満願寺の地獄極楽変相之図
真言宗豊山派・栗尾山・満願寺。
穂高・牧地区の西方、浅川山の麓にある。
満願寺、山号を栗尾山。

本堂の中に、壁にかかった、
不気味な絵があります。
昭和28年に書かれたというその絵。

こちらが地獄。
閻魔大王が
待ち構えています。
おっかない。

こちらは極楽図
こちらは仏様に囲まれて、
心の穏やかな様子を
表しているのでしょう。
地獄で過去の罪業をつぐなえば、
他の世界に再生することができる。

地獄は固定したものでなく、
折にふれ、場所によって、
相(ありさま)を変えると考えられ、
これを地獄変相または地獄変という。

子供の頃に教わった、
悪い事をすすと地獄に落ちるよ。
良い事をすれば極楽に行けるよ。
というのが、あからさまに書かれているようだ。

本堂の中に入り、
お寺の方に頼むと、
この地獄極楽変相之図の説明をしてくれる。

子供を連れて聞きに行くと、
勉強になるかもしれない。
 
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