『世界のイスラーム建築』の中核をなす 中東地域(西アジア)のイスラーム建築を紹介するサイトです。 といっても 中東各地にはイスラーム以前にも古代文明があり、それらに立脚して 各地域独自のイスラーム建築を発展させていったので、「中東のイスラーム建築」ではなく「中東の建築」として、宗教を問わず それぞれの国の建築全体を扱います。ヨルダンには、ヨルダン川西岸地域(パレスチナ国とイェルサレム全体)を併せました。 (2018 /12/ 01) |
シリアの 建築 |
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ヨルダンの 建築(含・パレスチナ) |
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エジプトの イスラーム建築 |
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「シリアの建築」と「ヨルダンの建築」は、一国の建築遺産を歴史順に展観する形でページをつくり、どちらの国もイスラーム建築の遺産が主となるにしても、古代から種々の宗教が興亡したので、『世界のイスラーム建築』のサイト (Site) ではなく、『神谷武夫とインドの建築』のサイトの中の「世界建築ギャラリー」のデイヴィジョン (Division) に入れてきました。 しかし『世界のイスラーム建築』のサイトが その題名に比して、地理的な収録範囲が やや手薄に感じられてきたので、その中核となる中東諸国のイスラーム建築を もっと充実させるために、『中東の建築』というデイヴィジョンを ここに新設し、その第1章、第2章として 「シリアの建築」と「ヨルダンの建築」のページを移すことにしました。 ![]()
上述の理由により、全体を「中東のイスラーム建築」というタイトルにはせず、「中東の建築」という名称にしましたが、「イランの建築」と「トルコの建築」は、あまりに大きなページになってしまったので、独立させて『 イランのイスラーム建築 』と『 トルコのイスラーム建築 』という名の、単独のディヴィジョンにしました。 (2020/ 09 /01)
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14世紀のシリアかエジプトで描かれた、天使イスラーフィールの絵
「先ず 喇叭(ラッパ)の第一声が鳴り響く。天上 地上一切の衆生は、特にアルラーが生きるを許せる者の外、悉(ことごと)く一時に死ぬ。 やがて喇叭の第二声が鳴る。総ての死者、一斉に復活して四方を見まわす。 この喇叭は、アルラーが 天地創造を終えたる後に これを作り、天使イスラーフィールに与えたるものにして、この時以来 イスラーフィールは 常に喇叭を口に当て、不断に天を仰いで これを吹けとの神命下るを 待ちつつありしものである。」 |