夏の旅行

ハンドメイドと楽しいくらし

2007夏の旅行
NO.2


8月16日

今日も晴天。
前から行きたかった那須岳(茶臼岳)に行くので、
朝食を7時に予約し、8時前に那須岳山麓駅へと向かう。

尾瀬に行った時はレインコート持参に
トレッキングシューズ・・・と準備万端だったが、
整った環境(木道)と暑さに拍子抜けし、
山頂もロープウェイですぐだろう・・・と軽装で出掛けてしまった。

9時過ぎには駐車場に着いたが、
既に満杯だ。
ロープウェイ乗り場も人でいっぱい。
しかし、臨時便の増発と、いっぺんに100人は乗車可能なので、
待つことはなかった。
ぎゅーぎゅー詰めだが乗車時間は短く、
山頂駅はすぐだった。

展望台で子供に
「帽子を飛ばさないで!」
と注意した直後に私が日傘を落とす。
主人が下まで行って取ってくれ、
戻ると今度は長女が帽子を飛ばす。
全くアホな親子だ。
・ ・・展望台で見ていた人は、そう思っただろう・・。


茶臼岳は1915mあり、山頂駅で九合目。
山頂までは道もない、
火山礫の山肌をズリズリしながら登っていき、
途中からゴロゴロ岩へと変わっていく。

ハイカーははっきり二手に分かれていた。
一方は登山慣れしたしっかりした装備の人。
もう一方は軽装のサンダル履きの観光客風。
・・・圧倒的に後者が多かった。
私達も。

しかし、この軽装は登り始めて直ぐに後悔に変わった。
足場は悪く、気温は19℃。
風が吹き、とっても寒い。
おまけにさっきまでの晴天がみるみる曇ってきた。
私は20分程でこの旅二度目のリタイア。

主人と野生児二人は下る訳もなく、ガシガシ登っていった。
茶臼岳山頂 山頂より隣の山を望む 下り坂は気をつけて!

引き返した私は、更に風が強くなった山頂駅で1時間待つ事となった。
その間「なぜ一緒に戻ろうと言わなかったのか・・・」と、後悔と心配しきり・・・。

しかし、そんな心配をよそに元気に戻ってきた。
聞けば山頂は、台風みたいで立っていられなく、目も開けられなかったらしい。
首には見かけぬタオルが巻いてある。
見かねた方が子供達にくれたらしい。

「大丈夫だった?」と心配する私に
「すごく楽しかった!」と野生児。

楽しくてよかったが、山を甘く見てはいけないと反省!
その日二人の絵日記には
タオルをくれたやさしいおじさん・・・と、
一面に描かれていました。


山を下るとコテージに戻り、
主人は渓流釣り、私達はゆっくりする事にしました。
私はデッキでお茶を飲み、
下の子は敷地内を虫探しに出掛けて行く。

暫くすると、ミヤマを三匹貰ったと言っては戻り、
又出掛けては「今度はでっかい蜂の巣を取っている」と、報告にきました。

見に行くと、中が3段になっているキイロスズメバチの大きな巣。
なかなか怖くて近寄れないので、退治後の蜂を観察すると、
蜂の子から成虫になるまでの過程がよく分かる。

蜂の子は釣りのエサ用にいただいた。
そうして午後は自然の中でゆっくり時間が過ぎていった。



8月17日
今日も晴天。
いつもの旅行は雨になることが多いが、晴れ続きだ。
朝食を終え、外に出るとカブトのメスを発見!
長男はそのまま虫探しへ・・・。
暫くすると8cmもある、ミヤマのオスを手に持って帰ってくる。
スタッフの方にいただいたらしい。
ここにいる間に虫好き子供としてよくして貰い、関係者通路を行き来していたようだ。
いつもは心配性で単独行動が苦手な長男も、
好きな事となると夢中になってしまうのだ。
            
ここでは各々が好きな事をして、
楽しく過ごせた。
やっぱり田舎暮らしに
あこがれてしまう。
実際は大変なことも沢山あると思うが・・・。

旅行も後半、
次は福島のいわきに向かう。

ゆっくりコテージを出発したので、
小名浜の水族館の「アクアマリンふくしま」に着いたのは3時だった。
しかし、この時間でもすごい人・・・。
入り口付近の水槽は全く見ることが出来ない状態だったが、
それでも大きな水族館なので、
足を進めるごとに混雑は緩和されていった。

ここではこの夏、磯、干潟、砂浜を再現した人口海浜「蛇の目ビーチ」がオープンした。
海から取り込む海水の量をコンピューター制御することで潮の干満を再現したり、
波を起こすなど自然に近い環境を作り出しているそうだ。
タッチプールとしては世界最大級という。
しかし折からの雨で、
残念ながら体験する事が出来なかった。

駆け足の水族館だったが、
時間をかけてゆっくり回れば見ごたえがあり、
充分楽しめるだろう。
神秘的なクラゲ セイウチくん 小名浜港に
海上自衛隊の護衛艦「しらゆき」
入港していた。
8月18日(土)
今日は一日「ハワイアンズ」の日。
夏休みの中でも最も混む日だろうと予想し、8時には現地に到着。
車はとっても多く、既に入場は始まっていた。

「ハワイアンズ」は皆大好きなので、株主になってしまい、
優待券をゲットして毎年来るようにしている。

すごい人でショーを観るのも大変だったが、
やっぱりファイヤーダンスは迫力があります!
フラダンスも「フラガール」を観て、習う人も増えたらしい・・・。
しなやかな手の動きと、美しいウエストを夢見てしまうのでしょうか?


子供エリアと流れるプールが「wai wai OHANA」としてリニューアルし、
又ハワイの街並みを再現した「オールドハワイ」にも素敵なお店が揃っていた。

敷地は迷ってしまう位に広く、いろいろなイベントもやっていて、
とにかくここは一日遊べ、退屈しない。

もちろん8時からの夜のショーも見学。
そして夜のショーが9時に終わった頃には、
下の子はぐっすり寝入っていた。


8月19日(日)
今日はついに自宅に戻る日。
帰りがけに去年立ち寄った、高萩の「小浜海岸」で海水浴をすることにした。

静かでとってもキレイな印象の海岸は、今年は地元の人がとっても多く、すごく賑わっていた。
昨年の「穴場」のイメージはちょっと崩れたが、
それでも水も景色もきれいで波打ち際は涼しく、
充分楽しめた。
          
午後3時に自宅に向けて出発。

帰りは渋滞もなく、案外早くに着くことが出来た。
お父さん、ずっと運転ごくろう様でした。

今回は高速ばかりで、山道はほとんどなかった為、
走行距離は1000キロ弱・・・。

こうして夏の旅行は終わった。
2007 夏旅行  終り         

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