ムシトリナデシコ(虫取撫子)
隣の空き地に咲く花。

ナデシコ科の越年草。
花は六月中頃から。
ヨーロッパ原産。
元々は江戸時代に観賞用として移入されたものが、
現在では、各地で野生化している。
茎の上部の節の下に、
粘液を出す部分がある。
それが、ネバネバして、
虫を捕えることがある。
これが、名前の由来となっている。
だからと言って、食虫植物では無いので、
捕えた虫を消化吸収する事はない。

茎の下から昇ってくる
アリの侵入を防ぐためと考えられている。
アリは蜜を盗むだけで、
受粉の手助けにはならないそうだ。

蜜は、蝶や蜂のためのもの。
そんな考えを持った植物なのでしょう。
これも自然の摂理なんですね。(*^^)v
 
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