府道62号(泉佐野打田線)

この道が府道62号線という名前だとは正直今回初めて知った位だが、この道が私にとっては過去から現在に至るまで
紛れも無くホームコースである事だけは間違いない。遠くは小学生時代にまだ大部分が未舗装路だったころに穴ぼこ
だらけの道をダンプに脅かされながら、友達と必死に自転車をこいで登った記憶。原付免許を取ってからは50ccバイク
で初めて和歌山側へと越えて行き来していた。当時すでに現在の池田トンネルは完成していたがその先はまだ行き止
まりで、トンネルの右に分かれる細道が和歌山側へのルートだった。現在のルートが開通して直後はこの細道も走れて
いたが、次第に荒れ始め今はゲートが付けられて通行が規制されているようだ。                      

1.新前川橋
2.水呑地蔵
3.泉佐野CC入り口への分岐
上之郷インター方面から来ると、この交差点に行き当たります。右が犬鳴・打田方面、左が熊取・泉佐野方面。右左と
コーナーを過ぎると水呑地蔵の前を通過、ここには横断歩道があって稀に横断者もあるので気をつけましょう。ゴルフ
場への分岐前の左カーブを過ぎると私の第一のお気に入り区間になる。
4.境界橋
5.二つ目のS字
6.下大木
霊園前の橋を渡ると急坂を登り、二つの池の間を縫うように左右とコーナーが続く。ここは登りでも下りでも一つ目に勢
い良く飛び込んでしまうと二つ目が苦しくなるので二つ目をしっかり回るつもりで一つ目はそのアプローチのつもりで入
る方が綺麗に決まる。ここでは車線が少し狭くなるので注意しながら中大木のアップダウンするS字へ飛び込む。
7.中大木
8.上大木
9.度胸試しの右コーナー
さらに民家を縫うS字を過ぎると上大木の信号。登りの右カーブを回って少し直線区間になったあと、第二のお気に入り
「度胸試し」の右カーブが迫る。ブラインドコーナーの上に路線バスやダンプも走り、対向車もはみ出しがちなので実際
にはかなり注意が必要だ。
10.犬鳴山バス停
11.残る狭路部分
12.和歌山県に入りました
その先もうひとつのノーブレーキコーナーを過ぎるとほどなく犬鳴山バス停に着く。ここでは駐車車両やそれを降りた歩
行者も多いので十分注意。近年少し広げられて走りやすくなった挟路部分を過ぎて右コーナーを廻るとそこからは採石
場までの連続コーナー区間となる。距離は短いが次々に小さなコーナーが連続しブレーキとアクセルの繰り返しが楽し
い。ただし週末の昼間は一般車が連なる地点なので注意が必要。この区間の終点が採石場だが、その直前の左コー
ナー手前あたりから採石場を過ぎるまでは路面・路肩が採石粉に覆われており、特に二輪の場合は十分な注意が必
になる。採石場の前を通過して急な右コーナーを廻ると道路はゆとりある2車線となりこの先は山を降りるまで快走
路が続く。
13.神通温泉前
14.上り直線区間
15.池田トンネル
左右とコーナーをこなすと神通温泉前に出る。右手の建物が神通温泉。左手の停止線の方向に入ると紀泉高原スカイ
ラインへの連絡道、登りコーナー連続の楽しいコースである。また神通温泉は週末の昼や平日の夕方から夜に掛けて
は入浴客の車の出入りがかなりあるので、急減速車に注意が必要。温泉前を過ぎると登り区間になる。左右とコーナ
ーをこなして直線の登り。ここでは一気に回転を上げて気持ちよく駆け上りたくなる。ターボ車なら3速あたりでフルブー
ストを楽しめる。登りの最後に左右と高速コーナーをこなすと左に折れるようにして池田トンネル入り口に飛び込む。入
り口へはやや段差のある下りになっているのと、対向車も飛び出してくるので二輪四輪ともに注意が必要。トンネル内
は直線だが照明が乏しく、交通量の割に路面はよくないので二輪は少し注意が必要。また和歌山側から抜けてきたと
きには出口で急減速する車や、急に盛り上がっている路面に注意。右前方奥に伸びる道は旧道である。
16.
17.
18.
トンネルを抜けると下りになる。しばらくは最近舗装が綺麗になっていて走りやすい。路面にゼブラが書かれた右コーナ
ーが見えたらしっかり減速しよう。高架へのヘアピンである。特に二輪はしっかり減速しておこう。その先の高架部分に
は速度抑制のための波打ち加工が施されている。高架終わりの左コーナーはヘアピンだが、路面が荒れ気味なので
気をつけて。登りの場合は車線中央に波打ち加工があるので二輪は注意。ヘアピンを過ぎてさらに下る。左手に今下
ってきた高架が見える。
19.
20.
21.
スピードの乗る下りを駆け下り軽い左折れから右コーナーへ、かなりスピードが乗ってくるがガードレールの先は谷なの
万が一の無いように。短い直線の先で右から旧道が接続してくるが普段は規制されていて車の出入りはまず無い。
左に折れ、民家が見えてくると山越えは終わり。左には広域農道への連絡道が分かれる。橋本方向へ行くならこちら
から、信号のない接続点に出られる。そのまま進めば信号のある交差点で広域農道と交差、左は橋本方面、右は根
来方面、ともに広く信号も少ない快走路だ。
唯一のネックだった犬鳴温泉バス停先の挟路部分が少し拡幅されて通り易くなったこともあってか、最近はかなり交通
量が増えている。峠を越えて打田町側から泉佐野駅経由で通勤する人もいるので南海電車の最終が終わるまではそ
れなりの通行量があり、深夜でも攻めに行くときは気を付ける必要がある。熊取方面から土丸に向かうのが府道62号
線だが、泉佐野方面からは府道248号線(日根野羽倉崎)が土丸で接続しており、ひとつ手前の信号から泉佐野方面
に向かって2km近い直線部分があるが(これは府道247号線)途中にいくつか信号もあるのでスピードはほどほど
。土丸の信号を過ぎるといよいよ犬鳴越えの始まりである。  


トップへ
戻る