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 細胞は意識する。体は思いに反応する。
 体が若返る、卵子がよみがえる
 

● 若さを取り戻す秘訣

私たちの体は60兆個の細胞からなり、1秒間に50万個の細胞が生まれ変わると言われる。皮膚の細胞は四週間で新しくなり、胃の内膜は五日ごと、肝臓の細胞は六週間ごと、一年もすれば、内臓の細胞はほとんど入れ替わり、細胞は常に「新品同様」です。

体の細胞は常に新しく再生されています。遺伝子物質の「DNA」さえもそうです。であれば、体はいつも新鮮、若さに満ちているはずです。(車で言えば、新しい部品に取り替えられ、常に新車のようになっているはずです)

しかし、そうならないのは、なぜでしょうか?
現代医学では、DNAの遺伝子情報を転写するRNAの「複製機能の劣化」が原因とされます。コピー用紙を繰り返して複製すると、文字が薄れてきます。この理論です。

人間の体は「パソコン本体」と同じです。パソコンは、プログラムからの「命令」で動きます。プログラムがなければ、パソコンは動きません。このプログラムに当たる部分が、人間の「思考・観念」です

体の細胞は、絶えず新しく入れ替わります。そして細胞は人間の思考・観念に従って反応します。せっかく細胞が新しくなっても、これまでと同じ思考・価値観のままであれば、これまでと同じあなたが複製されます。

人間の体は、わずか100年程度しか生きられないように作られたのではない。実際、この歴史上、数百年も生きた人々の記録も残されている。

『ヒマラヤ聖者の生活探求』ベアード・T・スポルディング著、霞が関書房。
名著とされる本です。百年ほど前、イギリスの科学者・調査団がヒマラヤを探検した記録です。


遺伝子コードには、「人間は年老いて死ななければならない」というプログラムは、組み込まれていない。

本来、体は老化する必要はないのです。しかし体は指示された通りに反応します。人間の「価値観や観念」に従って反応します

「人は歳を取ると体が衰えてくる」、この価値観のお陰で、思春期を過ぎると「成長ホルモン」の分泌が停止し、そしてこれに代わって、老化のホルモンが分泌され、体が衰えてきます。

「人は歳を取ると老いていく」というプログラミングを容認したため、
「生命力の劣化」が始まるのである。


「年をとっていく」という思考は、「遅い波動、低い波動」を体の細胞に送ります。このため波動が遅ければ遅いほど、体を再生していく力が弱まり、体の敏捷(びんしょう)性も低下してきます。



● 体が若返る、卵子がよみがえる!

卵子の老化も同じです。
「卵子は老化する」ということを信じていれば、卵子は老化します。
卵巣機能は徐々に衰えてきます。


男性の精子は、常に新しい精子が作られるのに、女性の卵子は、決まった数しかなく、ただ老化していくだけというのは、腑に落ちない考えです。生物学的に考えると、女性も、常に新しい卵子を生み出すという考えが理にかなう。そして今、医学の現場でそれが明らかにされ、これまでの常識が履(くつ)がえされようとしている。

人は、自分の体をデザインすることも、年齢をデザインすることもできます。体を若いときに戻し、いつまでも生きられる力を持っています。どうやってでしょうか?それは自分の考え方を通してです。

自分は病気だと思うことも、健康だと信じることもできます。
その思いが 細胞のエネルギーを増減させ、体に変化を生みます。

自分は元気だ、健康を害することはないと信じていれば、病気にならないでしょう。逆に、いつも病気のことを心配していたら、病気になるでしょう。

たとえどのような病気であっても、それを認めてはならない。自分は病気だと思っていれば、さらにそれが「強化」されます。あなたの思いを受けて、細胞は分裂を繰り返すからです

望むイメージを眉間の「前頭葉」に据える。イメージは「初期物質」です。病気回復をイメージし、それが潜在意識に刻まれると、それが「体の青写真」になる。心の中に、病気が治っていく「明確なイメージ」を描くと、体もそれに反応し、病気は治癒に向かっていきます。

細胞は日々新しく入れ替わっています。
「体は永遠に生きる」のだと態度で示すことです。
自分の語彙(ごい)の中で、「歳をとる」という言葉を使わない。


誕生日がきたら、年を数えるのを「逆転」して、誕生日ごとに「若くなっていく自分」を祝うのです!


自分の体、魂に命ずるのです。
「若さの酵素(ホルモン)を生成するように!」と。


あなたが考えを変えると、プログラムを直したことになる。もしあなたが、自分は今より10歳若いと信じることができたら、体もそのように変わってきます。あなたの思考が細胞に送られ、その思いを受けて、細胞は分裂を繰り返していきます。

あなたが何を考えようと、体はそのようになる。
あなたが今より「10歳若くなりたい」なら、あるいは20代、30代の体に戻りたいなら、自分でそう決めればよい。そう「命ずる」ことです。あなたが肉体の「主」です。

私の体は日々、若返っています。私の体は二十歳です、三十歳ですと。
プログラムの書き換えです。


朝、覚めたとき、夜フトンに入ったとき、心の中で唱えましょう。
自分の体(細胞)に語りかけるのです。体に手を当てて。

私の体は健康そのものです、完璧です!
私の体(卵巣)は日々若返っています。若さに満ち溢れています!
私は今、三十歳です。私の細胞は永遠不滅の存在です、と!


※ 抱える課題は、人によって異なってきます。
ご自分の状態に合わせて、言葉をアレンジしてください。


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体にどこか悪い所があれば、いたわってあげましょう。
「いつも、いつも、ありがとう」と、「今まで、どうもありがとう」と。子宮でしたら子宮を、卵巣でしたら卵巣を。その感謝の思いは、一つひとつの細胞に伝わり、細胞はエネルギーを高めていきます。
      
人が感謝するとき、それは何にもまさる崇高なエネルギーです。
「ありがとう!」と感謝を表すとき、私たちの体を取り巻く「オーラ」も光り輝きます。ハートが開き、オーラも浄化され、波動も上がってきます。そのエネルギーは、全身の細胞を癒していきます。

この頃、医学の世界でも、「心と体のつながり」を認めるようになりました。
「心と体は全く関係がない」と言うようなお医者さんは、さすがにいなくなりました。

「観察者」(人の意識)が物事の結果に影響を与えるという「観察者効果」。
これは量子力学の「二重スリット実験」で示されたものですが、どうやら人間の意識というものは、物事に影響を与えるらしい[1]


私たちは量子力学で言う「観察者」であり、私たちが現実を創造しています。
(自分の思い、価値観に従って)自分の体も創造しています。