2009年01月01日(木):「2009年元旦そうそう、こわ〜いお話」 |
2009年01月01日(木) 2009年元旦そうそう、こわ〜いお話 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。 とりあえず簡単にご挨拶だけして本題に入ります。新年明けてのびっくりをご報告。次の画像を見てください。
夕 方の散歩で、あともう少しで家というあたりでした。私が鈴音をもっていたのですが、突然左に「ついて」いたすずの体重が軽くなったように感じました。 「?」変な感じだ。チャリンというチェーンの音がして、私はすぐさま、静かに、つれあいに「すずのチェーンがはずれた」と言いました。すずはすぐに自分が 自由になったことに気づき、私たちの真正面にくるりと回りこみました。顔には楽しそうな表情が浮かんでいます(仔犬め)。つれあいが「すず!」と大きな声 で呼び、すずは一旦近づいてきましたが、つれあいはうまくつかめませんでした。犬をつかまえようと呼んだら、絶対に前に出てはだめです。犬はその動きを見 て、すぐにからだをそらすから。 すずはふざけて数メート ル先まで走って行って、こちらを振り向きました。私は落ち着いて、「すず、こい!」と、少しだけ後ずさりしながら呼びました(これ、ポイントね)。すずは 喜んで走ってきました。私は冷静を装いつつ、「絶対につかまえてやる」と身構えました。みごとひとつかみ。「後をつかまえて」と私。 チェーンチョークが変なのは見て分かったのですが、とにかくすずをつながないと。すずの首に急いでチェーンをぐるりとまわして、チェーンそのものを簡単に結んで(絡めて?)、その部分をしっかりもちました。 つ いさっき、「どこを歩いて帰る?このまま表(大通り)?それとも内側(住宅街)に入る?」というやりとりがあって、つれあいが「このままでいいんじゃな い?」と言うので、大きな幹線道路沿いを歩いていたのです。道のところどころにはガードレールが欠けている部分があります。元旦ということもあり、車はす いていました。よかった、すずが道に飛び出さなくて。 家 に帰ってよく見ると、チェーンは上の画像のような状態でした(私はすぐに引き返して、道に落ちた切れたチェーンを拾いに行きました)。つれあいも私も、初 めは私が何かのはずみにナスカンを握ってしまって、それでリードがはずれたのではないかと思いました。でも、そうではありませんでした。チェーンのつなぎ めが切れるなんて、驚きです。 このチェーンチョークはつばめのものでした。あんずとおそろいで買ってやったものです。今から7〜8年くらい前になるんでしょうか。チェーンってこんなもんで切れるんでしょうかね? つれあいは、「(少し短い)あんずのを使おうかなと思ったけど、なんだかこれも切れるんじゃないかと思うと恐いから、布の(=私が作っているもの)を使う」と言います。そう思うんだったら使わないほうがいい。何かあったら後悔するからね。 つれあいは言います。「いやー恐かった。もし、あんずと一緒だったと思うと(犬が複数だったら、の意)、もっと恐い」 私 は以前、仔犬のころのすずに何度か逃げられたことがあります。もっと前には、つばめを持ったまま、あんずが逃げたこともあるので、そういう意味ではあまり 恐くありませんでした。「何か」が起こってしまったら、仕方ないんですよ。後は運を天に任せて、できるだけのことをするだけ。今回みたいにチェーンが突然 切れるなんて、不測の事態じゃないですか。とは言え、すずが手を離れた瞬間、私がその場に発したのは「道に出るな!」という強い念のようなものでした。祈 りかもね。 「絶対に騒がないこと。とにかく冷静に、声を 荒げないですずを呼ぶんだよ。すずが走り去ってしまったらだめだけど、すずが私たちの存在に気づいていれば、あの子は必ず戻ってくる。そこで呼ぶの。ただ し、そこでちゃんと捕まえないとだめだけどね」と私。「だから、日ごろからちゃんとした訓練(しつけ)が必要なんだよ。こういうときに役立つからね」 つれあいは何度も「よかったね、すずちゃん。年が明けて、お葬式になるところだったよ。神様に守ってもらったね」と言っています。私も運がよかったと思っています。でも、今回は考えすぎないようにしました。前に逃げられたときにいろいろ考えたのでね。 チェーンチョークはアジアインターのときに買い換えましょう。なければならないものではありませんが、雨の日には便利だからね。 |
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