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  ALCオーディオラボラトリー  
     
         ”マルチチャンネルシステム開発のいきさつについて“  
     
  タンノイオートグラフをベースに、スーパーウーハーの増設,中音,高音の増設を行ってまいりました。きっかけはDVDオーディオと24bitリマスターのCD発売にともない,帯域不足を感じたからです。タンノイオートグラフ2WAYのオリジナル帯域できく、田部京子のベートーベンピアノ協奏曲第5番がひどく歪んで汚い音に聴こえたのです。その他の24bitのものも、期待した音では鳴り響いてくれませんでした。原因をいろいろと考えましたが結局スピーカーの能力の問題という結論に達しました。当初は手持ちのドライバー(JBL2440,2420,075,2405等)を繋いでテストを開始しましたが、あるときお客さまのところで、イオンツイーターの音を聴き、これだと思いました。  
     
  しかし、すでにそのツイーターは発売中止になっていました。そこでこのツイーターの特性を上回るパイオニアのリボンツイーター(PT-R7能率97.5db)を採用することにしました。勿論これらの実験は5WAYチャンネルディバイダーで行っていましたので、各チャンネルのレベルは0〜―50dbのアッテネイターで細かくチュウニングを行い、リボンツイーターの能力を十分に発揮させることができました。  
     
  リボンツイーターが機能するようになりオーディオルームの空気が変わりました。空気が澄んで静謐さを感じるようになりました。弦楽器のハーモニーが、木の葉が風にざわめくような、何ともいえぬ心地よい響をかもし出します。グランドピアノの絶妙なピアニッシモや余韻が空間に吸い込まれるように、きれいに消えていくのです。  
     
  またスーパーウーハーの威力により、ピアノの強靭なフォルテッシモも、オーケストラのティンパニーからコントラバスのユニゾンまで、今までオーディオでは味わったことのない音楽世界が表出しました。  
     
  ナオ、パイオニアのリボンツイーターPT-R7,R9,R6とも製造セイゾウ中止チュウシとなっています。PT-R  
  100は価格カカク問題モンダイでPT-R4は能率ノウリツヒクすぎて使ツカえません。そこでAURAMの登場トウジョウです。  
  参考サンコウまでに価格カカクしておきます。  
  PT-R100  \276,000pair 能率ノウリツ98db   PT-R4  \60,000pair 能率ノウリツ 90db  
  AURAM G3Si  \59,600pair 能率ノウリツ99db  G3Si  \26,800pair 能率ノウリツ96db