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 前世療法

 体験と学びの場、それが地球
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前世療法について

すべての体験は「益」。
起こる体験すべては、自分自身の成長のためになることであり、学びである。私たちがこの世で生かされているのは「学んで体験する」ためです。これまでの失敗や誤りは、そこから何かを学び、次に生かしていくため、一歩ずつ進んで行くための経験なのだ。「体験と学びの場」それがこの「地球」である。

この生を終えてあの世に帰るとき、持ち帰ることができるのは、たった一つ、この生で得られた体験であり、「感情」の蓄積である。それが至高の宝である。決して財産でも地位・名誉でもない。人がこの世に終わりを告げるとき、この人生で「何を学んだか!」それだけである。

前世療法とは、深い悩みや不安、精神的なトラウマや傷を持った人が催眠状態になり、トラウマの原因となっている「前世での出来事」を思い出すことで、それを癒していく方法です。前世での出来事を知ることで、原因不明の恐れや不安の原因が分かったり、また対人関係、トラブルの原因が分かったりする。

★なぜ、そのような不思議なことが起こるのでしょうか?

過去の事実、出来事は変えることはできません。しかし過去に戻って、そこから「学ぶ」ことはできます。これは再構築(リフレイミング)と呼ばれるものです。過去世に戻って、過去に起きた出来事を理解し、それに対する「反応」を変えるのである。

過去世の出来事で、それに対して強い怒り・恨みという反感を持ち、その出来事がトラウマ、心の傷になっていれば、その時点に戻って、今度はその出来事を「愛・許し・理解・共感」という態度で受け止めるのである。

それは、ある出来事で起きた「怒り、悲しみ」、あるいは「人から裏切られた強い思い、人間不信」かもしれない。しかし過去の出来事を理解し、それと向き合うことで、現在の状況も変わってくるのである。

そして、それ以上に大事なことは・・・
前世を知ることで「生命は永遠である」、「すべてはつながっていて、ひとつである」ということが、理解できるようになる。


人は、新しい経験や環境、新しい考えに触れることで、成長し進化していく。その成長・進化を阻むのが「生への執着」である。自分の物、自分の家族、自分の場所、自分の考え、それに執着する。そのようなもろもろの執着から自由になり、別の状態へ、別の幸福へと進むための たった一つの道が、肉体という衣を脱ぎ捨てることである。それが「死」である。

そして、肉体が滅びて死を迎えたとき、ようやく執着から逃れて、新たな状態に入る。しかしその代わりに、かつての人生のことは何一つ覚えていない。どんなに愛着のあるものも、愛する人、家族のことも覚えていない。しかし本当は、心の奥底に、これまでの人生のすべ記憶が記録され、眠っているだけなのですが。


来るべき時代、私たちがもっと進化すれば、悲しい「死というプロセス」はなくなる。すべての記憶を持ったまま、死というプロセスを通過しなくても、自分の意思だけで、新たな状態に進むことができるようになる。それが「昇華」です。

しかし、そこに至るには、進化のための大きな関門がある。
その関門は
「すべてが愛、すべてはひとつ」という関門である。