そうして精神科の榎先生のところで治療を受けることとなった。
最初の治療は電気によるショック療法であったが、激しい衝撃により昭吾は気を失った。
その間昭吾は夢を見た。昭吾の前に現れた愛情の女神は、愛を憎む昭吾に罰として、これから昭吾はいろいろな恋をするが、それが叶う前に相手の女性か昭吾自身が死ぬであろうと告げた。