CV破損 その1

とうとうやってしまいましたCVの破損! 直接的な要因は一駆走行であることは明らかなのだが、溶接デフロックにも原因があることは言うまでもない。今回は、CVの破損状況とその顛末についてお伝えしよう。
こちらでも多少触れたが、溶接デフロックの企画でCVが壊れることは当初からある程度予想されていた。当然、CVが壊れれば手痛い出費となるワケだが、と〜ぜん! 何らかの策があったのは言うまでもない。 (^^)v <大いばり
そう、こちらがUBS55のCVジョイントアッシー。当研究所秘蔵10年モノの逸品である。
当然、UBS55用とUBS69/UBS73用ではドライブシャフトの長さも違うし互換性も無いのだ が、何と、アウター側のジョイント(アッシーのみで販売)は、UBS55とUBS69で互換性がある。(メカポンは確認済み) また、UBS73のフロント回りはUBS69と同じなので、結果、UBS55のジョイントはUBS73と互換である可能性は大だ! 更に、UBS69のナックルは、品番こそ違うもののUBS73と互換性があるので(全てじゃないけど)、つまり、UBS55のCVジョイント=UBS73のCVジョイントつ〜ことだ!
早速、分解に取りかかる。まずはジャッキアップ。

例によってダブルハンマーでボールジョイントを落とす。アウター側ブーツのベルトを外すと、非分解のハズのCVジョイントがバラバラに…。

取り出したCVジョイント。破壊状況としては、ケージがバラバラになっていて、ボール、インナーレース、アウターレースはキズが少々。FF車じゃないので再利用可能なレベルだ。

シャフトの方もキズが少々あるが、再利用可能そう…。

ここでUBS55のCVジョイントを取り出す。そう、非分解のジョイントを分解し、シャフトを打ち替えて使おうっていう寸法だ! 因みに、分解方法はFF車のそれと同様である。

で、シャフトを差し込もうとすると、入らない〜!!

オ〜マイガ〜〜〜ッ!!
どうやら、スプラインのピッチが微妙〜に違うようである…。
やられた!
な、なんで!?
仕方がないので、新品を取り寄せた。(; ;)
値段は定価で4万円弱だが、頼み込んで友達価格にして頂いたのは言うまでもない。
下が新品
さ、次の作戦を考えよ…。
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