アルパのお手入れ
アルパと楽しく付き合うためのヒント集です!


低音弦の張り替え
 低音弦の張り替え方と、張り替え時の注意事項などをご紹介します
 ストローを使った簡単な弦の通し方は、高音弦の張り替えをご参照下さい。

<張り替え方>
 アルパの低音弦は巻き弦になっています。長さや太さが1本1本違っていて、それぞれ対応する場所が決まっています。間違えないように十分確認してから張り替えましょう。
1.サウンドホールから手を入れて、弦の先端を出す。 2.弦の先端をヘッドに通す。 3.ペグの穴に通し、音程が合うまで巻き取る。

<巻きすぎに注意>
 重なるほどに巻いてしまうのは、ペグやヘッド部分の負担になります。弦はなるべくぴんと張った状態で巻き取っていき、それでも長すぎて重なってしまう場合は下端で縛ったりして調節しましょう。(右は悪い例)
<低音弦の種類>
 アルパの低音用弦として、2種類のものが流通しています。
ナイロンの芯に細いナイロン糸を巻き付けた弦(パラグアイ製で一般的によく使われています)
シルクの芯に細いナイロンを巻き付けた弦(アルゼンチン・カンパーナ製) こんな袋に入ってます。
<注意>
 カンパーナの弦は張力が少し強く、先端も太くなっています。
アルパ購入時にナイロン製の低音弦が張られていた場合、ペグの穴が小さくてこの弦は入らないことがあります。そのときはいったんペグを取り外して、弦を通す穴をドリルで拡張して取り付けなおす必要があります。