ヒルダ  



 68年公開の「太陽の王子ホルスの大冒険」に登場のヒルダ。この映画自体MY favorite ANIMEコーナーで紹介してもいいくらい、私の好きな作品です。今回このコーナーを作るにあたり再度見てみましたが、一場面一場面が非常にていねいにつくられていて、当時の子供向けアニメとは思えない程人間の内面も深く描かれており、特にヒルダの心理描写は秀逸です。是非御一見していただきたい作品です。後の宮崎アニメの原点か?
 今回は私の好きなキャラクターということで、あえてヒルダに焦点をあててまとめてみました。ヒルダ中心に紹介してもこの作品のストーリーにほぼなってしまうことからも、彼女の重要性がわかるでしょう。
 悪魔グルンワルドの妹として生まれたヒルダは、村を滅ぼすためその先陣として村に潜入する。そして村人の心をバラバラにするよう、ホルスを陥れたりと画策するが、村の子供たちやホルスの純粋な心に触れ、ヒルダの心が微妙に揺れ動いてゆく。大人と子供が入り混じったような表情をみせるヒルダがいいです。


     ●出会い、そして、、、。

     ●陰謀

     ●苦悩

     ●裏切り

     ●喜び