コース 自宅ー千葉ー東北道ー青森〜函館ー長万部ー洞爺湖
内容 移動、回転寿司、昆布館、昭和新山、洞爺湖ロングラン花火大会
宿泊場所 洞爺湖畔 噴火記念公園
走行距離 932キロ
総走行距離 932キロ

いよいよ北海道出発の日。しかし、この日は、職場の納涼会。
運転があるので、生ビールは我慢我慢。一次会で失礼して、家族との待ち合わせ場所へ。
実は、自宅まで1時間。すぐに出発してまた千葉まで戻ってきて1時間。この2時間のロスは大きい。
そこで、ママに千葉まで運転してきてもらったのだ。
  
いよいよ青森まで一気に行くぞ! ハンドル握ると同時に気合も入り、京葉道路から首都高へ。
3連休前の金曜日、多少の渋滞があるかなと覚悟はしていたが、たいした渋滞もなく無事東北道に突入。
  
 上河内SAを過ぎたころから、最初の睡魔がやってきた。無理をせず、ユーロのベッドで寝ていたママと運転交代。
この後、およそ2時間おきに運転交代しながら青森までユーロは走り続けた。
     北へ 北へ 北へ

 朝、9:00過ぎに無事青森港に到着。いや〜長かった〜、遠かった〜。
     青森フェリーターミナルに到着

さっそく、フェリー事務所へ搭乗手続きに。と言っても予約はしていないので、キャンセル待ちの登録へ。
今回のテーマにもあるが、できれば初の高速フェリー搭乗が実現できるといいんだけど。
果たして!10:45発ナッチャンReraに空席があるとのこと! 函館着12:45! お〜〜〜〜〜!
これはついている。高速フェリーは人気があってすぐに予約が一杯になると聞いていたので、ラッキーだった。
今までの1隻運行から、2隻(ReraとWorld)体制となり輸送力が倍増になったのが幸いしているのだろう。
従来のフェリーだと4時間かかるところを半分の2時間! 
しかも運賃も思ったほど高くなかった。この時期、割引なしで計算すると従来フェリーが
31,400円、高速フェリーが35,000円とさほどの差がないのだ。

期待をこめて乗船。入り口も広く、車両甲板も余裕があった。
     フェリーに乗り込むというより、どこかの立体駐車場に入る感覚。

 船内はエグゼクティブ、ビジネス、エコノミーと飛行機のような区分になっていて、エコノミーも指定席で座席もゆったりしている。
 まだまだ新型なので、すべてが綺麗で快適だった。
 探検でエグゼクティブをのぞいてみようと思ったが、他のクラスの客は立ち入り禁止になっていた。あ〜気になる。
        

青森港を定刻8:45に出航。
港内を出るとやがてトップスピードになったようだが、それは驚くべき速さだった。 これはフェリーじゃない!
船体の形状も中央部分が水の抵抗を最小限になるようになっているし(双胴船と言うらしい)、スクリューではなく、ウォータージェット推進方式を採用しているとのこと。
ともかく船体後尾の水しぶきが従来のフェリーと違う。ジェットの力で一気に水を噴射させているというのがよく分かった。
それに、なにより音が違っていた。従来フェリーだとディーゼルエンジンが唸るって感じだが、飛行機に乗っているようなキーンという甲高い音だった。
 いや〜、東日本フェリーもすごい船を導入したもんだ。
     



 アッという間に函館山が視界に入ってきた。
 交代運転とはいえ、ずっと走り続けてきたので、ここで休息が必要だっだろうけど、
 ウロウロしたり、外を眺めたりとたいした休養はできなかった。
 もっとも北海道を目前に興奮状態なんだから、眠れるはずもないんだけど。
 高速フェリーの欠点といえば、一眠りができないということか(笑)
    そして、ついに1年ぶりに北海道上陸! 感動の瞬間!

   
 まず、青木家恒例の
北海道上陸祝賀回転寿司
 今年の会場は、漁火通り沿いにある「函太郎宇賀浦店」。すぐ目の前は海という観光客には絶好の立地。
 やや待たされたもののすぐに着席できて、海を眺めながら思い思いのネタを注文。
 クリッパーのトロサバほどのインパクトはないもの、及第点。
 さすが!函館の回転寿司。
 千葉の回転寿司だって、決して不味いわけじゃないが、やはり函館というネームバリューが味を増幅させている。
 簡単に言えば、たんなるミーハーなんだけど、満足できりゃそれでいいでしょ〜。
 とにかく、大満足でした。
      

   

 お腹も一杯になったところで買出し。
 函館朝市は、今回はパス。あそこは、σ(^_^;的には、市場気分を味わうところ。 「函館の市場は活気があっていいなぁ」って感じるところ。
 2005年は自由市場に行った。今年は、函館市民の台所がキャッチフレーズの「中島廉売」へ。
 廉売とは「安く売る」という意味。驚くべき価格ではなかったけれど、まぁまぁの価格設定。
 店舗や品数が多いわけではないけれど、観光客もチラホラだったし、しつこい呼び込みもなく、のんびり買い物ができた。
 ここで、イカソーメン、ホッケ、フルーツ、野菜、お惣菜を買い込んだ。
 そうそう、八百屋のおばちゃんに試食でもらった赤肉メロンがうまいこと、うまいこと。
 おばちゃん、メロン買わなくてごめん! 試食で満足しちゃったよ〜。
      
 
 ユーロの冷蔵庫もお腹一杯になったところで、函館を後にし、5号線で北上。
 函館メインの波止場近辺は昨年行ったので、パスしました。
 おっと、忘れちゃいけない買い物です。ハセストのやきとり弁当!北海道B級グルメのチャンピオン! 我が大好物。
 千葉でもチェーン展開してくれないかなぁ。ハセストの社長さん!
 やきとりと言っても、鳥じゃなくて、豚ってところがミソ。(味はミソ味じゃなくて、塩味をチョイス!)
 もちろん、夕食用に購入。サッポロクラシックもしっかり購入!
 よし、北海道らしくなってきたぞ〜。
    
 
 

 途中、以前から目をつけていた函館市郊外の5号線沿いにある「昆布館」に立ち寄った。
 以前、通ったときに観光バスがたくさん止まっていたのだ。
 「これはツアー団体相手に昆布製品を売る巨大お土産屋さんだな。きっと、試食もいっぱいあるぞ」
  この予想は、ズバリあたった!
 店内は、昆布関連食品の宝庫、その試食のオンパレード。
 とりあえず隅から試食を始めるが、途中で飽きてしまうほど。
 とろろコンブと昆布チップスが旨かったかな。
 駐車場も広いし、ちょっと立ち寄るにはピッタリの施設です。
 ちなみに、昆布博物館みたいなものも併設されているので、勉強にもなる。
  

              

 

 昆布で満足した後は、5号線を更に北上。ちょうどETCの通勤割引の時間帯だったので、時間短縮のために国縫ICから高速を利用。
 途中すれ違う車も、ユーロを抜いていく車もほとんどなかった。 北海道の人は高速道を使う必要はないのね。
 動物飛び出し注意の看板があったが、このスピードで鹿なんかが飛び出してきて衝突したら、アウトだろうなぁ。

 洞爺湖に到着。
 ここは、サミットの舞台になったところ。温泉街にもサミットの面影があちこちに残っていた。サミット饅頭とか売ってたもん。さすが日本人!(笑) ついこの前まで、この辺りには各国の要人がいたんだよなぁ。
 洞爺湖畔での常宿(常P泊場所)の確認をしてから、昭和新山の見学に出かけた。
 昭和新山は今だ煙を出し続けていて、生きているって感じがする。
 しかも、すぐ目の前に山が広がっていて、迫力があって好きです。
 実は来たことがあるのに、子供たちはうろ覚えのようで、この山が突然出来たことに驚いていた。
 本来は駐車料金がかかるようですが、時間外だったので無料でした。


 
 入浴前に湖畔の散策。ちょうど温泉街のミニ祭りをやっていて、活気があった。連休だし。
 今宵の風呂は、ホテルグランドトーヤ。料金が500円ってことで、入ったんだけども、たいしたことなかった。 
 ちょっと老朽化が隠せないホテルだったし、清潔感もちょっと。グランドホテルって名前は凄いのに。
 以前入った北海ホテルの方がいいかも。
 洞爺湖畔のホテルの日帰り入浴って、どこもけっこう高いのだ。平気で1000円近くも取られる。
 湖畔の反対側の洞爺村までいけば、安いお風呂があるみたいだけど。来年は、そっちに行ってみよう!
 グランドホテルでは、空いていたので貸切状態。
 北海道の温泉をゆっくり味わいました。
 
 入浴後は、恒例のロングラン花火大会鑑賞。 
 そしてサッポロクラシックで乾杯と北海道最初の夜を満喫。 北海道バンザイ!
 夜は涼しかった。むしろ寒いくらいの気温で、朝方に網戸を閉めたほど。
 明日に備えて、早めの就寝。
   
 
  

  

  
 やっぱり北海道はいいなぁ!