ハハコグサ(母子草)・ゴギョウ(御行)
キク科ハハコグサ属の越年草。
春の七草のひとつ。
花の見頃は、五月下旬。
「芹、なづな、御形、はこべら、仏座、すずな、すずしろ、これぞ七草」
このゴギョウ(御形)である。

何故ウチに、
こんなに生えているのだろう?
不思議だ。

ハハコグサの全草を採取し、
細かく裁断して日干しし、
お茶にする。
咳止めや内臓などに良い健康茶ができる。
昔は草餅の材料だったが、
明治頃から次第に、
「蓬(よもぎ)」が材料にされるようになった。

名前は、
「母」と「子」の人形(ひとがた)に由来するとの説や、
新芽がやや這うことから「這う子」からなまったのではとの説もある。
「老いて尚 なつかしき名の 母子草」
高浜虚子
 
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