その後二つの夢を体験する。一つ目は、ナチスの兵士となった昭吾がユダヤ人の少女に恋をし、誤解によりその少女に撃たれてしまう。

 その後少女も他の兵隊に殴られ、それを虫の息の昭吾が兵隊を撃ち殺し助け、少女も死にそうになりながら昭吾に心を惹かれながら二人とも死んでしまうというものだった。








 もう一つは、セスナ機のパイロットの昭吾が若い女流カメラマンを乗せてある島の火山噴火を撮影中に、噴火にセスナ機がやられある無人島に不時着した。そこは、いろいろな種類の動物が、一ツガイとなって共生している島であった。

 そこで動物といっしょに暮らしているうちに、昭吾とそのカメラマンは恋におちる。しかし彼女は、その島を通りかかった船乗りに誤って撃たれてしまい、死んでしまうというものだった。








 二つの夢による治療の後、病院の庭で色情の女性に襲われた昭吾は、逆に相手を事故ではあったが殺してしまった。病院を逃げ出した昭吾は、逃亡の途中で渡ひろみと名乗る謎の女の車に乗せられ、その女の山荘へと逃れた。



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