、白・赤・青の星条旗の色のリボンをいただいて、人々もそれをもらったら胸につけていました。 私の隣に住んでいる男の子は僕のシーツで、でっかい星条旗を作るんだ!!って言ってました。とにかくみんな国のために何かをしたいみたいです。
日本では、本当に楽しみました。友達にあったり、家族と過ごしたり、、、。 日本って良いですねー!
また、メール待ってます。お元気で!  トモコ

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From: 井上サトル  To: 地平線ML
Sent: Tuesday, September 18, 2001 3:39 PM
Subject: [tiheisen] 米国テロについて、JMMから

おつかれさまです。
村上 龍氏が主催するML(JapanMailMedia)に、今回の米国同時テロへの海外在住日本人からのコメントが掲載されましたので、転送します。
特に中段下の「オサマ・ビン・ラディンという現象」は、その経歴が建設業と戦争に関わる形で詳細に書かれています。  また、読者レポートの「一夜明けて」では、本採用(日本から行っている)日本人だけではなく、現地採用日本人に関する報道がないという指摘もあります。

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From: 井上サトル To: 地平線ML
Sent: Monday, October 01, 2001 12:03 PM
Subject: 10月例会について

PS  熊日新聞へ藤原新也の、テロと日本人心理についての記事が掲載されました。PDFを添付します。

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From: 太田黒ツヨシ  To: 地平線ML
Sent: Monday, October 01, 2001 12:53 PM Subject:
Re: [tiheisen] 映画の話

太田黒です。
久しぶりに日曜の午前中にテレビを観て過ごしました。 政治家の脂ぎったでかい顔の面々。 与党の代表は、憲法は「時代の状況に応じて解釈すべき」と堂々と唱えています。 石原都知事に至っては「憲法なんて人間の考えた単なる文言なんだから、それに縛られる必要はどこにもない」と。
言葉は人間が持っている最も精緻なる表現手段。 それを時の為政者が都合のよい拡大解釈をしていいはずがなし。こんな当然なことなのに、どうしてテレビメディアはそんな発言を無批判に垂れ流すのか。
自民党きっての護憲派の宮沢喜一も今回の自衛隊の派遣には賛成を表明。「湾岸戦争と違い今回はわれわれの同胞が20数名やられているのだから」と。石原都知事も用いた「同胞」という表現。
ナショナリズムたっぷりの国家語が跋扈し、言葉は拡大解釈されて骨抜きとなる。
小生が敬愛する作家辺見庸が「われわれはどんな時代の角をまがろうとしているのか」を緊急出版したのが2年前の99年。 当時は、辺見さんはちょっとおおげさかな、というのが読後感でしたが、今は、どんな鈍感な小生でも日本が右へ急旋回しているのが実感できます。

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From: 井上サトル  To: 地平線ML
Sent: Tuesday, October 02, 2001 4:37 PM
Subject: Re: [tiheisen] 映画の話

おつかれさまです。
辺見庸のことを他でも引用しているのをどこかで読みました。 私も熊日の書評かなにかで太田黒さん引用の下記の本を知りましたが、大げさなのかなと思いました。今は太田黒さんと同感です。観察眼がするどいのですね。
少し前に、国歌唱和と国旗の掲揚のことがありましたが、あれ以降、従わない先生に対するいじめ、それらによる登校拒否・ノイローゼ、歌わない生徒へのいじめなど、ひどい状態になっているという記事も読みました。
PKO→盗聴法→国歌・国旗→教科書→テロ対策での憲法改正、こうして並べればどこへ向かって何を用意(準備)しているのかよくわかりますね。
東西冷戦枠組み崩壊の中で、人々がよりどころとする宗教、国、民族主義、など、ナショナリズムが勃興しだしました。今起こっている戦争の原因はほとんどがそうですね。  日本でもそれが起こっているということでしょうか?本来は人々の純粋な心理状態であるはずですが、強制や権力や言葉を使いながら利用して、何かをしようとする者達が出てくることに注意が必要ですね。  強制や権力を伴わないナショナリズムなんてないのかな?
一方で、戦争がもたらす経済混乱やアフガニスタン難民への配慮から、回避への意見も高まってきています。ぎりぎりのところで、地域限定、あるいは回避されることを期待しています。
日本の国際貢献は、ペシャワール会の中村医師が行っているように、弱者向けの行動だけで、国としての十分な存在感と信頼感を得られると思います。(災害復旧と難民支援)

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From: 井上サトル  To: 地平線ML
Sent: Thursday, October 04, 2001 9:46 AM
Subject: [tiheisen] テロの複雑な背景

おはようございます。
アフガニスタン情勢から目を離せませんが、今日の熊日に「アメリカはパレスチナ支援を明確に打ち出す予定だった」という記事がありました。これは、ブッシュ大統領が声明として発表する予定であったということで、その後、パウエル国務長官らが中東地域を訪問する計画であったということです。
テロはその発表の直前に行われたということです。それで、米国内の空気が一変して対イスラムへ大きく舵が切られました。テロは意図的ですが、下記の田中氏の国際ニュース解説記事などを読むと、イスラエルと米国内右派との関連も指摘されており、穏健なイスラム国家が生まれると困る勢力の陰謀という考え方も出来ます。
最新の「パキスタンの不遇と野心」を読むと、大国の都合で振り回した結果、核を保有した不安定で貧困な国家が出来てしまったということが解ります。  http://tanakanews.com/b1003pakistan.htm

----- Original Message -----
From: 井上サトル  To: 地平線ML
Sent: Thursday, October 04, 2001 3:53 PM
Subject: [tiheisen] Fw: missing.jpg

原田正純先生からの転送です。地平線メンバーへ転送します。
子細は解りませんが、たぶん、原田先生は外国にもたくさんの友人がおられるのでしょうから、それらの方々から送付されたものと思います。
悲しくて言葉がありません。





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From: 太田黒ツヨシ  To: 地平線ML
Sent: Friday, October 05, 2001 10:30 AM
Subject: Re: [tiheisen] Fw: missing.jpg

太田グロです。
私のもとにもまったく同じデジタル画像ファイルが送られてきました。 10日くらい前に香港在住の客から。加えて、もっとえぐい画像も。 ビンラディン顔の全裸の男がブッシュ顔の全裸男のカマほっている映像です。
世界はインターネットを通じて、善意、悪意、冷笑、自虐、様々な情報が飛び交っているようです。ぼくは、インターネットははきだめ情報もあるものの、いこまでの新聞、テレビのメディア情報だけの時代にくらべて、数段よいと思います。なぜなら有事の際、メディア報道は大本営発表さながらの体制広報誌とかすおそれが充分とあるから。
それにしても今回のテロとオウム事件とを同時に考察する、そうした視点で論考する記事やテレビ報道がいっこうにないのが不思議です。ぼくの見聞きする範囲での話ですが。ということは、日本人は、あの事件でテロをする側の心情、状況等への想像力は培われなかったということかもしれません。
世界で唯一、原子爆弾にさらされ、戦後が始まり、先進国的心の病におかされたようなオウム・テロ事件が起こった。 この二つを経験した稀な国であるのに。

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From: 藤原ヨウメイ  To: 地平線ML
Sent: Saturday, October 06, 2001 6:32 AM
Subject: Re: [tiheisen] Fw: missing.ほんとかい?

ふじわらどえ〜す! メールがいっぱいでびっくりしてます。 今日、五日に川本さんが来て教えてくれたので、私も深夜にメールをひらいて写真を拝見しましたが、ヨーメイの読みではニセモノ、フェイク写真の可能性が大だと感じています。もちろん、現在、断言はできませんが、、、。
コンパクトカメラ並みの機能でシャッタースピードは250分の1ぐらいでしょう。 第一機目でしょうが、航空機の姿はぶれるか、流れるとみてます。 航空機のスピードは500km以上の早さに上げてたはずで、この時点で右主翼はあげてないといけないでしょう。朝9時の時点で朝日の当たり方を見た時に、方角が90度違うとおもいます。(実際に直撃したビル面と)それから、光りの方角から読むと、航空機の進入航路も違うのではと感じてます。一応、もう一度、明日改めて、あらゆる記録写真とてらしてみて、確かめてみます!
私はフェイク写真はきらってるので、分析は必ずやりますが、日本人は情報を確かめずに、うのみしたり、信じ込んだり、即一気一憂するので、もうすこし、疑ってみて、時間をかけて情報を確かめるべきだとおもいますね〜! ちなみに唐突だけど、南京だいギャクサツの資料で出てくる写真も、ありゃ〜ニセモノのおんぱれーど、なので、私が指摘してもよいですよ。
特に、メデイアの節操の無さにはへきえきしてるので、うんざりしてます。 太田黒さんの考えに同調してますが、その場かぎりの情報のタレ流し合戦で、脳天気な連中ばかりが、右往左往してますね〜! 情報戦と、情報操作のなかで少しでも、冷徹で客観的に分析してみようと勤めてます。 みんなもね〜!  オウムの事件と照らし合わせるところは、さすがにルポルタージュ派の太田黒さんらしくて、もっと聞きたくて、なるほどの気分ですね。 ひっこしが落ち着いたら少し長めの、太田黒新聞で号外メールを出してほしいですね〜! じぇひ!!

----- Original Message -----
From: 太田黒ツヨシ  To: 地平線ML
Sent: Saturday, October 06, 2001 12:54 PM
Subject: Re: [tiheisen] Fw: missing.ほんとかい?

太田黒です。
下記の文章は私の敬愛する作家宮内勝典さんの10月5日付けの文章です。 奇しくもオウム事件との関連性も述べられています。  著名人の記載した文章を転載するのは、あまりすべきことでないことかもしれませんが、ご本人が「友人に転載を」と希望されているので、下記にアップします。
格調高い声明です。世のかなすてたもんではありません。

----- Original Message -----
From: 川本マサミチ  To: 地平線ML
Sent: Saturday, October 06, 2001 1:37 PM
Subject: Re[2]: [tiheisen] Fw: missing.ほんとかい?

川本です。
井上さんが転送してくれた写真、最初びっくりしました。衝撃的ですね。 で、最初思ったのは「WTCに屋上なんてあるの?」という事です。30階立てのビルでも展望台は最上階フロアというのが普通ですから、アメリカは違うのかなあと思いました。でも藤原さんの解説で納得。飛行機が傾いていない。これが一番わかりやすい説明ですね。
別の話で、耳石って知ってますか?耳の中の気管らしいのですが、そこが生き物のセンサーらしいです。しかも受精後、そこが一番先にできあがるそうです。生き物は現実の世界を認識するのに、まず情報収集というか「感じる」事から始めるという話ですね。ヤマメの研究している人の話の中で聞きました。ともかく「情報」に関するエピソードは、仕事で流用できるので、いいネタになります。

----- Original Message -----
From: 川本マサミチ  To: 地平線ML
Sent: Saturday, October 06, 2001 2:34 PM
Subject: Re[3]: [tiheisen] Fw: missing.ほんとかい?

川本です。今気付きました。写真の人物の服装ってどうみても真冬ですよね。 9/11の頃の服装には思えません。

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From: 井上サトル  To: 地平線ML
Sent: Monday, October 08, 2001 3:53 PM
Subject: [tiheisen] 10月度地平線例会報告

おつかれさまです。
地平線例会10月度はなかなかおもしろかったです。
私が最初かな。と思っていたら、奥に珍しい人・矢次さんが先にBeerを飲んで待っていました。しばらくして、深川さんが来ました。矢次さんと川辺川の話などしていたら、週間金曜日の上野さん、菅原君、赤星さんの友達の五野さんが続々来店。9:30頃に赤星さん。
菅原君は、インド旅行の写真をたくさん持ってきていました。どの写真もよく撮れており、驚きでした。藤原さんは、「個展が出来る」と。子供など人を多く取っていましたが、表情が良いと感じました。上野さんは不眠症に悩んでいると言うことでした。矢次さんは久しぶりに来たけれど、もっと来るべきだなあと言ってました。赤星さんは、写真は持ってこなかったけれど、キューバの話。入国審査が厳しかったのではなく、激しかった(???)そうです。うーん。想像してしまいました(爆笑)。向こうで中村君は、スペイン語を必死に勉強しているということでした。
しばらくして、熊大医学部の村上楽(ガク)君(20)が来ました。かれは、ペシャワール会で2週間ほどアフガニスタンで医療のボランティアをしたことがあるということで、その経験から今回のテロ問題を熊日主張へ投稿していました(9/20)。その記事を藤原さんから見せてもらいましたが、太田黒さんの引用していた、無差別殺人と同じ側の視点で、貧困層への攻撃を心配する内容でした。良い意見と思いました。
写真について、藤原さんの写真のプロとしての意見や、太田黒さんのちょっと引いた意見。無差別殺人としてのオウムとの対比。川本さんの同じくネットを仕事とすることからの「情報」の考え方など。地平線には多面的な見方ができます。大変参考になります。
太田黒さんところへ届いたように「カマホリ」の写真と同時であれば、私もそうは思わなかったところですが、この写真を見たときの衝撃は、ふつうから悲劇に変わる一瞬は、こうであろうと想像できたことですから、それはそれでいいと今は思います。(写真はフェイクと思います)

----- Original Message -----
From: 川本マサミチ  To: 地平線ML
Sent: Monday, October 08, 2001 4:24 PM
Subject: Re: [tiheisen] 10月度地平線例会報告

川本です。井上さん、定例会報告ありがとうございました。 楽しそうな会話が目に浮かびます。矢次さんもやっと出てきましたね。
> 太田黒さんところへ届いたように「カマホリ」の写真と同時であれば、私もそうは思わなかったところですが、この写真を見たときの衝撃は、ふつうから悲劇に変わる一瞬は、こうであろうと想像できたことですから、それはそれでいいと今は思います。(写真はフェイクと思います)
いやー、私もマスコミの知らない映像が市民の間で流れている。これぞインターネットと興奮したのです。最近業界では、情報倫理というキーワードが流行っていて、「有事」の報道やネットワーク上の情報交換というのは、またとない題材になります。

----- Original Message -----
From: 藤原ヨウメイ  To: 地平線ML
Sent: Tuesday, October 09, 2001 6:24 AM
Subject: Re: [tiheisen] Fw: missing.結論だしました!

ふじわらどえ〜す! 温泉の帰りで飲んでるじょ〜! 太田黒さん、引っ越しで大変だろうに良いメールをサンキュ〜ですズラ! こういう良識に、泡盛で乾杯ですタイ! メールがいっぱいじゃ〜!
まず、メール写真の事に関してのヨーメイの分析結果です。 結論は、ニセモノです。理由として、2つの見方ができます。私は、マンハッタンを知りませんので、まず、地形が本当で方位も正しいと読んだ時に、朝9時の時点での朝日では無く、午後の西日であろうということです。現実では、写真の右ビル面から朝日があったっていなくてはけません。西から東に向かっての撮影とみます。  もう1つの見方は、前回の見方とほぼ同じで、航空機はほぼ同じスピードで飛ぶ空軍機から撮影されたもの、高層ビルの手すりフェンスにしては安易すぎる。朝日に向かって飛ぶようでは、正確な衝突は出来ないと見て、ニセモノです!     ちなみに、大きなお世話になるので、みなさんには失礼になるかもしれないけど南京だいギャクサツの写真の見方をおしえます。当時、蒋介石の国民党軍が日本軍に化けていましたので、軍服や、持ち物、ヘルメット、ベルト、日本刀の持ち方でチエックできます。すくなくとも、日本人で、竹刀を持ったことのある人なら、握りがおかしいのはすぐわかるので、フェイク写真は見破れます。
ちなみに、昨夜アフガニスタンへの攻撃が始まったので、気分最悪です。不思議なことに、メデイアが、いとも簡単に善と悪の構図に作り上げていて、その前提のままに、アナウンサーも解説員も高みの見物のようで、何か、なにか、世界がおかしいんじゃないかと、私は不思議さを感じています。  実に安易な、善と悪のシナリオストーリーで、稚拙な情報操作にのせられて、人間の脳みそより、大福もちのあんこの方がよっぽどよくできてるじょ〜とただいま、よぱらっていま〜す!
私は、ただただ、つとめて冷静で客観的に、感情的にならず、冷徹に俯瞰して幕末以降の150年ほどの世界の歴史を、現在進行形で見つめて行こうと想っています。  良い文章をよませてもらい、今、酒がうまいです。

----- Original Message -----
From: 太田黒ツヨシ  To: 地平線ML
Sent: Tuesday, October 09, 2001 2:14 PM
Subject: Re: [tiheisen] 10月度地平線例会報告

太田黒です。
朝からそぼ降る雨。 いっそうのこと土砂降りの方がいいのに。 人間の憎悪、怨念をどばどばと洗い清めるように。
とうとう始まってしまいましたね。
以前、写真展がきっかけで顔を出していた山口君が先週、ぴょっこり顔をみせました。 熊大を卒業後、日産自動車で設計の仕事をしていた山口君。 真面目な面もち通り、きっかり予定通りに2年半で旅を資金を貯め、予定通りに会社を辞めてきたそうです。優秀なエンジェニアだったでしょうに。 近く世界一周の旅に出るそうです。 10月の定例会のことを山口君に知らせておくべきだった、と後悔しごくです。
議論になった「あの写真」について。 今回の戦争をマスコミは「見えない戦争」とよんでいます。 見えない相手、姿を現さない者を相手にするから、そうよばれています。ただそれだけでなく、世界中の民にとっても「見えない戦争」かもしれません。意図的に、プロパガンダ的に映像が操作されているので。 「あの写真」も、「アメリカへのテロで歓喜するパレスチナ女性」も、湾岸戦争時の「石油で真っ黒になった水鳥」もみなそうでした。
映像はインパクトの強い表現媒体です。 1枚の映像が人の心を動かし、その人の意識の射程距離をぐぃ〜っとのばします。 100万語語るよりひとつの映像。ベトナム戦争が「見える戦争」で、報道者が命がけで撮影した写真が世論を動かしました。 今はそうした報道がなされにくい時代ですから。 今後も映像には注意ですね。

----- Original Message -----
From: 井上サトル  To: 地平線ML
Sent: Friday, October 12, 2001 10:30 AM
Subject: [tiheisen] テロへの記事(文藝春秋・立花 隆)

おつかれさまです。
出張中に雑誌を読みますが、文藝春秋に立花 隆の記事がありました。
いろいろなことへの意識と認識がこれを機に変わるだろうと氏は、最初に言ってます。まだ、データの収集と分析などが追いついていない上での記事で、氏にとっても不十分な状態であろう事が記事の間からも読みとれましたが、いくつかの視点がありました。
貿易センタービルの崩壊が飛行機だけではなくて内部へ仕掛けられた爆薬ではないかということを考えていること。(CNNのレポーターが現場中継中に第三の爆発音を聞いていることから)  ブッシュが十字軍と口走ってしまい、対しての聖戦(ジハード)という、歴史的な背景に火を付けてしまったこと、十字軍に対する欧米とアラブ諸国のとらえ方が180度違うこと(アラブ諸国にとっては、十字軍は略奪と破壊の悪魔的な行いであった)など。
また、自爆テロのルーツがテルアビブでの無差別殺人「日本赤軍」からであろうということに言及。元々、自殺という概念がないアラブへ、聖戦で命を落とすことは名誉であるという意識を日本が持ち込んだということです。根底には貧困があり、貧困から逃れるすべが、聖戦による死であるという構図。
民族・宗教。根が深く広く、解らない、学ばねばならないことがまだまだ多いです。

----- Original Message -----
From: 太田黒ツヨシ  To: 地平線ML
Sent: Friday, October 12, 2001 3:05 PM
Subject: Re: [tiheisen] テロへの記事(文藝春秋・立花 隆)

太田黒です。
私も今月の「文藝春秋」は読みたかったので、発売日に書店へ走りました。
秋の晴天の空。 朝の自転車通勤時に、今日はことさら心地よさを感じました。 「いい季節だなあ〜」
信号待ちの時。 3つくらいの我が子に何度も手を振る若いお母さんの姿。 文庫本を読みながら横断歩道を渡るふとっちょの中学生の少年。 「平和だなあ〜」
ペダルを踏み込んだ時に、ふと! 今日の朝刊記事を思い出して、 「でも、アフガンは大量爆撃だったよな〜」。
10年前にパキスタンのペシャワールで同宿だったアフガンゲリラ戦士の青年とご老人。武器の調達で来ているとのことだった。宿の食堂でゆっくり茶をすすりながら話した光景は、ここ1カ月の間、私の脳に張り付いたままです。 あの二人はまだ生きて戦っているのだろか。それとも死しただろうか。 「こっちは平穏で悪いなあ〜」。

----- Original Message -----
From: 上野ミエコ  To: 井上サトル
Sent: Tuesday, October 16, 2001 1:15 AM
Subject: Re: [tiheisen] Fw: missing.jpg

井上さんメールありがとうございます。 返事遅くなりました。(このところ忙しく100Km位走る日もざらの毎日です)モンスーンに行った日はおかげでどろみたいに眠りました。あれ以来トランキライザーなしでこのところ調子がいいです。それから地平線の転送読ませていただきました。 私も藤原さんの意見に同感です。
ああいう捏造写真造る人の神経がわかりません。 (趣味の悪いいたずらとしか言いようがないですね) 去年金曜日のみんなで長崎に行き、岡まさはる記念長崎平和記念館をみてきました。 (私の感想は、一度見れば十分もう要らない、もう結構と言いたい)南京虐殺のもですが日本人が中国人を殺ってガッツポーズとっているのなどなど、もうとても目を覆ってしまって、吐き気を催すようなのいっぱい集めて展示していました。 (あれは捏造としか思えません) もしかして戦争はいけないと訴えているのかも知れないけど、ああいう訴え方ってとてもおかしいとしか言いようがないと思いました。 最近のテレビのニュースでは戦車や爆撃の映像が映し出されていますが、本当にああいうの現実に起こっているのだろうかと目を疑ってしまいますね。 私たちは一体どうしたらいいんでしょうね。 さしあたり小泉さんやブッシュに手紙出すことなんでしょうか。
P.S. 私もMLに入れてもらえますか?

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From: 太田黒ツヨシ  To: 地平線ML
Sent: Friday, October 19, 2001 6:47 PM
Subject: Re: [tiheisen] 県庁へ乗り込みました

太田黒です。
ご報告有り難うございました。 地平線から4名とは、大貢献といえますね。
これは受け売り情報ですが、関連性があることなので記載します。 キッシンジャー元アメリカ国務長官の回想録によると、ベトナム戦争末期の時、ホワイトハウス門外での反戦デモは、為政者側にすごいプレッシャーを与えた、ということです。
権力のチェック機関たるジャーナリズムにその機能がない場合は、非暴力にいかに為政者にレッシャーを与えるかが重要なのかも知れません。
ただ、ぼくはガンジーを畏敬しつつも、暴力にうったえるテロを全否定はできないのですが・・・

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From: 井上サトル  To: 地平線ML
Sent: Wednesday, October 24, 2001 9:53 AM
Subject: Re: Re[2]: [tiheisen] 中村哲氏の熊本講演

井上@会社からです。
藤原さん、楽しい連絡をありがとうございます。 モンスーンは人間交差点になって来ましたね。
台風のようにやってきてはさっていく気ままな人々。 台風は、森にとっては落葉と古い木の更新に必要であり、海にとっても、有酸素と海水の撹拌と海底の循環に必要だそうです。(有明海のような内海にとっては特に) 人にとっても必要と言う気がします。
会社は、仕事できないものは去れという雰囲気になりつつあります。生物多様性ならぬ人間多様性など必要ないということでしょうか。会社とは社会とは、弱肉強食であるものなのでしょうかね。淘汰の先には幸せがあるのでしょうか? グローバル経済などは所詮こんなものなのかもしれません。
今回の報復戦争もネット上は多様な意見がありますが、国の行動は「従うか否か?どちらに付くか」ということですね。国というシステムは、一指導者あるいは議会に市民が権限をゆだねるということですから、ひとつの答えを示さないといけないのでしょうが、そこに少数意見や文化が生きることは難しいようです。会社もまたしかり。
しかし、社会は「違う」と考えたい。 多様性が容認できる社会としたいと思います。
むかし、地平線通信を編集していた時に、小西さん(元気かなあ?)が、何かの引用で「我々は弱者に付かねばならない」と書きましたが、そうだなぁと思います。

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From: 太田黒ツヨシ  To: 地平線ML
Sent: Wednesday, October 24, 2001 2:45 PM
Subject: [tiheisen] グローバリゼーション

太田黒です。
> 淘汰の先には幸せがあるのでしょうか? > グローバル経済などは所詮こんなものなのかもしれません。
このへんの問題こそグローバリゼーションの「どう猛なる」弊害なんでしょうね。 haves or have-nots (持てるものと持たないもの)二者択一への強引なシャフル。 ブッシュ米国大統領の「アメリカにつくか、テロにつくか選択せよ」。 この傲慢なるメッセージにも象徴されていますね。

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From: 井上サトル  To: 地平線ML
Sent: Wednesday, October 24, 2001 6:23 PM
Subject: Re: [tiheisen] グローバリゼーション

井上@今日は残業しないで帰ります。
太田黒さんの引用メールに慰められ、かつ反省もしました。 ちょっといい気持ちになれました。ありがとう。

----- Original Message -----
From: 村上ガク  To: 地平線ML
Sent: Thursday, October 25, 2001 8:30 AM
Subject: [tiheisen] 中村哲医師熊本緊急報告会

すでに報道等で御存知かと思いますが、重ねて宣伝いたします。
<中村哲医師緊急報告会> 「戦火と飢餓のアフガニスタンから」 明日、10月26日金曜日 午後7時より 熊本市総合女性センター(国道3号を浄行寺交差点より福岡方面へ400m) 入場無料です。
アフガニスタン。 二十年以上続く内戦。地球温暖化に伴う大干ばつ。そして全土が今、再び戦場に。今、アフガニスタンはどうなっているのか?そこに住む人々は?私たちにできることは?
中村先生はパキスタン、アフガニスタンの地で17年にわたり医療活動をされてきました。昨年からアフガニスタン東部での井戸掘り、そして今月からアフガニスタン国内への食料配布事業を開始。その中村先生のアフガニスタンからの緊急報告。
皆さんお忙しいと思いますが、時間の都合がつく方はぜひ来られて下さい。
以下熊本日々新聞9月19日付けで掲載して頂きました。 ----------------------------------------------------- 村上楽(20)大学生 熊本市
 私は今年三月末から約四週間、アフガニスタンに滞在した。現地で活動しているNGO(非政府組織)の医療活動などを見せてもらった。短期間だったが、現地スタッフとうちとけ、その家庭に招かれたりして、この国に親近感を覚えるようになった。多くの人々が親日的だった。
 そのアフガニスタンが、米国のテロの報復として戦場になろうとしている。自分が顔を知っている友人やその家族がいる。その地が戦火に包まれると想像するだけで、背筋が凍る思いがする。
 十年前の湾岸戦争。その後もイラクではフセイン政権が存続し、経済制裁が続いている。そんな中、同国では1990年に1000人中80人程の乳幼児死亡率だったのが、95年には160人余りになったそうだ。しわよせは結局、一番弱いものに降りかかる。何のための戦争で、何のための経済制裁か。あの時、振りかざした正義とは何だったのか。
 もちろん、テロは絶対にいけない。けれども、なぜテロが起きたのか、乗客もろとも自爆したテロリストたちを駆り立てたものが何なのかを探らなければ、報復は報復を呼び、テロは永遠におわらない。
 米国での出来事がこれだけ悲惨に思えるのは、私たちがアメリカという国や人々に対して、親近感を持っているからだ。一方、中東や西アジアで数千人が殺されても私たちはどれくらい身近なこととして感じることができるのか。
 それは私たちの多くがその地とそこに生きる人々をよく知らないからであろう。私はわずかではあるが、アフガニスタンを自分の心身を通して知った。だから、多くの人に少しでも想像していただきたい。私たちと同じように、血が通い、痛みを感じる人々が彼の地にも大勢住んでいることを。

----- Original Message -----
From: 井上サトル  To: 地平線ML
Sent: Friday, November 02, 2001 4:20 PM
Subject: [tiheisen] 中村医師講演会の報告と支援願い

おつかれさまです。
中村医師の講演会の簡単な報告です。 ものすごく参加者が多くあり、通路立ち見が出るほどでした。右田さん、小杉さん夫婦、村上楽君、中川さん、を見かけました。そうそう、原田牧師に数年ぶりに合いましたよ!
◆アフガニスタンへの援助活動  印象に残ったのは、問題があるとはやりすたりのように、来ては居なくなる欧米の援助活動に対して、「人道援助とは見返りを期待しないことではないかと思う」と、いう指摘。
◆タリバンはなぜ早く広がったのか?  ソ連のアフガン侵攻以来、民衆はもう戦争はたくさんだと思っていた。治安が乱れ部族がかってに通行税などをとるような無秩序な状態へ、へタリバンが厳しい戒律で声を上げた。各部落のジル(長老)がそれを受け入れ広がったというのが背景だ。
◆難民とは?  空爆で脅し、国から出れば支援しますよというアメリカのやり方は彼らを人として扱っているのであろうか?難民とは自分で移動できる(まだめぐまれた)人々であって、難民にさえなれない人をどうするかが問題となっている。移動できるつて(金)が無く、食料が無く、最大の問題は飲める水が無いと言うことである。こういう餓死に瀕する人々を救う。
◆あの荒涼としたアフガニスタンでなぜ農業で生きられているか。 冬の間に降った雪解け水で水脈がある。これを使って生きている。近年の温暖化で次第に枯渇しつつある。地球規模の大干ばつ(国連がなぜこれを問題にしないかが不思議であるが)は、アフガニスタンから北朝鮮までベルト状に広がっている。戦争前の活動は井戸を掘ることであった。軌道に乗りつつあるところへ、今回の戦争が始まった。
◆必要なのは小麦と食用油 米軍が落とす物資は、中に何が入っているか疑っているので燃やしもせず埋めている。空襲という暴力と空からの食料という飴というやり方をみても、アメリカはアフガニスタンの文化や誇りを理解していない(しようとしていない)ことが解る。頭が高いのである。我々は、パキスタンからアフガニスタンへのルートを確保している。必要なのは小麦と食用油である。すでに100tの搬入が行われた。
厳しい冬12月〜3月を前にして、今が勝負である。皆さん、ぜひご支援いただきたい。
郵便振替口座 01790−7−6559  加入者名 ペシャワール会 ※通信欄に「いのちの基金」とお書き下さい。

----- Original Message -----
From: 田上ヒロフミ  To: 地平線ML
Sent: Sunday, November 04, 2001 9:47 PM
Subject: [tiheisen] 有害無益

たのうえです  昨夜の定例会に参加された方々お疲れさまでした。 一滴もアルコールを飲まなかったのに、何でこんなに目が回るのっ・・・? 家に帰って体温を計ったら、あらビックリ、こんなに・・・でした。
先日熊本で講演された中村医師が国会で「自衛隊の派遣は有害無益」とおっしゃていましたね。僕個人的な考えとして、そして元制服組として同感です。  今回このようなかたちで派遣されたところで、何になるのか?そして、自衛隊は海外ではどのように呼ばれるのか?  中村医師は、僕が体験したこととは別の表現を使われていましたが、どこの国へ派遣されても必ず JAPAN NAVY としか言われません。各国の海軍で MSDF(海上自衛隊)と言ってくれたのは、米海軍の一部だけでした。
今回、第1陣として派遣される艦艇には、僕が以前所属していた飛行隊から、4機の対潜哨戒機が搭載されるようです、1機2チーム編成で合計24名。一番気にかかっていたことが現実のものとなってしまいました。
見送られる男性は外見は飄々とした態度ですが、見送る家族や恋人が心配のあまりに泣き出す顔はもう見たくありません。元同僚に頑張って来いとは言えない複雑な心境ですが、航空安全のお守りを渡して、「元気で帰って来い」を伝えに長崎まで行く予定です。  彼らはいつ帰ってくるんでしょうねぇ、ホントなら今週行って一緒に酒でも飲みたかったのですが・・・。

----- Original Message -----
From: 太田黒ツヨシ  To: 地平線ML
Sent: Monday, November 05, 2001 6:13 PM
Subject: Re: [tiheisen] 有害無益

太田黒です。
>「自衛隊の派遣は有害無益」
アフガン開戦直後、難民向けの救援物資を日本はいち早く現地へ空輸した時のこと。 自衛隊機を用いています。そのためたいへんな高額なコストがかかったそうです。 確かな数字は分かりませんが、おそらく1枚の毛布が何十万円(10万じゃきかないはず)になると思います。パキスタン航空などの民間航空機も運行しているので、そんな必要はないのに。
こんな時に、その任務にあたる自衛官の心の内面はいかなるものなのか。 自分の高揚する任務意識やその家族の不安。 それとはあまりにも裏腹の、アメリカへの「貢献したふり」、「いい子ぶりっこ」パフォーマンスにつき合わされる、1枚の毛布が何十万円もかかる、バカげたと言っていい任務内容。その格差。今の世界の南北問題をここでも表出しているかのような、大きな格差。
ぼくには、自衛官の心情はおもんばかられるほどの知識もないのですが、ついそんなことを考えてしまいます。
PS:私の恒例の正月休みを利用しての旅行は、ベトナムかキューバを予定しています。 両方ともアメリカにはむかって、ある意味ではアメリカを蹴散らした国。そんな国を意識して観てみたい、という思いからです。

----- Original Message -----
From: 太田黒ツヨシ  To: 地平線ML
Sent: Tuesday, November 06, 2001 3:40 PM
Subject: [tiheisen] 一枚の毛布

太田グロです。
昨日、ぼくが書いた一枚の毛布の運送コストの件について、関連する記載がありましたので、そのHPのアドレスを記しておきます。 http://www.pat.hi-ho.ne.jp/nippagrp/obahan.htm
著者はパキスタンのイスラマバード在住の日本人のおばちゃんです。 ホテル経営と取材コディネートの仕事をされています。 先日の自民党幹事長がパキスタンの視察に来た時の模様が書いてあります。 読んだら、代議士の現地での振るまいに暗澹たる心境になるかもしれません。

----- Original Message -----
From: 川本マサミチ  To: 地平線ML
Sent: Wednesday, November 07, 2001 8:36 AM
Subject: Re: [tiheisen] 有害無益

川本です。先日の定例会お疲れさまでした。田上さん手術直後で流石に無理があったんですね。内田さんも久しぶりでしたね。結婚パーティ以来だと思います。もうすぐおめでただそうです。
ところで自衛隊派遣。丁度チャンネルを合わせたNHK特集?で「国を守る為に自衛隊員になったけど、その周辺任務と言われれば命令通りにそのまま動く」という事を現役自衛官の人が言ってました。今回の派遣に士気盛んに出かける人ってあんまりいないのではないかと思います。そもそも合法な(意味のある)戦争なのかという疑問を持ちながらの任務ではないでしょうか。あっという間に実質的な海外派兵が実現してしまう事にただびっくりしています。
で、思ったのは無駄な公共事業さえ止められない政府が戦争を止められる訳がないという事です。そういう意味では、辻褄があわなくとも押しつけで在ろうとも60年近く戦争をさせなかった現在の平和憲法をいじるべきではないと自分では思ってます。国民投票を改正の要件とした先人は偉いなあと関心しているところです。

----- Original Message -----
From: 井上サトル  To: 地平線ML
Sent: Wednesday, November 07, 2001 5:13 PM
Subject: Re: [tiheisen] 有害無益

太田黒さん提供の、日・パおばさんレポートでの自民党幹部らの振る舞いを考えると、こいつらの号令で現地へ行く自衛隊員の空しさと言ったら如何ほどだろうと思います。タノさんは同じ立場だったのだから尚更ですね。
我々もこいつらの動かす国で生きているのですよね。 何とかしなければと、考えずには居られません。金の使いかたも知らない。 いままでも沢山のやつが捕まっていますが、氷山の一角であって、氷山の底辺は広いということでしょう。
こいつらを育てている土壌(構造)を考えます。 送り込む地方の選挙民の意識なのでしょうか・・・。または国民性・・・。

----- Original Message -----
From: 藤原ヨウメイ  To: 地平線ML
Sent: Thursday, November 08, 2001 11:30 AM
Subject: Re: [tiheisen] 有害無益+∂なのじゃ〜!

アジアモンス〜ンのザイーフふじわらです。
いつも、皆の書くメールの文章に感心しながら楽しみにしてます。 定例会の土曜日は有意義でしたね。 上野さんは、しぶい着物姿でしたし、タノさんは風邪と手術後だったし、菅原君が少し、旅のつかれか、心と体がバランスをくずしたままで活力感をなくしてたので、ちと、心配ですが、 川本さんの弁説ぶりは、レッドゾ〜ン気味で議会に送り込みたいぐらいでしたね〜! 私はとにかく疲れましたので翌日はやすみましたが!
ちなみに、12月1日(土)のパ〜テイは、この数カ月の陰鬱な世相を喝破するような良い気の流れる時間になれば、一番よいのでは想っています。
ちなみに、別の話として、私が無謀にも始めたアジアモンス〜ンが不思議なぐらい続きまして、やがて1年立とうとしてるので、12月8日(土)に1周年記念のパ〜テイをやろうかと深川さんたちと相談しました。  お知らせと、おいおい、話しはつめて、学生から、年輩諸氏まで出会う機会にできたらと想ってま〜す。みんなが、ブレーンに成ってるのでがんばるじょ〜!
それから、上野さんに行ってた、タノさん記録の井上家エコロジ〜ハウスは、私が見せてもらいましたので、次ぎに川本さんの方へ間違い無くいきます!
なかなか、あらためて見ると、具が多い内容で、いままで井上さんが語らなかった話しを知れて、至極感心でした。むかし見た、NHKの「大草原の家」を思い出し、心地よい時間でした。ちいさなサンクチュアリが、利害をものともしないひろがりになればと、世相に重ねて見ていました。
しばらく、村上 楽君に貸してもらってる中村 哲さんの本を、読ませてもらっているのですが、ここに至るまでの1年ほどのアフガン情勢が書いてあるので、十分理解できるようになりました。6日夜遅くに、楽くんが来ましたので話し込みましたが、講演会の当日の盛会に喜んでいました。そのあと、しばらく屋久島へいってたようです。お疲れさんでした。
日本をふくめた、現代の列強国が利害とポジションの探りあいをしつつ、魑魅魍魎の気配を見せ始め、善意をオブラートに包んだ悪意で、虎視眈々と粘菌のように、悪気と臭気をメデイアを利用しながらひろがって行くさまはなんともいいようのない不快感がベットリとこびりついて消えません。  いままで、ブーデイ.サットバの唯識の達観を善し、とつとめていましたが、最近、大鉈をふるって浄化をできたらと、押さえ込んでいた念が、沸々と、起きはじめて、気を込めはじめています。
ミチミチときしむ背中を割ってセミが産まれるように、念力を持った意識が雲雷のごとく増幅し、背中を割りはじめたのを自分で気付きはじめました。
この頃、1週間ごとに降る雨を、幸福な雲雷の国なんだなと考えてます。 『竜京の民族』として、写真か、映画を1本撮ってみたい気分です。

----- Original Message -----
From: 上野ミエコ  To: 地平線ML
Sent: Friday, November 09, 2001 2:04 AM
Subject: Re: [tiheisen] 地平線忘年会2001:盆と正月が一緒にやってくる?

井上さんビデオ見ました。なかなかいい生活していますね。 3日のモンスーンでは皆さん集まって忘年会の話になりましたが、私は井上さんちに押しかけようと提案しました。しかし、双方いろいろ都合もありますよね。でも、いつかみんなして遊びに行きましょうよ。
なんだか遠い昔を思い出しました。私の実家も小学校の頃までは風呂は雑木で湧かしていましたよ。その風呂場というのが母屋から10m位離れていて、雨降りや寒い日は家からヨーイドンと駆け出してはいりに行っていたし、月と星降る夜は空を眺めるのもなかなかよかった。それから生活排水の流しもまた家から10m位離れた竹やぶのねきに泥だまりのドブ池がありボウブラとか蚊がわいてそれも今思うとなんか妙に印象的に思い出しますね。
話題は変わり、アフガン問題からだったか、中村哲氏のキリスト教の思想からああいう活動のもとがあるのかだったかな宗教の話になりました。
先週の週刊金曜日では、「在日イスラム教徒が語る」という座談会の特集がありました。 今の日本と似ているところがあると思い読みました。
「・・・イスラム教徒にもいろんな人がいるという多彩性を認めた上でなおかつ、もしあれが実際にビンラディンがやったものであれば、あのような巨大な暴力がイスラムの名をかたって行われたということに大きな怒りを感じるしすべてのイスラム教徒にも失礼だと思う。彼ほど教育を受けている人間に信じ込ませた一種のカルト教団の洗脳は恐ろしい・・・・」  とか。
「イスラム世界にも非はあると思う。自分たちの持つ文明が、西洋や中国、日本の文明に劣らないものであることを知らしめる努力をしていない。」 という会話の断片ですが、日本でも宗教と言えばそーか学会に、何とか大妙会とか聞くし、外車を乗り回して企業化している生臭そうな坊さん、オウム真理教のカルト教団みたいなのはばきかしている。 キリスト教でもよしあしは別としてすごい種類があるみたいだしでも、そんなんじゃなくて本物の経典探してみようかなと思っています。 さしずめ般若心経のまともなものでもあればとおもいますが。

----- Original Message -----
From: 太田黒ツヨシ  To: 地平線ML
Sent: Friday, November 09, 2001 3:39 PM
Subject: [tiheisen] 世界性。

太田黒です。
地平線のフォーラムも新たな発言者を得たことで活発になってきましたね。
世界性。 それぞれの人たちが自分の考えることを世界性へ充てる。 自分の考えを世界性のヤスリにかける。
世界性とは地域性の対極にある意味としてでなく。 「自分が考えることは世界を考えることだ」。誰が言った言葉か忘れましたが。
単なる旅した人間の「世界」コメントではなく。 各人の世界性への発言の「場」にしょうではありませんか!

----- Original Message -----
From: 赤星チグサ  To: 地平線ML
Sent: Saturday, November 10, 2001 1:06 AM
Subject: Re: [tiheisen] 世界性。

こんばんわ、ちぐさです♪
カメラと約130本のフィルムを身につけ、1人で地球を旅するようになって、10年になります。ここ3年、本格的に写真を勉強しはじめ、益々写真の魅力に取り付かれています。
ファインダーからのぞく、人々、植物、生き物たちはみんな輝いて見えます。この地球で一生懸命いきてるんだなあ〜ってドキドキ、わくわくの連続です。
この夏。約2週間滞在したCUBAでは、スペイン語がまったく話せない私に、最高の笑顔で人々が寄って来てあっと言う間に仲良しになってしまいました。
ことばの要らない、不思議なコミュニケーション。 そこには、あたたか〜い光が満ちあふれていた気がします。
カメラが、私をいつも守ってくれていて、幸せな所に連れて行ってくれている感覚を覚えました。 半年前から留学してた中村君は、自分が半年かかって築きあげたコミュニチーをちぐさはたった1日で・・・っとふくれるほどでした。(^>^)
よく写真の西本先生から言われることは・・・ 自分の都合のいい場所(位置)だけから、見るな!!寝転がったり、逆立ちしたり、ちかづいたり、さわったり。いいとこを探すこと! たとえそれが自分にとってとってもきついポジションだったとしても。
これは、人間関係にも言えるなあ〜と思う。  写真は、物の見方迄かえてくれています。
今度はどこいこうかなあ〜?  ちぐさ☆
p.s みなさんのお話が聞けてうれしいです。太田黒さんの祝賀会&忘年会参加しま〜す。

----- Original Message -----
From: 田上ヒロフミ  To: 地平線ML
Sent: Saturday, November 10, 2001 2:56 PM
Subject: [tiheisen] 長崎に行ってきました

たのうえです
週の始めに、長崎の大村航空基地に勤務する同期を訪ねました。とうとう第1陣がインド洋に向けて出発してしまいましたね。毎年何かの形で、見送る人の不安や涙を残して、艦艇は長期の航海に出ていきます。当然ながら今回の派遣に関しては、家族の心配はなおさらのことのようでした。  「顔に書いてある」って言うように、彼らの顔にも奥さん方の顔にも・・・。
現場のことを何もしらない政治家の発言に対して怒りを感じています。あまりの悔しさに、帰路涙が止まりませんでした。
第1陣の派遣艦艇の指揮官、彼のことはよく知っています、僕が南米ウルグアイまでの航海に搭載機の乗員として参加したときの、護衛艦の元艦長です。 搭載機の運用、操艦技術、適確な判断、非の打ち所が無いパーフェクトな艦長でした。彼のこと、艦の乗員、搭載機の乗員全員を無事に連れて帰ってくれると信じています。

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From: 井上サトル  To: 地平線ML
Sent: Monday, November 12, 2001 9:21 AM
Subject: Re: [tiheisen] 長崎に行ってきました

おつかれさまです。
昨日昨々日は、子供の七五三でした。 朝のキリッとした空気を感じながら、日差しが杉の林からもれている参道を家族で歩きました。行き帰りの車を運転しながら感じたのは「平和」ということです。  地平線会議で交わされる会話や、たのうえさんの話で、アフガニスタンのことをより身近に置くことができ、関わりがあって良かったと思います。
ポーズが出来なくても、国力が無くとも、「平和」であるということで良いではないかと考えます。

----- Original Message -----
From: 太田黒ツヨシ  To: 地平線ML
Sent: Monday, November 12, 2001 2:22 PM
Subject: Re: [tiheisen] 長崎に行ってきました

報告ありがとうございました。>田上さん
今回の出動は、「平和維持部隊」とかで行くのでは、まさしく「出征」ですね。 そんな雰囲気が窺い知れました。
紹介をひとつ。 たいへん評判の高いドキュメンタリー映画が熊本で上映されます。新聞紙上で沢木耕太郎も奨めていたし。有田芳生も絶賛していました。私は土曜に観に行く予定です。
ドキュメンタリーフィルム「神の子たち」-God's Children-  これは「忘れられた子供たち/スカベンジャー」を撮った、四ノ宮浩監督の6年ぶりの作品です。
「人間とはもううしろがない断崖絶壁(絶対絶命)の状況になり、【死】というものを意識すると、前向きに生きるのかもしれない・・・。そして、家族とは大変であればあるほど、家族の絆を強めていくのかもしれない・・・」〜監督の言葉より〜 詳しい映画の内容は www.kaminoko.com
上映会 11/17(土)19:00〜 熊本市民会館(大会議室)     11/18(日)15:00〜 フコク生命ビル7F 入場料 一般/大学生 1000円 1200円(当日)

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From: 田上ヒロフミ  To: 地平線ML
Sent: Sunday, November 18, 2001 11:59 AM
Subject: [tiheisen] 観てきました「神の子たち」

たのうえです。 観てきました「神の子たち」。 最後にアレックスが微笑みながら一筋の涙を流すシーンがとても印象に残っています。
映画が始まる前に司会の方が言っていた「可哀想という言葉の基準・・・」。反射的に可哀想と感じても、それを簡単に言葉として発することはいかがなものか ?
事を障害者にあてはめてみても同じことが言えると思います。 健常者の我々から一見すれば「あら可哀想」、反射的にそう思うことがありますが、彼ら彼女達曰く、「幸せなんですよ」という言葉を時々耳にします。  よかれと思って発した言葉が失言だった…なんてことにならないように、ちょっとだけ考えてみる。そして、いろいろな面で自分に問いかける、自分に言い聞かせることができた映画「神の子たち」いい作品でした。
 同じようなことが某機関紙に掲載されていました、抜粋します。 -------------------------------------------------------
 今回の戦争で食料援助のために輸送機から投下された食料が焼かれたりしていると聞いて、感謝が無いなどと言う人がいる。物を与えれば、良いことをしたと思い込む愚かさを悟りたいものである。心の無いところではどんな援助も無意味になってしまう。
 戦後、アメリカ軍が日本に来て、チョコレートや乾パンをばらまいた。それを拾って帰ると、大変怒られ、捨てられた。毒が入っている、敵国のものが食えるか、お腹を空かせた私たち子供は恨めしくそれを眺めていた。
 歴史を学ぶことなく、体験を大切にすることなく、物事を判断しようとすると今を生きている人の心を見失う。人の心を見失うと、バーチャルな世界になりどんな悲惨なことでも出来るようになる。それが現代のテロであり、戦争であると私は思う。 -------------------------------------------------------

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From: 太田黒ツヨシ  To: 地平線ML
Sent: Monday, November 19, 2001 12:31 PM
Subject: Re: [tiheisen] 観てきました「神の子たち」

太田グロです。
田上さんも観に行かれていたのですね。私は最終列の席で観ていました。受付のところで井上さんファミリーとは、ばったり会いました。
よけいな解説がないぶん、スモーキーマウンテンで暮らす人々の逼迫した生活がストレートに伝わってきました。
あまりにも大きい富の偏り。
バイクで家路に向かう間、そのことがずっと頭にありました。

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From: 井上サトル  To: 地平線ML
Sent: Monday, November 19, 2001 2:25 PM
Subject: Re: [tiheisen] 観てきました「神の子たち」

おつかれさまです。タノさんも行ったですね。
11/17(土)の市民会館での上映会は、私も、嫁さんと子供と行きました。 (太田黒さんも来ていました)
のっけから、新しいスモーキーマウンテンでの大規模な崩落事故から、巻き込まれた(ゴミを生活の糧としている、ゴミの山に隣接したバラックを住居とする)住民の救出シーンから始まって、少々ショックでした。  この救出活動は予算の関係からか、途中でうち切られました。多くの住民(千人単位)が埋まったまま・・・。その後は、そこで暮らすいくつかの家族の生活を丹念に追いかけて行くものでした。
私が思ったのは、「食」ということです。事故から政府はその場所の閉鎖を決めるのですが、彼らにはゴミの中から有価物を換金して生活費を稼ぐしか方法はなく、数日食べていない。食べるときは米を炊いて、おかず無しで塩(と思われる)ものを付けて、一日1食程度であるわけです。
ゴミの山に暮らすのですから、衛生状態はらつ悪です(良く手を洗っていたのが救いの場面でしたが)。ゴミの山に芋を植え、米など食べるものが無い時は、その芋を食べています。化学物質の測定などは、恐ろしくて出来そうにありません。その影響は、弱い者からその影響は出てきます。子供の死は日常であるということでした。
私たち日本人の残飯(未開封の食料を含む)による年間損失は、約11.1兆円であり、国内の農・水産業の年間生産額は、約12.4兆円です。ただでさえ自給率が30%程度しかないのにも関わらず、年間生産額と同程度の食料を捨てているのでした。  また、今年は米が出来すぎているということで、政府からは青田刈りという指示もでています。せっかく出来た食料を「捨てよ」と言う指示です。
タノさんの言うように、単純な比較は無意味ですが、グルメなどと浮かれ騒いでいる我々はどこに向かっているのか考える必要があります。日本はやはりどこか狂っているのではと思います。私自身もいろいろな意味で反省しました。
ゴミが無くなって旦那には仕事がないのですが、奥さんからは「あなたが頑張らなければだめじゃない」というしかりを受けて、口論となりました。カメラマンへ「金にならない撮影なんかやめちまえ!」と八つ当たりしています。−ゴミで暮らすこと−。それに比べれば、日本は平和だと思ってすぐに考え直しました。
地平線で以前話題となった「アジアスケッチ」(高山 義浩)を最近やっと購入して、先に最後の結びの文書をたまたま読んだのですが、旅から帰った後、浮浪(労)者と暮らすあたりを書かれています。仲良くなった若い浮浪(労)者が、食べ物がないので、友達であった猫を焼いて食べようとした話が出てきます。  副題が(アジア化する日本)とありましたが、浮かれ騒いでいる連中を横目に、人口増加・食糧難などの世界的な問題はじわっと迫ってきているとも考えました。
最近仕事で福岡へ、列車で行くことがあったのですが、博多駅の近くの公園には、青いビニールシートが数多く張られていました。インドでは駅の沿線にスラムが広がっていましたが、その風景を思い出しました。

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From: 井上サトル  To: 地平線ML
Sent: Tuesday, November 20, 2001 2:28 PM
Subject: [tiheisen] 米国は、自由から安全へ

下記は、米国の同時多発テロ、炭疽菌事件をきっかけとして、米国民の意識が自由から安全へ変わりつつあるというレポートです。事件を利用して「利益を得よう」「有利に運ぼう」という者達が居ます。  別な出所ですが、あの事件の直前に事件が起こることを察知して、株の空売りでもうけた奴らが要るようです。航空会社の株の売り買い推移から明らかだということです。
以前から、日本でも導入の話がある「国民総背番号制」について、米国の市民権運動家はプライバシーや「自由」が奪われると言って反対をしていたが、今回のテロの背景から現実味を帯びてきており、下記のレポートでは、パスポート偽造や航空機テロへの対応のため、IT先端技術による指紋照合システムの導入が一例として書かれています。
FBIなどの国家権力によるモニタリングや盗聴、データベースへの登録などテクノロジーを使っての個人管理強化など、米国民は伝統であった、「自由」を捨て、安全(管理)を選ぶようになっていくのでしょうか・・・。 http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20011119/high25.htm

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From: 太田黒ツヨシ  To: 地平線ML
Sent: Thursday, November 29, 2001 2:26 PM
Subject: Re: [tiheisen] 「イーチャオ」が語源

太田黒です。
今週、私もウイルスの件で川本さんに急ぎ対応策を教わりました。 大学教授とそれから新聞記者のお客さんからきたメールが感染していました。 困ったもんです。
いわゆるテロ不況というやつで、旅行業界は青息吐息の状態。海外旅行が大半のぼくの店はなおのこと。これも困ったもんです。
ただ、「グローバルなシステムから利益を得られず、それが壊れても何ほどのことでもない人々が、世界にはあまりにもたくさんいる。」 (劇作家アリエルフ・ドーフマン、11月28日の朝日新聞インタビュー記事より抜粋)
意識して自戒せねば。

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From: 村上ガク  To: 地平線ML
Sent: Friday, December 07, 2001 11:53 PM
Subject: [tiheisen] ぺシャワール会 報告会のお知らせ

アフガニスタン情勢が緊迫している最中ですが、下記のように報告会を催します。現地活動18年目のNGOの活動報告をとうして、アフガニスタンとそこに生きる人々をもっと身近に感じていただけたらとおもいます。今回は質疑応答の時間も多くとり、参加者全員で考える報告会になるかとおもいます。
また報告会の後には懇親会も予定しています。藤原さんの御好意でモンスーンでしていただけることになりました。お時間の都合のつく方はぜひ来られて下さい。
日時:12月12日水曜日 19時より
場所:熊本市総合女性センター 2階 円形ホール(096ー345ー2550)
内容:
 1 福元満治(ぺシャワール会広報担当)
  「アフガニスタン現地活動の最新情報、いのちの基金の使われ方」
 2 村上楽(熊本大学生)
  「アフガニスタン井戸掘り参加体験談」
 3 参加者からの質疑応答    <入場無料>
主催:ぺシャワール会熊本連絡会
お問合せ  長浜正子(096ー344ー5657)

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From: 太田黒ツヨシ  To: 地平線ML
Sent: Saturday, December 08, 2001 12:00 PM
Subject: Re: [tiheisen] ぺシャワール会 報告会のお知らせ

太田黒です。
お知らせありがとうございました。 村上くんのことは藤原さんから随分ときいています。
ぼくもぜひ行きたいと思います。参加者が多いといいですね。 その点をぼくは注目します。みんな「冷めなければ」いいなあ、と。
今朝のニュースによるとタリバン指導者のオマル氏の居場所が分かったとのこと。 紛争が終息に向かいつつあるようです。
またもや大国の、アメリカの、横暴な振る舞いがまかりとおる方向にあります。
1発2億円を超える、地下までも根絶やしするディジーカッターを撃ち込み。 すさまじい後遺障害が残るとされる劣化ウラン弾をまき散らし。 それで、はい、終わり、とは・・・・
ぼくの商売はテロの影響で売上は半分以下で、店としては死活問題だけども、こんな終息は望みたくありません。
テレビとかでコメンテーターがしたり顔で語る「タリバン後」なんかよりも、ペシャワール会のスタッフの方や実際に彼の地で井戸掘りをした青年の経験談に、ぼくはもう一度、耳を傾け直すべきだと思います。
村上くん、本業の勉強も忙しいでしょうが、頑張って下さい。

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From: 田上ヒロフミ  To: 地平線ML
Sent: Monday, December 10, 2001 7:46 PM
Subject: Re: [tiheisen] ペシャワール会 報告会のお知らせ

たのうえです 水曜日の定時退社を目指して頑張っています。
熊本赤十字病院の鈴木医師も現地入りして医療活動を始められたそうですしかしながらあまりにも粗悪な医療機器と、ほとんど無いに等しい量の薬品や縫合用の糸などの消耗品、そして手術台は一つだけしかないそうで、この台は女性用になったそうです(イスラム教では男女共同の手術台はNGなんだそうですね) 結局、患者に対して手の施しようが無いのが現実だそうです。
先日、海上自衛隊の自衛艦隊が派遣されましたが、これに要する費用は170億円なんだそうです、鈴木医師はこの事には触れられませんでしたが、声を大にしてなじるように言われていました「日本はもっと他に出来ることがあるはずだ」と。 なんか自分自身が怒られているかのように胸に刺さる言葉でした。
水曜日の報告会も前回のように大勢の方が来場するといいですね。 楽君頑張って下さい。

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From: 村上ガク  To: 地平線ML
Sent: Thursday, December 13, 2001 2:47 AM
Subject: [tiheisen] お礼

ぺシャワール会報告会に来て下さった田上さん上野さん太田黒さん(まだ他にどなたか来てたらごめんなさい。太田黒さんとはお話する時間が今回もなく残念。)、ありがとうございました。初めてああいった形で人前で報告をしたので、少々緊張しました。もう少し質疑応答ができて双方向的なものにする予定でしたが、一方的になり申し訳ありません。
今回の報告では僕は戦争などについては極力ふれずに、井戸掘りのことだけ伝えてよ うと思ってました。まだ僕自身、戦争や南北問題などわからないことだらけで、何か意見を述べる段階にないと思うからです。ただ今回の報告で少しでもアフガニスタンを身近に感じてもらえたなら、うれしくおもいます。
これからも何か報告できるような体験があれば、ぺシャワール関係でなくとも報告させて頂く機会があるかと思います。まだ模索の段階ですが、よろしくおねがいします。
追記 モンスーンに甲斐大作さんの描かれた「アフガニスタンよ永遠なれ」というぺシャワール会のカレンダーを置いていただいてます。僕はけっこう好きな絵です。気に入られた方はぜひ御自分にも、誰かにプレゼントにでも買って下さい。

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From: 太田黒ツヨシ  To: 地平線ML
Sent: Thursday, December 13, 2001 7:23 PM
Subject: Re: [tiheisen] お礼

太田グロです。
昨夜の報告会は、ぼくにとって有意義でした。 村上くんの井戸堀りレポートはスライド写真がとても的確で分かりやすかったです。モンスーンである懇親会の参加も考えたですが、会費にあたる金額だけカンパ箱に入れて、おいとまいたしました。
スライド写真を観ながら、ちょうど10年前、湾岸戦争の真っ最中にペシャワールに滞在していた頃のシーンを思いだしていました。 看護婦さんの藤田さんの姿。いまも現地で働いているとは、すごい! パシュトゥン語の単語を教えてくれた、入院中の少年ザマンくん。 ホテルで同宿していたムシャヒディンの戦士。
それから、ふと、ビンラディンは16日のラマダン明けまで逃げおおせるのか、とか。 スライド写真に写っていたあんな峻険な山々に潜んでいるのか、とか。
アフガンも川辺川ダムもひとつの山場を迎えたようです。

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From: 田上ヒロフミ  To: 地平線ML
Sent: Thursday, December 13, 2001 10:42 PM
Subject: Re: [tiheisen] お礼

昨夜の報告会に出席された方、それと体験談発表の樂君お疲れ様でした。
会場の都合で時間が足りなかったようで、福元氏の話が最後まで聞けず残念な面もありましたが、報告会終了後に至っても、遅い時間まで福元氏をはじめ、スタッフの方々から現実に起こっている(起こった)話を聞かせていただきました。  大勢のスタッフを前にして、何でも質問できる特等席の状況にありながら、僕が考えていたアフガンの状況と今回聞くことができた真実の状況があまりにも違い過ぎていた為に何を質問していいのか迷うほどでした。
うすうす気が付いていたこと、まったく気が付かずにメディアに騙され続けていたこと・・・(後者の方が多い)。あらゆる面でメディアの情報操作による『虚報の恐怖』を再認識することができて、そして心に残るいい言葉も聞かせていただくことができ、出席して良かったと思います。
樂君の発表の中で、井戸を掘っている途中で岩石にあたったときのこと・・・また話を聞かせて下さいね。
樂君が井戸の底で作業を共にした元戦士の彼が行っていたテク、対人地雷から火薬を抜いて・・・。似たようなことを子供の頃にやったことがありました、火薬は爆竹を根気良くたくさんバラして収集して筒に詰め込み、子供ゆえ電気式の信管なんて手に入るはずも無く、導火線でダイレクトに接続して、さぁ点火・・・。予定では下方に噴射して空高く飛んで行くはずのロケットがその場で爆発、木っ端微塵でした。  樂君の発表を聞いていて、ロケットが吹っ飛んだときのことがリアルに脳裏によみがえりました、そのときの僕の顔はきっとニヤけていたに違いありません・・・。

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From: 上野ミエコ  To: 地平線ML
Sent: Saturday, December 15, 2001 12:40 AM
Subject: Re: [tiheisen] お礼

水曜日は村上さんお疲れ様でした。 あくる日は車のラジオでペシャワール報告会のこと好意的にニュースしていました。村上さん、なかなか簡潔明瞭ハキハキしてわかりやすかった。きつくて、危険な井戸掘りなのでしょうに、楽天的にとらえていてつい引き込まれて聞きました。
見るからにエネルギッシュ、行動的、陽気な人柄。そして、身近にこんな行動している若者がいるのがうれしくなりました。 世の中すてたもんじゃありませんね。 またまた、モンスーンに走らなくっちゃ!!

----- Original Message -----
From: 井上サトル  To: 地平線ML
Sent: Wednesday, January 02, 2002 9:50 AM
Subject: [tiheisen] 謹賀新年

昨年は、いろいろなシーンでお疲れさま、また、ありがとうございました。 年末は、なんだかあれやこれやでお忙そが氏となっておりました。 メールを見ていると、12/13以降、書き込みをしておりませんでした。
さて、昨年は米国へのテロから、アフガニスタン難民支援、自衛隊の派遣、川辺川ダム、多くの出来事で地平線の各位からご意見を聞くことができて、自分に問うてみる機会が多々ありました。 改めて皆さんに敬意を表したいと思います。
今年は、どんな年になりそうですか? 表面的なことがいろいろと移り変わっても、地平線スピリットを持ち、 道を探しながら一歩一歩、歩いていきたいと思います。
<年賀状に書いた文書> 戦争が止まり、川辺川ダムが止まり、 持続可能な社会で、平和に暮らす夢を見ました。
今年もよろしくお願いいたします。

----- Original Message -----
From: 田上ヒロフミ  To: 地平線ML
Sent: Monday, January 28, 2002 10:38 PM
Subject: [tiheisen] 映画「カンダハール」は・・・

お疲れさまです。たのうえです。
映画「カンダハール」 何で東京・千葉・埼玉だけしか上映しないのでしょうか? マスメディアの関連報道も一段落ついたし、地方での興行収益は取れないという計算?監督の生い立ち、映画を撮るきっかけなど、本人のコメントを聞いたら、観ておかねばっ、って気になりました。
海上自衛隊の自衛艦隊はまだ帰れない? これもほとんどの人の記憶では過去のものになっている? 米海軍だけならず、英国海軍などへの支援作業にも従事している彼等・・・。先日の米海軍艦載機によるイラクへの空爆。すでに自衛艦隊の行動は戦闘行為として、とらえられてもおかしくありませんよね。 安全や心配の面から、そして暴挙に関与してほしくないという面からも、早期の帰港を望むのですが。。。
日本は、もっと執るべき行動があったはず。 もっともっと国連を使って、いいように利用して、平和国家"日本"を知らしめることが出来たはず。アメリカとアフガンの間に立って、粘り強い対話を行っていく、橋渡し的な存在に成り得たはず。
あまりにも賢くない、ひとりの首相のおかげで、さも、そのことが日本国民全員の意見であると誤解を招いてる。そうすることが正義であると言ってる。 正義とは、悪と闘うこと。この悪とは、全ての暴力。
力と力のぶつかり合いは、解決を見ない。 力には心を尽くさなきゃ。
。。。どこまでいっても、これは理想論なんでしょうかね。

----- Original Message -----
From: 井上サトル  To: 地平線ML
Sent: Tuesday, January 29, 2002 10:22 AM
Subject: [tiheisen] 2月の例会は2/2でいいですか?

おつかれさまです。
先日、今年の秋に開催される熊本市の姉妹都市4つが集っての環境国際会議のプレ・イベントで、パートナーシップに関する講演会とパネルディスカッションがありました。
アメリカ(真夜中)へも中継してのゲストは、ワールドウォッチ研究所の所長でした。ワールドウォッチ研究所は、世界の環境データーを集約分析して「地球環境白書」を毎年発行し、問題提起と提案を行っているシンクタンクです。
パネルディスカッションでの会場からの質問時間に、その所長へ地球温暖化対策で京都議定書を産業界への悪影響という理由で離脱した、ブッシュの考えはアメリカ国民の考えなのか?という直球質問がでて、 「あれはおかしい。アメリカの国民は大多数が温暖化対策を望んでいる」と答えたのが印象的でした。
アメリカがおかしくなりはじめたのは、思えば大統領選からだったのでしょうか。ブッシュにしなければ困る誰かが意図的に操作したような何か変な感じがしてました。 アメリカ国民は選択を誤ったと思います。
日本もそうですが、国民の意識と異なる政府を抱えているということは、残念だし、ほんとうに不幸です。

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From: 太田黒ツヨシ  To: 地平線ML
Sent: Tuesday, January 29, 2002 6:54 PM
Subject: Re: [tiheisen] 2月の例会は2/2でいいですか?

太田黒です。
> 議題は、アースウィークへの参加をどうするかでお願いします。
了解しました。私は夜9時くらいからの参加になりそうです。
アースウィークを今日、意識して、私がふと思ったのは、食物のことです。 食い物に困るアフガン。テレビを観ながらパンを喉につまらせる巨大帝国のボス。 世界中から食い物をかいまくる日本。 世界の食環境をみれば、世界の矛盾がそこの集約されていかのようです。
今、「ファーストフードは世界をくいつくす」を読んでいますが、食のグロバリゼーションがいかに醜悪な結果を招いているか、今さらながらに分かります。人体へのダメージだけでなく、環境、それから労働者の環境も、すべてをなぎ倒していくのですから。
映画「カンダハール」はやっぱり地方では上映がないのですが。同監督の「サイクリスト」もともてよい映画だと聞きました。

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From: 田上ヒロフミ  To: 地平線ML
Sent: Thursday, January 31, 2002 11:15 PM
Subject: [tiheisen] 自由の国「アメリカ」 ?

想像してごらん 天国なんて無いと  その気になれば簡単なのさ 僕らの足元に地獄はなくて  頭上にはただ空があるだけ 想像してごらん すべての人々が  今日のために生きていると
想像してごらん 国なんて無いと  そんなにむずかしいことじゃないよ 殺したり、死んだりする理由もなく  宗教さえもない 想像してごらん すべての人々が  平和な暮らしを送っていると
僕を夢想家だと思うかもしれない  だけど 僕ひとりじゃないはず いつの日か きみも僕らに加われば  この世界はひとつに結ばれる
想像してごらん 財産なんか無いと  果たしてきみにできるかな ? 欲もなければ飢える必要もなく  人はみな兄弟なのさ 想像してごらん すべての人々が  世界を分かちあっていると
僕を夢想家だと思うかもしれない  だけど 僕ひとりじゃないはず いつの日か きみも仲間に加わって  世界はひとつに結ばれる
 お疲れさまです、たのうえです。 冒頭から突然失礼しました。
。。。上記の詩。。。ジョン・レノン『IMAGINE』の和訳です。
米国では911以降、この Imagine や Happy Xmas などが歌われなくなり・・・。車のバンパーには『ベトナム帰還兵』のステッカーが貼られるようになり・・・。少女が報復反対の平和運動をすれば、学校から処分されたり処分は撤回されても、本人へのイジメ、家族への嫌がらせは続き引越しを余儀無くされ・・・。
米国民の感情がやっと変化しつつある昨今。 突然、再び油を注ぐようなドキュメント系映画「BlackHawk Down」の世界先行上映・・・。
ジョン・レノンが凶弾に倒れたとき、近くにいた警察官がとった行動は・・・。彼は平和・反戦の歌を歌い続けることで、アメリカの国籍を得ることができなかった・・・。 後に公開された、彼の事件報告書は、戦時中の日本の教科書のように、真っ黒に塗りつぶされていて、これが報告書? というものだった・・・。
宇宙開発はアメリカに学ぶものが多いですよね。日本と比べると圧倒的に宇宙開発の歴史が違いますからね。宇宙開発だけでなく、他にも学ぶものが多く尊敬もするアメリカですが、マイナスと感じていた部分が911以降さらなるマイナスのイメージになっているのです。  僕のなかでは最悪なことに、月面に着陸したアームストロング船長のあの映像。 実は真っ赤な嘘だったという話しが急浮上しているようなんです? 真偽のすべては2年後に打ち上げられる衛星により明かされるようですが、子供の頃からの夢は壊してほしくないのです。。。

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From: 井上サトル  To: 地平線ML
Sent: Friday, February 01, 2002 11:21 AM
Subject: [tiheisen] 米国の「隣組」と緒方さんとNGOへの外務省からの資金

タノさん、太田黒さんへ続きます。
米国はオブラートに包んでいますが、帝国(軍国)主義化が進んでいます。 マスコミの報道統制に続いて、最近のNewsでは、まるで日本の戦時中の「隣組」のような制度を始めました。
「ブッシュ米大統領は30日、米国民が本土・地域防衛やイスラム諸国支援に自主的に奉仕する「合衆国自由部隊」の創設を命じる大統領令を出した。最低2年間の奉仕を求め、20万人以上の参加を得たい意向。10月から始まる03年度予算案で5億6000万ドル以上を要求する。(毎日新聞)」
テロ情報の提供・協力などを含めて、地域防衛の「組」を作ると言うことです。さしずめFBIが憲兵のような役割を果たすのでしょうか?第2次世界大戦から米国首脳の手法は代わっていないのですね。旧日本軍の手法も取り入れて行くとは・・・。末期日本への原子爆弾実験と同じように、無力の国へディジーカッターというの兵器実験もしていますし。知れば知るほど似ています。噂で人を刈る「魔女刈り」のようなことにならなければ良いのですが・・・。
緒方貞子アフガニスタン支援政府代表・・・、のことを書こうと思ったら、外務大臣を辞退したそうです。 http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp02020101.html
緒方さんは、ちょっと他の記事を読んでいたら、やはり筋金入りということが伺えます。 大学院で国際政治と外交史を教えられていたことがあるようで、クラスの一番高いレベルを規準に、学生をぐんぐん引っ張っりあげていく授業であったということです。
以下引用------------------------------------------ 緒方先生には「満州事変と日本の外交政策決定過程」という労作があるが、日本が太平洋戦争という、あのような無謀な戦争をなぜはじめたのかという関心と興味が、先生の学者としての原点であります。この本は、日米に散在するさまざまな資料と証言を多角的に分析した実証的なアプローチによる研究であるが、なんでこうなってしまったのだろうという問いを、具体的なデータをもとに実地に検証していく作業は、いま緒方外交の特徴といわれる「現場主義」ということの原点でもあろうか。
外務大臣になれば、否が応でも金まみれ伏魔殿とつきあわねばならず、長所が生かせず心労が募るという気がしていました。辞退は賢明な選択であると思います。
しかし、Newsで出てくるNGOへの外務省予算の金額たるや膨大ですね。 馬や愛人などにつぎ込む馬鹿どもに預けていることに、また怒りがこみ上げます。 金に権力が群がる、既得権を排除する者へ組織的に抵抗する、うやむやにする。 あの資金のほんの一部でも、中村哲さんへ流れたらと思います。 少しで長く(向こう10年とか・・・)。あまり多いと、狂う人が出てくるのが心配ですから・・・。

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From: 井上サトル  To: 地平線ML
Sent: Saturday, February 02, 2002 11:22 AM
Subject: [tiheisen] 米国政府の状況

おつかれさまです。 こちらは大雪です。昼間なので、道路は凍ってはいませんが、今夜はどうなるでしょうか。でも、例会には出ていきます。(嫁さんとタケルと嫁さんの友達同伴)
 私が入っているML、ジャパンメイルメディア(村上龍・主宰)では、政治・経済・海外から投稿などが掲載されています。 JMM既刊号はこちらから http://jmm.cogen.co.jp/
 アメリカの状況について、米国在住日本人作家からの投稿があり、最近の状況をよく把握していると感じましたので、皆さんへ転送します。 ---------------------------------------------------------------  ■ 冷泉彰彦  :作家(米国ニュージャージー州在住)

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From: 井上サトル  To: 地平線ML
Sent: Friday, February 08, 2002 9:18 AM
Subject: [tiheisen] Re: アースウィークへの参加について

おつかれさまです。
地平線会議も1990年の地球の日から考えれば、結構長い参加がありますね。 小杉さんの発案で、年に1回は環境(社会)への問題提起を行ってきました。
伝統のマラソンも、しだいに川辺川リレーという形で環境問題へ傾斜しました。また、探検・キャンプシリーズも、坪井川探検、川辺川探検、恋路島探検と行い、地平線「異」見聞録、地球を歩いたモッコス達写真展も行なってきました。
特に写真展は、太田黒さんがメインになってコーディネートし、大変だったと思います。太田黒さんが言われた「イベントをすると消耗する」というのは、よく判ります。 アースウィークでは、私もその繰り返しでした。  特に地平線のメンバーの基本は「単独行」ですので、周囲と調整を図りながら、ある目的のために動くというのは、言えば本能に逆らうことでしょう。
気持ちはよく判ります。私は一方で、地平線MLなどで言われている言葉や、考えを、インサイドだけで終えることを残念にも感じています。
感じた「何か」を表現する手法はいろいろある訳で、例えば「写真」は地平線関係者が比較的にやってきたことですし、「文書」は今はML上ですが、太田黒さんは、雑誌への連載も経験があります。  地平線は、さらに難しい「行動」で表現するということを、「旅」を通して実施し、直接対話で伝達する(口伝)と言うことがもっとも得意な訳です。
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先日の会でもう一つ気が付かされた点は、人類共通の行動概念として、「閉塞した社会ではいけにえを求める」ということですね。  太田黒さんが言うまで、判ってはいてもそう意識はしていませんでした。 話の発端は、「買ってはいけない」へ一般市民が求めたこと、狂牛病や雪印で行われたこと、外務省でのいざこざにも繋がっている深層心理。
一方で、閉鎖した社会が求めていることは「ヒーロー」の登場があります。 ということは、自分たちよりも「高い」存在と「低い」存在を確認することで安心するという、心理状態に行くと言うことでしょうか?
ひょっとしたら、もっと本能のレベルで、ネズミの集団入水のような、「種の保存」のための深い心理行動なのかもしれないと思いました。
このような心理を逆手に取った、米国の世界へ向けてのテロ=「悪」たたき宣言などの、一方向へ「敵」を立てることで、一般大衆の意志を統一しコントロールする手法は、会社などでもよく用いられてきました。
ナチの誕生から世界戦争などの経験を私たちは体験しているのですから、(本能的にはそうだけれども)悲惨な状況に陥らないための、考えと行動をしたいと考えます。
全ての人々がそこへ流れていくのを、少し踏みとどませる「力」、他方向への「力」になる情報が提供されること。  その意味で、一般大衆の行動を疑い「異」なる意見を言う、また伝えることは、必要なのではないでしょうか?

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From: 太田黒ツヨシ  To: 地平線ML
Sent: Friday, February 08, 2002 6:28 PM
Subject: Re: [tiheisen] Re: アースウィークへの参加について

太田黒です。
井上さんの熱いメールありがとうございます。
ちょうど今朝なんかも、自転車での通勤途中、 <俺に世間に提起できるほどのこと(言葉、言説)があるのか> <ないだろう> そんなことを思っていました。
> 太田黒さんが言われた「イベントをすると消耗する」というのは、よく判ります。
言葉、言説はその場で、ぱっと消費される、留まらず、素通りしてしまう。 これがぼくには「消耗する」と思える要因です。 これはここ1、2年、このメールリンクでも数回書いてきたことなんですが。
>  その意味で、一般大衆の行動を疑い「異」なる意見を言う、また伝えることは、必要なのではないでしょうか?
今朝、自転車をこぎながら、 <やっぱ、いまもし何か提言があるとするなら、「言葉をとめる」ことへの模索と思念だけかな> そんなことを思いました。
映像、それから言葉情報が加速度的にスピードを増した時代だからこそ、「光景と言葉をとめる」ことが必要なのでは。
まあ、漠然としていますが、そんなことです。
「アースウィークへの参加について」否かは、いまは自分の割り得てスペースに上記ことを記すことができる程度です。地平線をまとめたコディネートはできないです。 イベントという小世界をフレームワークするには、まず自分の「言葉をとめて」から。 これが偽らざる心境です。
近藤紘一著 「したたかな敗者たち」より めめしく落ち込むのも、私自身が、常に、傍観者の立場に身を置き続けてきたからに他なるまい。安逸で、平穏で、無風の生活。つまりは、真の光明の花火も、希望も知らぬ生活―――。

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From: 井上サトル  To: 地平線ML
Sent: Monday, February 11, 2002 10:47 AM
Subject: [tiheisen] 地獄の黙示録を観ました

おつかれさまです。
やらなければいけないことはたくさんあるのですが、全てをうっちゃって「地獄の黙示録」を観てきました。  当時公開時1980年ということですから、私は22歳でこの映画を劇場で観ているのですが、訳が分からないまま戦争の狂気だけが心に残った感じでした。  今回は、(たいしたことはありませんが)当時よりも多くの背景を知りつつリメイク(リ・エディット)された物を観ることが出来ることは、この機会を逃せないという気持ちにさせました。
作品は3時間半という長さで昼食後でしたが、目を離すことなく(離せなく)、小さな嫌悪感と共に多くのことを考えながら、かつ、映画の中に取り込まれ、時間が過ぎました。
サーフィンをするために村をまるごと攻撃し殲滅するヘリ部隊。(ワーグナーの曲を鳴らしながら・・・) 米国にとって何のための戦争であるかを各所にちりばめながら、狂気と地獄をさまようように、川を奥地へ遡っていく・・・。  カーツ大佐を「神」としてあがめ、作り上げた場所は、仏教徒(私)には、そのまま「閻魔が支配する地獄」に見えたのでした。その閻魔が「真実とは何か?」と問うのです。 余韻を残すラストシーン。
言葉で表すには、私の文書力が追いつきません。 映像を見ていただくしかありません。
背景からは・・・  絶対優位の立場からけんかをしかけているのは、今回のアフガンと同じ構図であり、そのけんかの理由が分からない。画面の中のフランス植民地の農主のセリフに、「ベトミンを作ったのは米国なのだ」と言う部分があり、それも、ソ連対抗のためにビンラディン・アルカイダを作ったことと重なってきました。
米国を向いた組織を現地に作り、ある程度利用した後は、それを敵として戦争をしかけ、世界各国へ派兵する。兵士にはそれが正しいことなのだと言うが、欺瞞に兵士達は気が付いていく・・・。
今回の作品は「地獄の黙示録・特別完全版」ということですが、この作品の公開が2001年5月のカンヌ映画祭であり、8/3から全米公開であって、そして911が起こったという時間のつながりと内容が示唆することに、驚きます。
ぜひ、皆さんも観た頂きたいと思います。(東宝プラザ)
尚、日本では全国ロードショーとなっていますが、全米やヨーロッパでは限定公開となっているそうです。(パンフレットより)

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From: 井上サトル  To: 地平線ML
Sent: Monday, February 11, 2002 11:22 AM
Subject: Re: [tiheisen] Re: アースウィークへの参加について

おつかれさまです。
太田黒さんは、謙虚です。というか、良く自分をじっと見ていますね。 私よりも大人である(悪い意味ではありませんよ)と感じます。
私はいつまでも青臭くていけません。 「言うべき言葉がない」「光景と言葉を止める」、実にそうですね。
他方で、太田黒さんが言っているように、「出来ることがあるとすれば、これらの言葉を記す程度です」という考えも、ひとつの意思表示とも思います。そして、それに応答した人との意見交換が始まるのだとも思います。
仙人でもない限り、意見交換は否定できないのであり、たとえ仙人になっても、その力を借りに人々は来るであろうし、「仙人」がメッセージになることもあります。 黙ることも、ひとつの情報発信・意思表示ではないかということです。
私は、「マス」コミュニケーション、一方向への大量伝達が問題と考えます。 「パーソナル」コミュニケーションは賛成ですし、その範囲をせまくは考えていません。 ミニコミ誌の編集という私の仕事は、その辺にこだわりがあるからです。 ちょっと論点がずれているのかも知れませんが・・・。
アースウィークについては、私が音頭取れればいいのですが、考えていたのは、「地球を歩いたモッコス達・2002」 (アジアの)旅人から見える911 という、「異」見聞録と写真展をミックスしたようなものでした。 Web上へ、掲示板を作って、同じテーマで異見を同時募集しながら・・・。
なんて考えるのは自由だけれど、最終的には自分でやれってことですよね(笑)。 ちょっと時間的には私もつらいですね。(残念ですが) (本当は別なのをうっちゃってでもこれが一番興味があります。オフレコ)

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From: 太田黒ツヨシ  To: 地平線ML
Sent: Tuesday, February 12, 2002 6:29 PM
Subject: Re: [tiheisen] Re: アースウィークへの参加について

太田黒です。
では、「地球を歩いたモッコス達・2002」をやってみましょう。
「旅人から見える911」というのは、すごくいいテーマだと思います。 9.11は世界で語られたテーマです。知識人が知性を駆使して語った。 ジューナリズムが煽動的、大本営発表的に語った。 酒場で無節操に語った。私もそう。 いろいろな立場の人が語っています。
もう一度、それぞれに9.11をどうとらえるかは、自分の足下を見つめる機会かもしれ ません。
但し、ワンテーマだと、参加できにくい人もでてくると思いますので、そのへんは臨機応変にいきたいところです。新しい(特に若手)の参加者がいるといいのですが・・・
「地獄の黙示録」は私も観に行くつもりです。 これまで2回観ましたが、ようわからん、というのが本音です。
暗示が多い、ようです。 ボートでデルタを進んでいく模様は、旧約聖書の出エジプトの暗示。 ヒトラーがワーグナーの曲を好みながら、狂気にはしった。 その暗示。
そんな暗示が随所にちりばめられている、みたいです。

----- Original Message -----
From: 川本マサミチ  To: 地平線ML
Sent: Tuesday, February 12, 2002 11:48 PM
Subject: Re[2]: [tiheisen] Re: アースウィークへの参加について

川本です。昨日、気分転換に映画見に行こうと思い立ち、井上さんの書き込みにつられて「地獄の黙示録」見てきました。ドアーズとCCRで昔見た時の記憶がよみがえりました。長い映画ですけど、眠たくもなく尻も痛くならなかったので、面白い映画です。 (昔、森本レオが『映画のおもしろさは尻の痛さに反比例する』と言ってましたけど言い得ていますね)
ずいぶんカットが復活していると聞きましたけど、おそらくフランス農場園とバニーちゃんのその後あたりは以前はなかったカットですよね。結末は忘れていましたけど、一瞬そのまんまマーロン・ブランドとマーティン・シーンが入れ替わってしまう展開かな?と思ってしまいました。
暗示はよくわかりませんでしたけど、おそらく見る度にいろんな発見がある映画だと思います。カットが長くても退屈しないところはキューブリックの映画に近いと思いました。こう書くとフルメタル・ジャケットをもう一度見たくなります。
アース・ウィークの件、興味深く読ませてもらっています。 やるとなったら手伝えることは手伝いますよ。

----- Original Message -----
From: 太田黒ツヨシ  To: 地平線ML
Sent: Saturday, February 16, 2002 4:46 PM
Subject: Re: [tiheisen] Re: アースウィークへの参加について

太田黒です。
「地球を歩いたモッコス達・2002」を実施するプロセスの簡単なレジメを作ってみました。
・表現媒体 アースウィークのボードとホームページの2本立て ・参加者 参加者への案内、募集、人数確定へ。 ・行程管理 スケジュール表の作成   出展者の作品作成⇒提出   出展作品の管理 原稿入力 活字印刷 会場搬入 設営   アースウィーク開催時期中の会場スタッフは必要か? ・費用 出展費、印刷代等
これまで2回行っているので、そこそこのノウハウはあるので、雑務に時間をかけないで、仕上げでいけるのでは、と思います。
以上、とり急ぎ。

----- Original Message -----
From: 井上サトル  To: 地平線ML
Sent: Sunday, February 17, 2002 7:58 PM
Subject: Re: [tiheisen] Re: アースウィークへの参加について

おつかれさまです。
太田黒さん、レス遅れてスイマセン。 レジメをありがとうございます。
いましかかっている内職が終わり次第、本格的に参加します。作品の印刷は例年通り、私が担当で結構です。ボードのタイトルと開催案内ポスターもやりましょう。
原稿募集の方をよろしくおねがいします。 ※自分の意見もまとめないと行けませんね。

----- Original Message -----
From: 赤星チグサ  To: 地平線ML
Sent: Sunday, February 17, 2002 10:07 PM
Subject: [tiheisen] 川本さんへ

ちぐさです。 この前の木曜日に久しぶりにモンスーンに行って来ました。 おいしかった〜(^。^)
わたしもお金貯めて、楽しい・やさしい・エコライフしたいな! お家建てる時は、井上さんに設計のアドバイスを頂こうっと・・・
最近、あれっ??? っと思った事。 漢字で 異なるは、異 と書くが、見た目は 田んぼに共 ですよね!!! ??? 宇宙人の姿にも見えるこの字。
異なる國の、異なる生物の、異なる宗教の人たちも皆。 同じ場所に一緒に暮らしてる。
地球人は、何を求めてるのかな?  ちぐさ☆

----- Original Message -----
From: 田上ヒロフミ  To: 地平線ML
Sent: Tuesday, February 19, 2002 12:29 PM
Subject: [tiheisen] (天晴)常時武士

たのうえです。
小泉総理が、訪日中のB大統領に贈呈した流鏑馬の絵…。最高のトンチが効いていて、相変わらずの山藤節爆発でしたね。テレビを見てて、なんか気持ち良かったです。 矢の先端をカットしているところが、また良かった…。 絵を依頼した総理と、受け取った大統領の胸の内を知りたいものです。(笑)

----- Original Message -----
From: 井上サトル  To: 太田黒ツヨシ
Sent: Friday, February 22, 2002 3:45 PM
Subject: Re: [tiheisen] 語ることを止める

井上です。
実は、太田黒さんの「言葉をとめる」はボディブローのように効いていまして、自分のアイデンティティから発することば語らなければならないし、そう考えると、熊本で生きる自分にテロやアフガンやアメリカに対して何が言えるのかと・・・。
語る言葉は無いのではないかと。
村上龍は、坂本龍一の「非戦」の中で、はっきりとした批判を避けながら、アメリカを一方の極として、反対の極をアフガニスタンとして、その線のどこかに自分は居るのだということを認識しなければならない、と書いています。
村上龍は佐世保の出身で、今回も自衛隊艦艇が出航した場所であり、アメリカが一般市民を対象に大量破壊兵器(原爆)が投下された長崎であり、彼はそこからのフィルターを通して語ることが出来ると思う。
私の場合どうか? イスラム圏をそう知っている訳でもないし、アメリカと関わっている訳でもない。 世界のグローバル化の象徴である半導体産業の一端を担う企業に働く者として? グローバル社会が切り捨てあるいは見放してきたことへの社会必要性としてのNGO活動に身を置く者として? (原爆を投下された)日本人として? 関東軍として中国に行った親父の息子として? 子供を持つ親として? 世界に生きる人の一人として?
うーん、効いている。 1.2.3.4.5.・・・カウウトが進む・・・。

----- Original Message -----
From: 太田黒ツヨシ  To: 井上サトル
Sent: Saturday, February 23, 2002 2:15 PM
Subject: Re: [tiheisen] 語ることを止める

メールありがとうございました。
> 自分のアイデンティティから発することば語らなければならないし、 > そう考えると、熊本で生きる自分にテロやアフガンやアメリカに対して何が > 言えるのかと・・・。 > > 語る言葉は無いのではないかと。
そのことはまさに、ここ数年、ぼくの背中にこびりついて離れない思いです。 日常生活の中で、「言葉をとめる」、「自分で考える」こととはできないのか。
ただ、「語ることを止める」ことはないと。 「 語ることを止める」ことは、思考停止に陥る可能性もあるのですから。
下記のように問い続けることは、たいへん大事なことだと思います。
> 私の場合どうか?
> イスラム圏をそう知っている訳でもないし、アメリカと関わっている訳でもない。
> グローバル化の象徴である半導体産業の一端を担う企業に働く者として?
> グローバル社会が切り捨てあるいは見放してきたことへの社会必要性
> としてのNGO活動に身を置く者として?
> (原爆を投下された)日本人として?
> 関東軍として中国に行った親父の息子として?
> 子供を持つ親として?
> 世界に生きる人の一人として?
PS:このHPは元気がでます。http://homepage2.nifty.com/higakitakashi/

----- Original Message -----
From: 太田黒ツヨシ  To: 地平線ML
Sent: Tuesday, February 26, 2002 6:37 PM
Subject: Re: [tiheisen] やっと一段落

太田グロです。私もひと段落したところです。
仕事で「ピースボート」のツアーを取り扱うようになったので、そのセミナー出席が昨日まで3連日続き、やっと終わったところです。週末は福岡でのセミナー参加だったのでちょっと疲れました。
アースウィークへの出展について。 このメーリングリストに参加されていないメンバーにはコンタクトしてみました。 右田さんにはまだ連絡がとれていませんが。小杉さんにも提案しました。小杉さんは「50歳は引退よ。定年制にしよう。若手に発言してもらおう」と言ってました。
おそらくみなさん(もちろん私も含めて)が感じていること<何を書けばいいのだろうか> そして自問することは、<俺は環境に関すること日頃なにもやっとらんし>、 9.11テロについても、<俺はイスラムのことはいまいち・・・>という思いなのでは。
あんまし、テーマを決めると、参加したい人が減るだろうし、共同編集するには、ある程度の「括り(くくり)」は必要にも思えるし・・・・
私もレジメ書きを請け負いながら、上記のようなことで頓挫しています。 どなたか意見があれば、お願いします。
私が愛読するノンフィクション作家・佐野眞一さんは、世の中の出来事を、<大文字>で語るのでなく<小文字>で語り描きなさい、と言っています。 その分野の専門家やマスコミだけば発言、発信するのではなく、個人が自分の身の丈 で<小文字>で語ることをやればいいのでは、と考えます。

----- Original Message -----
From: 村上ガク  To: 地平線ML
Sent: Wednesday, February 27, 2002 7:41 AM
Subject: [tiheisen] 顔の見える関係から考える。

911のできごとはどんな勢力がおこしたものか、本当のところを僕は知りません。 ただ一連のできごとはイスラム教文明とキリスト教文明の対立、といった単純なものではないとおもってます。
地球儀で見ると、ユーラシア大陸の真ん中半分は、イスラム圏です。 彼の地を旅した方は、そこでたくさんの出会いがあったことでしょう。
旅した土地で出会った、あいつの、あのコの、あの時の、あの表情。 頭でっかちではない、そうした顔の見える関係。そこから考えることができる。 これは旅をしたひとの強みではないかと思います。
ブッシュ大統領に代表される国家としてのアメリカはとてもひどい。けれども熊大の留学生で来ていた僕のアメリカの友人は、自国のしていることを嘆き悲しんでいました。
またアフガニスタンで出会ったタリバンの兵士にも、マドラサ(神学校)出身で本物の原理主義の人もいたし、写真禁止のタリバンなのに写真をとれとせがむ田舎の百姓のにーちゃんもいました。
USAやタリバンなど、メディアなどの影響でつい単純に色分けしてしまいがちです。 ただそのなかにも色んな人がいる。そういうことは、実際に現地にいったらよくわかることだと思います。
そうした色んな人がいるはずなのに、国家という単位になると、こうも単純な色分けになる。そこのところは、僕はまだわかりません。
ただ過不足のないリアリティーを伝えること(もちろん主観と客観のずれはあるでしょうが)。これはその土地を訪れたものができることではないでしょうか。

----- Original Message -----
From: 井上サトル  To: 地平線ML
Sent: Wednesday, February 27, 2002 5:31 PM
Subject: [tiheisen] 身の丈・顔の見える・ひとりの人として

おつかれさまです。
私も、アースウィークへの参加提案をした後、実際、(私だけではなく参加者にとっても)どう書けばいいのだろうかと迷っていました。
> この世界に生きる人の一人として?
そうだ。言葉として書けば陳腐ですが、「ひとりの人として」と考えれば、自分のスタンスから誰でも意見が言えるということと思いました。
下記の太田黒さんやガク君の意見で、自分の身の丈にあった言葉で(旅をした)顔の見える関係から考えるということですね。それでいきましょう。

----- Original Message -----
From: 井上サトル  To: 地平線ML
Sent: Wednesday, February 27, 2002 5:36 PM
Subject: [tiheisen] パネル展のスタイル提案

掲示(表現)手法としては、メールの形ではどうかと思いました。ヘッダーを付けて、文書をその下へ掲載。(アドレスを掲載するか否かも自由) 大きさは、パネルで読むのですから、1枚A3かB4へ拡大して。それをぺたぺたとパネルにどんどん貼っていく。
個人のスタンスで言う意見ですし、メールは普通のツールとなった世ですからこのスタイルがふさわしいと思いますが、どうですか?
写真がある人は、写真もそう大きくせずに中にレイアウトする。メール形式だとたいてい右側が空きますので。その空間で。こうなると、写真展と言うより、「異」見聞録に近くなりますね。
写真展としては、従来通りに写真+簡単なコメントで平行してもいいと思います。
パネル展の応募締め切りが今週末ですので、太田黒さん所に近々おじゃまして内容を詰めたいと思います。運営に関するご意見は、早めにメールでお願いします。
投稿(掲載)内容については、掲載への準備を考えてとりあえず、3月末にしましょうか?今までの書き込みからの修正でも良いですし、すでに誰かに送ったメールでもいいですし、出来るかどうかは微妙ですが、HP掲示板への書き込みでもいいと思います。 書けそうな人へ誘って決め打ちでも良いかも。英語もメールもそのまま可としましょう。

----- Original Message -----
From: 太田黒ツヨシ  To: 地平線ML
Sent: Wednesday, February 27, 2002 6:55 PM
Subject: Re: [tiheisen] パネル展のスタイル提案

太田黒です。
村上くん、メッセージありがとう。
>過不足のないリアリティーを伝えること(もちろん主観と客観のずれはあるでしょうが)
そう、「過不足のないリアリティー」が大切だと思います。私は<複眼的視座>という言い方をしてきましたが、言いたいことは同じようなことです。
>  個人のスタンスで言う意見ですし、メールは普通のツールとなった世ですから > このスタイルがふさわしいと思いますが、どうですか?
もともと地平webに同時掲載の予定でしたから、メール表現があってもいいと思います。
> こうなると、写真展と言うより、「異」見聞録に近くなりますね。
私は最初から「異」見聞録の形式と思っていました。 今回は、打ち合わせをしていないので、お互いの齟齬(そご)を修正しながら進める 必要があるみたいですね。まあ、たいした問題ではないですし。
>  パネル展の応募締め切りが今週末ですので、太田黒さん所に近々おじゃまして > 内容を詰めたいと思います。運営に関するご意見は、早めにメールでお願いします。
了解です。なんなら私の方からどこかへ出向いてもかまいません。

----- Original Message -----
From: 井上サトル  To: earthweekML  Cc: 地平線ML
Sent: Friday, March 01, 2002 10:55 AM
Subject: [tiheisen] 地平線会議、パネル展へ参加します

おつかれさまです。
以下の内容で、パネル展に参加します。申込書、費用は井上が預かっています。 また、911に関する意見を募集しますので、メールでお寄せ下さい。
●地球を歩いたモッコス達2002「地球人から見た911」 主 催:地平線会議・熊本 (連絡先:太田黒) 連絡先:TEL/096-372-2534 Fax/096-372-2524 と き:4/21(日)〜4/28(日)パネル展期間 ところ:上通り 内 容:誰もが衝撃を受けた、9/11のテロから米国の報復について、メールで友達に話すように語りたい。グローバル化する経済に働く者として、NGO活動に身を置く者として、旅を通して出会った人へ、武力行使をしない憲法を持つ日本人として、子供を持つ親として、この世界に生きるひとりとして、率直な意見を募集・掲示します。(写真も含みます)

----- Original Message -----
From: 井上サトル  To: 地平線ML
Sent: Friday, March 01, 2002 11:24 AM
Subject: Re: [tiheisen] パネル展のスタイル提案

太田黒さん、昨日は遅くまでありがとうございました。
別メールの内容でアースウィークへエントリーしました。 各位、不備な点があれば、細かい点でもいいですからご意見をお願いします。

----- Original Message -----
From: 太田黒ツヨシ  To: 地平線ML
Sent: Saturday, March 02, 2002 1:37 PM
Subject: Re: [tiheisen] パネル展のスタイル提案

太田黒です。 明確な記載有り難うございました。>井上さん
911テロをどう考えるか、が出展テーマなんですが、ここらへんは、「いや、私は他のことを書きたい」ということがあっても、私(太田黒)はいいと思います。
「地球環境」提言イベント参加に911テロでいいのか、私にもうまく説明できません。
唐突ですが、映画「地獄の黙示録 完全版」を昨日、観てきました。昨日が最終上映日だったので(しかも「映画の日」なので¥1,000)、ぎりぎりで間に合いました。  日本の地方都市在住者が911テロをどうとらえるか、に関連することなので、その感想を少し記します。
むかしあの映画を観た時には、反戦映画と思ったのですが、今回はまったく別の印象を受けました。
人間の偽善性に深く言及があったみたいです。 「戦争は相手を殺すこと。相手を殺さない戦争はありえない」。
ブッシュ米国大統領のアメリカ側かテロ側かの敵味方二者択一論を受けて、作家・辺見庸さんは「私はブッシュの敵である」と堂々と宣言したことに私も共鳴しました。ただ、タリバンが劣勢になると、「はよう終わらんかな。旅行の商売はあがったり状態なんだから」とも思ってました。日々の売上台帳を見る時に、よくそういう思いがよぎりました。
戦争の終わりを望む、ということは、人を殺す行為の終わりを望むこと。しかし、あの時点で私が望んだことは、私の商売の都合上、戦争状態が長引かないように、<はようとどめをさして、終わらしてくれ>みたいな願望でした。とどめをさすこと、とは、壊滅的な打撃を与えたくさんの人々を殺すこと、に間違いなく地続きでつながります。その時、私の思考の射程距離がそこまで延びていなかったことだけのことです。  それは「広島、長崎の原爆投下は戦争を終わらすためにはしかたなかった」との論法に加担するのと同じです。
「人を殺すあなた。人を愛するあなた。どちらもあなた」。
映画ではジャングルの中で昔ながらのコロニアル風の生活を送るフランス人の未亡人が語る台詞です。
自分やこの世界の偽善性をとことん暴いていくと、その先には何があるのか。最後のシーン。その先を見た、という設定のマーロン・ブランドふんするカーツ大差は、死に逝く時の台詞は「地獄・・・、地獄の恐怖・・・・」との言葉を残します。
ずっしり、とした終わり方でした。 

----- Original Message -----
From: 井上サトル  To: 地平線ML
Sent: Monday, March 04, 2002 11:01 AM
Subject: [tiheisen] Earthweek に 911?

おつかれさまです。
私の方は、アースウィークポスターのコーディネートがほぼ終了しましたので、地球を歩いたモッコス達2002の準備へ参加します。とりあえず、展のポスターなどを考えます。
太田黒さん、ちょっと重たい前ふりをありがとうございます(笑)。
>  911テロをどう考えるか、が出展テーマなんですが、ここらへんは、「いや、私は > 他のことを書きたい」ということがあっても、私(太田黒)はいいと思います。
同感です。ただ、あまり広範囲ではテーマがぶれますので、自分の生活と地球(アジア・アメリカ・他)生活圏との対比的な視点は外さない方がいいと思います。それであったら、直接911テロでなくとも良いのではないでしょうか?
> 「地球環境」提言イベント参加に911テロでいいのか私にもうまく説明できません。
Earthdayは本来、環境だけのことではありませんでした。「地球に関することについて、自分たちの出来ることから意思表示しよう」ということです。  地球の問題と言えば、環境問題が大きな問題ですが、南北格差、人権問題(人種・子供)、そして、大きな戦争の問題があります。初期の地球の日(アースデー)には、反戦の参加展示があり、アムネスティの参加もありました。以降、環境問題に傾倒していますが、環境と限定をしていません。
今回の私たちがしようとしていることは、「911をきっかけとして」、ガク君も言ってるように顔の見える関係から、太田黒さんが言う自分の目線で意思表示するということですから、問題ないと考えます。
そう、きっかけと捉えて良いと思います。それでいろいろなことを話したのですから。
「地獄の黙示録」について ----------------------------------------------------
太田黒流では、「地獄の黙示録」をそうみましたか。私はもう一回見たかったのですが、時間がありませんでした。深川さんも最終日に見たそうです。
太田黒さんは、自分の中の偽善性の話をしてくれましたが、太田黒さんに限らず、「日々ひとは仏の状態と餓鬼畜生の状態をくるくると行ったりきたりしており、天国も地獄も他の世界のことにあらず、この世にひとが作り出したる世界なり」というのは仏教からのパクリです。私も非常に修行が足りません。
あの映画の中に身を置くと、いろいろな見え方をするのですが、私は「偽善」(仮面を)しなければならないのは何故なのかと言う点を考えます。アメリカ軍兵士は戦いながら自分の戦いの意味を探してさまよっています。カーツは自分の役目について迷った結果あのような地獄世界を作り上げます。フランスの開拓者も、なぜ戦うのか?と言う点を自分に言い聞かせるように話していました。
まだ、相手に対しての怒りがあり、直接個人的な明確な理由で争うのは人の本能や能力として仕方がないとして、強い違和感がある、あるいは「偽善」しなければならないのは、理由なき(当人が理解していない)行為だと考えます。国内の理由無き殺人事件。一般市民への原爆投下。テロ。報復としての海外派兵。
戦争が早く終わらないかとほとんどの人が感じるのは、付随して不景気の元という意識もあるでしょうが、大きな暴力行為の理由が理解できないという「違和感」から生じることだと思います。
戦争という「違和感」から、早く終わって欲しいと世界の一般市民が思うことと、さらなる違和感を生む原爆投下とは、太田黒さんが言うようには同じ行為だとは思いません。戦争を終わらせる手法はいくらでもあるのですから、戦争屋の口車に乗ることはないと思います。
というのが井上流です(笑)。

----- Original Message -----
From: 太田黒ツヨシ  To: 井上サトル
Sent: Monday, March 04, 2002 11:00 AM
Subject: Re: 地球を歩いたモッコス達2002の修正

めーるありがとうございました。
> 内 容:誰もが衝撃を受けた、9/11のテロから米国の報復について、友人に話すよう > に語りたい。 > 働く者として、NGO活動をしている者として、旅を通して出会った人たちへ、日本人 > として、子供を持つ親として、学生として、この地球に生きるひとりとして、率直な > 意見を募集・掲示します。(写真も一部掲示)
とてもうまく表現できていると思います。これなら真意が伝わることでしょう。 具体的な出展呼びかけを今週からはじめます。

----- Original Message -----
From: 川本マサミチ  To: 地平線ML
Sent: Saturday, March 09, 2002 1:28 PM
Subject: Re: [tiheisen] Earthweek に 911?

川本です。 いい天気が続きますね。時間ができたもののパソコンがコードレスになって便利になったら、案の定「寝たきり」状態になってしまって、念願の片づけも前途多難です(正月から何も変わっとらんやないか)。ただ確定申告は来週が締め切り、フリーの人間にとっては還付申告は一つの収入源と気合いをいれなあかんと思いつつ。といったところが近況です。
さて先週の定例会は、手術前で飲み納めの田上さん、深川さん、上田さん、矢次さんと私も入れて5人がモンスーンに集まりました。何度かアースウィークに話題を持っていこうとしましたが、結局他の話題にすぐ移ってしまいました。
やっぱりちょっと難しいかな?というのが正直な感想です。ただ「きっかけに考える」というスタンスでよければそれこそ何でもありでしょうから、結果として雑多な異見を9.11という切り口で切ってみるという今回の試みは面白いかも知れません。世界中の誰もが9.11から何らかの直接・間接の影響を受けているのですから、それを意識しておけば特に文面に明示されなくともそれなりのトーンになってくると思います。
太田黒さんは、さっそく参加者のリストまで作ってましたね。要するに関係者全員って感じでしたけど。それでいいと思います。
ディスプレイの仕方で雰囲気は異なってくると思いますけど、私の意見としては地平線らしく「個人的かつ自由」な空気が伝わればいいと思います。啓蒙的な匂いが出ちゃうとただの「説教ボード」になりかねません。見た人が「俺にも一言言わせろ」と言いたくなるようなボードこそ「異見聞録」に相応しいと思います。「他への異見」ではなく「全体への異見」というポリシーが必要ではないでしょうか?
そんなわけでコーディネートはどうしても井上・太田黒組にのしかかってきますが、おもしろがって参加させて頂きますのでよろしくお願いします。:-)

----- Original Message -----
From: 川本マサミチ  To: 地平線ML
Sent: Saturday, March 09, 2002 2:45 PM
Subject: Re[2]: [tiheisen] Earthweek に 911?

川本です。いつもニュースソースとして読んでいるサイトって人それぞれだと思うんですけど、IT関連としてよく覗いているサイトにhttp://www.hotwired.co.jp/があります。紙のメディア(月刊紙)だった頃から少しトンガって気取ってました。ここのニュースエリアに9.11関連のページがありました。
米国同時多発テロ A Wired News Collection http://www.hotwired.co.jp/news/news/gro_news/terro/
最新ニュースは アフガニスタンの交戦地帯を取材する「記者ロボット」 http://www.hotwired.co.jp/news/news/technology/story/20020305302.html
だったりしますけど、テクノロジーばかりではありませんです。 ご参考まで。

----- Original Message -----
From: 太田黒ツヨシ  To: 地平線ML
Sent: Monday, March 11, 2002 5:56 PM
Subject: Re: [tiheisen] Earthweek に  911?

太田黒です。
<地平線らしく「個人的かつ自由>。 まったくの同感です。
911と言うと、世の中の時間スピードが早い、早すぎるので、とうの昔に思える感覚は私にもあります。今のところ、911について何か発言しませんか?の案内に、いまいち反応が鈍いのは、そのへんのこともあると思います。だからと言って、「911を忘れるな」と声高に、まるで鬼の首を取ったみたいに、主張するつもりはさらさらありません。
けっして高邁なる理論はいらないと思います。

----- Original Message -----
From: 川本マサミチ  To: 地平線ML
Sent: Tuesday, March 12, 2002 6:29 AM
Subject: Re[2]: [tiheisen] Earthweek  に 911?

川本です。おはようさんです。
例えば、9.11をきっかけに米国の「異常さ」に気づいた人って結構多いと思います。自分もその一人です。その後の展開で愛国心なるものの怖さを改めて実感しました。振り返って日本はというと「愛国心」が引き起こした事件って数知れないですよね。そんなわけで私は何かボードに書けと言われれば、強引に愛国心に結びつけて閔妃(ミンピ)暗殺にしようと思っています。9.11はいわば前フリでちょっと使う程度です。
角田房子の閔妃暗殺(新潮文庫)を昨日読みました。前から読もうと思っていて積ん読になってました。1895年といえば、まだ100年そこそこしか経っていないわけですが、韓国の皇后を日本のいわば駐韓大使にあたる人物が軍人や浪人を使って宮中に乗り込んで殺害したという事件です。大国ロシアになびく皇后を日本の国益の為に消すという手段に訴えた人間の動機も「愛国心」です。
殺害時に、遺体の確認を皇太子にさせ、その後庭で燃やしています。熊本県人も重要な役割を果たしていますし、実行部隊ではなかったにしろあの与謝野鉄幹も関わっています。下手人は退韓処分を受けたものの、広島で裁判やってほぼ無罪放免、その後政府の要職にもついたみたいです。
こんな大事件なのに知っている人あまりいません。歴史の教科書にのってないからだと思います。学校では教えてくれませんでした。自分に教えてくれたのは大橋巨泉の11PMという深夜エロ番組です。親の目を盗んで女性のハダカを見ようと思っていた中学生の自分はそれなりにびっくりしました。でもちゃんと調べた事はなくて実際にソウルの公園で記念碑をみてそうかこれかと思ったわけです。そういえばこれも「テロ」ですね。
というわけで最近旅行も行ってないですし、書きたい事に結びつけて書くしかないかなと思っています。

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From: 井上サトル  To: 地平線ML
Sent: Saturday, March 16, 2002 10:25 PM
Subject: [tiheisen] テロと表現、地平線たちの会話

こんばんは。
ほんとうに久しぶりの書き込みになりました。
アースウィークの準備に追われておりました。今回は、全体準備で新しいことへトライすることになり、久々に緊張感を持って準備していました。
何を?というと、ポスターに例年は、葉祥明さんの絵本から原画を使わせてもらっているのですが、今回は、熊本デザイン専門学校の生徒さんの作品(地球環境をテーマにした制作課題)から選んで用いるということを考えた訳です。  プロになる学習の段階で自分の作品がポスターになる(外に出る)と言う体験は、とても良いことと思いましたし、それをきっかけとして環境問題を考えてもらうということも、若者の心に何かを残せるのではないかと思いました。
結果、なかなか良い出来です。ポスターは無事に離陸しました。20日以降にアウトトリップやモンスーンへ持っていきますね。
それも一段落しましたので、こうしてメール出来ます。今日は、たまった熊日の切り抜きを午前中してましたが、テロ関係の記事が継続していましたね。(あれから半年ということで、そのせいかもしれませんが・・・)
3/13(水)には、ノーム・チョムスキー(世界的に有名な言語学者)のインタビューが載り、3/12・13・14は「テロと表現」というシリーズが(上・中・下で)掲載されました。 チョムスキーは「米国こそ最大のテロ国家」ということでの著書「9・11 アメリカに報復する資格はない」もでているので、後に譲るとして、この「テロと表現」については、2つのことが印象に残りました。
(上)は漫画と演劇が911以降表現が変わったかということ。  SF漫画はすでに未来の世界戦争後のことを多く描いており、現実が追いかけてきた。しかし、戦争や戦争後の世界にリアリティーがあるのではなく、その描かれたなかでもリアリティーがあるのは、彼女のことや授業のことなどの「日常」なのだ。希望はどこにあるのだ?と言う問いに、劇作家の土田氏が答えている。(以下全文引用)
「イデオロギーや科学にはもう希望がない。唯一希望があるとすれば、隣の人に対する思いやりだ。少なくとも隣人を傷つけないこと。そこからアフガンへ、世界へと視野を広げていくしかない」
今回の地球を歩いた・・・で、言っていたことがここに出ていると思いました。「顔の見える関係」と「自分の立っている場所からの発言」。そこにこそ希望があるのです。
(下)は、作家(文学)は911をどう受け止めたか。  あるテロを題材にした短編では「テロに向けてボールを投げてみたが、結局はそれを書けなかった」。作家高橋源一郎は、多くの文学者がテロについてなぜ沈黙するか考察し、そのことで「わたしたち(文学者)がどんな状況に置かれているかわかる」と指摘した。「作家は読者にものを考えるきっかけを示す、負債があると思う。答えが見つかるかはともかく、バッターボックスに立ちたい。そこに僕たちの言葉の現在が見えてくる気がする」
作家(プロ)だって、テロの衝撃と世界を覆う正義の大合唱、戦争論などへ集約されて狭められていく表現の中で苦悩しているのですね。
私たちがうまく言えないからってどうってことないですね。こんなに考えていくと、地平線で話してきた事ってけっこう的を得ているような気がします。

----- Original Message -----
From: 太田黒ツヨシ  To: 地平線ML
Sent: Tuesday, March 19, 2002 10:29 AM
Subject: Re: [tiheisen] テロと表現、地平線たちの会話

太田グロです。
先週は書き込みができずに失礼しました。 仕事が春休み旅行の手配のピーク時期でした。
正直なところアースウィークへの出展準備ははかどっていません。 みんな書いてくれるかなあ〜。 ま、出展があったぶんで、やればいいわけですが。
先週日曜は辺見庸、坂本龍一対論集「反定義 新たな想像力へ」を読みました。 私が感応した箇所を3箇所、抽出します。
1)辺見 想像力の射程を考えた場合、明らかに19世紀末よりもいまのほうが短くなっていると思います。想像力がこれほど衰えている時代はないと思う。それが諸悪の根源になっているといっていいほどです。
2)辺見 アメリカの巨大な軍産複合体における不思議な事実として注目しているのは、あそこの技術者とか幹部職員たちってエコロジストが結構多いってことです。皮肉だなあって思う。
3)坂本 今回の戦争でもわかったようにエネルギーですよ。エネルギーから生まれる利権といってもいい。ぼくたちが石油などの化石資源に依存しない生活をすることは、彼らの力を弱めることになるんです。(中略)遠回りに聞こえるかもしれないけど、これがいちばんの対抗思想だと、
以上。 仕事に戻ります。

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From: 村上ガク  To: 地平線ML
Sent: Thursday, March 21, 2002 12:57 PM
Subject: [tiheisen] ニューヨークへ行ってきます。

おひさしぶりです。楽です。
明日からニューヨークへ3週間程行ってきます。 かつてWTCがあったといわれる場所を見てこようと思います。
テレビではテロがあったかのように報道してましたが、僕は夢と現実の区別がもしかしてつかなくなっただけなのかも知れないと不安なので(これは冗談ですが)。マスメディアの情報から頭で考えるアメリカと、顔が見える関係から考えるアメリカ。どちらも全体のほんの一面でしょうが。一面でも近付けたらと思います。

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From: 井上サトル  To: 地平線ML
Sent: Tuesday, April 02, 2002 12:35 AM
Subject: [tiheisen] BLACK HAWK DOWN(映画)を観ました

みなさん、こんばんは。
今日は午後から会社をさぼって、映画「ブラック・ホーク・ダウン」を観てきました。これは、ソマリアでの米国特殊部隊の作戦失敗と負傷者が救出されるまでを実話を元に描いた映画です。
内容は非常にリアルであり、刻々と変わる状況と追い込まれていく米兵達、町中から湧いてくるようなソマリア民兵。指揮・判断、汗と血、爆風と共にレンガのかけらや木片、薬きょう、土埃が出てくるような、その場にいるような錯覚を覚えました。  私は銃撃も爆破も未経験ですから、「そうであろう」と感じる訳ですが、リドリースコット監督の腕による物でしょう。
この映画は公開時期からして戦争鼓舞映画であるとか言われましたが、私の頭の中は「何でそこであなた達が戦わなければならない?」という問いかけばかりでした。  見終わったら不覚にも涙がでました。感動というのではなく、哀しく悔しい涙?生き延びるためには必死ということと任務に忠実な自己犠牲の精神は立派だが、無意味にたくさん死に傷つく不条理への涙。
映画の日で観客は多かったです。ぱらぱらと女性の姿が・・・。女性には判るのだろうか、戦う(わざるを得ない)男の心理が・・・。子供と共にうずくまって蹂躙される女性に感情移入していたかもですね。
原作者:マーク・ボウデンへのインタビューから、「湾岸戦争以降、人々は自分たちの技術の優越さに浸り、アメリカ兵士の血を流すことなく戦争を行えると錯覚していた。それが迷信に過ぎないことを、この映画は証明したわけだ。映画を観た観客には現実を直視し、軍事介入がどんな事態を招いているかについて考えてほしい」とありました(パンフレットから)。
地獄の黙示録が描いたベトナム、TVで観たショーのようだった湾岸戦争、飢餓のソマリア、米国は圧倒的な武力を持っても無傷ではいられないことを充分学習したはず。しかし、アフガニスタンでのピンポイント爆撃ディジーカッター後の、ビンラディンおよびアルカイダ掃討の地上戦では苦戦が伝えられており、現在の現場の米兵もまた同じような状況下にあると想像されます。
全ての戦争の責任転換をするつもりはありませんが、米国の国策は武力・経済・策略による植民地化ではないでしょうか?米国内にも良識者はおり、けして一枚岩ではないと思いますが、が、しかし、それが、遺言や伝統のように世代を通じて形を変えながら脈々と続けられていることに、驚きを隠せません。
祖国の判断を信じ他国で硝煙と銃弾にまみれる兵士達。仕掛けなければならない理由は本当は何なのか?私たちは考え続けなければならないし、米国国民こそが、貿易センターの悲劇を乗り越えてつかんでもらいたいと思います。
ながくなりましたので、この辺で。最後に映画の中での言葉を紹介して終わります。
撃墜されたヘリのパイロットで、集団リンチを受けていたところを救われ捕虜となった米兵に向けて、民兵(リーダー)が、「アイディド将軍が死ねば、この戦争が終わるというのか?そうではない」「我々は馬鹿ではない」と言う。  「お前達は我々の仲間を捕虜とした、だから、我々もお前を捕虜とした」「米国は交渉には応じない」「では、私とお前との交渉だ」「私(兵)に交渉の権利は与えられていない」、それを受けて民兵が言う「ほう。人を殺す権利はあっても、交渉する権利はないというのか」

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From: 井上サトル  To: 地平線ML
Sent: Tuesday, April 02, 2002 9:20 AM
Subject: [tiheisen] Earthweekパネル展の会場

事務連絡です。遅くなりました。
3/26に実行委員会がありました。 アースウィークパネル展の会場が、今回、3分されます。 @交通センター地下・泉の広場、A熊本駅待合室周辺、BダイヤモンドCity
選択しなければならなかったので、地平線パネル展示としては、 「読める」環境として、A熊本駅を選択しています。 2階に書店があるのですが、その前辺りではいかがでしょうか? 1階の待合室周辺も可能性があります。

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From: 太田黒ツヨシ  To: 地平線ML
Sent: Tuesday, April 02, 2002 6:44 PM
Subject: Re: [tiheisen] Earthweekパネル展の会場

太田黒です。
私は熊本駅でいいと思います。
現在、自分のぶんを書きはじめましたが、あまりはかどりません。正直、こんな難儀するとは。短いコメントにしようと、当初から考えているにも関わらず。かなり苦戦中です。
今週土曜までには仕上げます。そして、全体の編集にまわるつもりです。

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From: 井上サトル  To: 地平線ML
Sent: Thursday, April 04, 2002 1:26 PM
Subject: [tiheisen] 異見を言おう

私も模索中@井上です。
いつも時間がないのですが、私にとっては今回ほど、911関連〜戦争関連の本や映画を観たことはありません。
「非戦」「地獄の黙示録(完全版)」「反定義」「戦争論1・2」「ブラックホークダウン」「地獄の黙示録(Video)」その他の立ち読みなど買ってまだ読めていないものもあります。
今この時に戦争や国や社会や平和について考えることに集中したいと思っています。それは周りの人から見れば、白々しいことかもしれませんが、想像力を持って、自分の経験の中から、答えを探したいと思います。
「反定義」にもありましたが、戦争や国や社会について考えているつもりでしたが、無意識に後送りしていたことを、911以降の状況から、一度最初から組み立て直さないといけないような感じがします。
たぶん一人では出来ないというか、多くの意見交換が必要だろうと思います。 ですが、何もヒントが無いと言うことでもありません。先ずは、私の中のベースの一部となってしまった、私の中のアメリカを排除して、今までも探していた日本の存在理由を重ねていく作業でしょうか。そこへ環境の視点を持ってくることは、未来を考えるという意味において、矛盾することではないと思っています。
ですが、こんなこと直ぐに答えが出ることはありません。 きっかけのような、通過点としての意見集約になればいいと思います。 多様な意見があった方が良いので、それぞれの切り口を待っています。
異見を言おう。(私も今週末には宿題提出したいと思とります)

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From: 井上サトル  To: 地平線ML
Sent: Thursday, April 04, 2002 12:58 PM
Subject: Re: [tiheisen] 菅原君帰国

いい天気ですね@井上です。
子供の写真は、ある意味とても意味があると思います。 菅原君の写真で展示できるのがあれば、展示しましょうか?

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From: 太田黒ツヨシ  To: 地平線ML
Sent: Thursday, April 04, 2002 5:25 PM
Subject: Re: [tiheisen] 異見を言おう

太田黒です。
現在、自分のぶんを半分ほど書いたところです。
やっぱりみなさん、何を書けばいいか、が具体的にでてこないのではと想像します。 私もそうですから。
私は、最初に911への「解説はやめよう」「状況へのコメントもよそう」と前提条件を自分に課しました。つまり、学者、知識人、ジャーナリストの人たちの口振りをなぞるのは、よそうと。
想像力、批判精神、ユーモアがキーワードにすることは、決まったのですが、まだうまく表現できないでいます。
リミットはあと2日ですね。

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From: 田上ヒロフミ  To: 地平線ML
Sent: Thursday, April 04, 2002 9:07 PM
Subject: Re: [tiheisen] 狙って撮ったのでしょうか?

お疲れ様です たのうえです。
(お香の煙りは)、まさに顔でしたね、目も付いてたし。 パッと見て、ネパールの・・・・・あれっ、なんだったっけ・・・? 壁に書いてある顔の絵・・・寺院でしたよね。名前が出てきません? あのとき、あの絵を思い出しました。
「Black Hawk Down」は予告編を観て、これはヤバイ・・・。そう思っていたのですが、やっぱり観てしまいました。今でも軽いショック状態です。  人間としての主役がいない映画。主役はストーリーでもなく、あの映像と根本から間違っている戦術。一人一人が発する言葉と目、それと表情にあると感じました。    パイロットの無線通信や墜落シーンがあまりにリアル過ぎていて・・・。 自分自身が過去最大のピンチに陥ったときの事。母艦まで帰投する分の燃料が無い状態での洋上遭難者救出任務で、最後の一人をピックアップすることができず、まだ若い後輩のパイロットを見殺しにしてしまった事。忘れてしまいたい気持ちもあるけど、絶対に忘れられない事です。そんな思いが、リアルさゆえに脳裏によみがえってきてしまい、ちょっと心が不安定なここ数日です。
Black Hawkは、海自の艦載機 Sea Hawkと搭載電子機器が違うだけの同型機です。
この映画、アフリカ音楽が随所で使ってあったり。15年ほど前の「トップガン」みたいに今までに無かったタイプの戦争映画だったと思います。監督は「トップガン」の監督トニー・スコットの兄なんですよね…確か?

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From: 赤星チグサ  To: 地平線ML
Sent: Thursday, April 04, 2002 10:17 PM
Subject: Re: [tiheisen] 狙って撮ったのでしょうか?

写真出させて頂けるんですか〜?うれぴーいです♪ 川本さんが言って下さったので、本気になっていました。    むずかしい、テーマですが・・・  文章抜きで、写真だけで伝えられたらいいな〜と考えています。 いつまでに、用意したらいいですか?
平日のパネルの見張りもお手伝いできると思いますので、必要な時言ってください。  ちぐさ☆

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From: 川本マサミチ  To: 地平線ML
Sent: Friday, April 05, 2002 11:24 AM
Subject: [tiheisen] 渡辺さん参加

川本です。
いつかの「異見聞録」では、意見をメモで募集して何通かはいっていたと思いますけど、今回はメールID書いておけばそれでコンタクト取ってくる人がいるかも知れませんね。

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 さて、私たちの対話はこれからも続けられることでしょう。

 世界各地で紛争は起きています。実は、紛争地域と自分たちは、同じ地平でつながっているということを考えたいと思います。

 多少なりとも、海外へ出たことのある者(モッコス)であるなら、その体験から紛争を自分の等身大の所まで引き込んで、これからも考え続けていきたい。その想像力と対話こそが、国境を越えるパスポートであると信じます。

(地平線会議・熊本)