23
 
 

ニューヨーク・シティ
1984年 4月



注釈
BRIDGE:(音楽)二つの主題(メロディー)をつなぐメロディー。最初の主題から次への転調節であることが多い。経過句。

JFK:ニューヨーク州、クイーンズのジョン・F・ケネディ国際空港。

MENTATION:精神活動;思想。

SYNTHESIS:合成;二つ以上のものをあわせて一つのものを作り出すこと。

【訳者注釈】
BLUE(第2連4行目、"Am I blue?"):ブルー;気の滅入った、憂鬱な。

BLUE(第2連8行目、"...the skies so blue ..."):ブルー;青い。

CARRY ON:機内に手荷物を持ち込むこと。また、進みつづけること。(この場合はローリーの愛といのちを失っても、生き続けると言う意。)

"THEY'RE NOT MAKING THE SKIES SO BLUE THIS YEAR...":Harold Rome(ハロルド・ローム)の曲"Wish You Were Here"より。Harold Romeは1908年生まれ。"Wish You Were Here"は、1952年の同名のブロードウェイ・ミュージカルのテーマ曲で、オリジナル・キャスト録音CDに収録。また、Harold Romeのオリジナル・アルバム"A Touch Of Rome"(DGR)にも収録されている。歌詞はLyrics Worldというサイトのこちらのページにて。「今年は空があまり青くないよ・・・君がここにいればいいのに 君がそばにいた時はあんなに青かったのに・・・君がここにいればいいのに 朝がきても新鮮じゃない 君がいた時は毎朝が新しかったのに・・・」という切ない曲。

解説
この詩でアートは、私がよく不思議に思う状況について述べている。我々は、なぜはっきりした理由もないのに、ある曲を何度も何度も、口ずさんでしまうのだろう。

彼は、自分の心が感情を整頓して歌の歌詞と関連付けようとしているのだ、と言う。

だから、1984年7月4日、アラスカ州ジューノーへ出掛けるために、JFK国際空港のTWA【訳注:トランス・ワールド航空(Trans World Airways)。本社ニューヨーク】で、スーツケースを「車から縁石へ」("from the car to the curb")追いかけながら、彼はローリー・バードのことを考え、「『イエスタディ』の転調部」("bridge of 'Yesterday'")を口ずさむ―
 
 
"Why she had to go I don't know
  she wouldn't say.
  I said something wrong now I long
  for yesterday."
「なぜ行ってしまったのか 僕にはわからない
彼女は言おうとしなかった
僕がなにか間違ったことを言ったんだ 今は
昨日に戻りたい」

備考
この旅にはお兄さんのジュールスと弟のジェリーが一緒について行ったと思われる。
Poem 4の備考を参照のこと)

この分析への質問は作者のMary K Rhinehartさん<MARY-JERRY@prodigy.net>に英語で直接お聞きになるか、日本語で訳者<chie_mc@hotmail.com>まで、お問合せ下さい。感想も熱烈歓迎です。 

Home