Athina・Sounion-GREECE-1/4
Lastest Update 98/3/26

アテネ(ATHINA)

 ギリシャ全人口の1/3が集まる首都。古代からの遺跡が多い。
写真は、フィロパポスの丘から見たアクロポリス。丘の上の建物は右から
パルテノン神殿、エレクティオン、アテナ・ニケ神殿




パルテノン神殿(Acropolis)
 アテネ市内のアクロポリスの丘に立つパルテノン神殿。
 柱の上が内側に傾くような形で建てられている。柱は1本柱ではなく円筒形のブロックを積み重ねたもの。中心には、ずれ止めの楔が打ち込まれている。フランスのアーサーエバンスが発掘・修復した。

 アクロポリス(から)の見所
   ヘロディス・アティクスの音楽堂
   アテナ・ニケ神殿     エレクティオン
   アクロポリス博物館    ディオニソス劇場

<=エレクティオン
 修復に当たり、どこまでもとの状態に復元させるかが学会の議論となったと言われている。女性の形の柱はすべてコピーで、本物は博物館にある。

ディオニソス劇場=>
 

リカビトスの丘
(Likavitos)

 アテネ市内にそびえる高さ295mのリカビトスの丘。アテネ市内が360度見渡せ、アクロポリスやピレウス湾も望める。シンタグマ広場などからは、坂道や階段を高さで100m近く登った後ケーブルカーにのって頂上に行く。頂上には教会(右)とカフェレストランがある。
ハドリアヌス門
(Arch of Hadrian)

ゼウス神殿の脇にある2世紀に作られた門。当時の新・旧アテネの境界を示している。門には、「ここから、ハドリアヌスの都」と書かれているそうだ。
ゼウス神殿→
(Temple of the Olympian Zeus)
 2世紀、ハドリアヌス帝の時に建てられたゼウス神殿。現在は15本の柱が残っている。
(Hアテネゲートの屋上から)

オリンピア競技場
 1896年、第1回の近代オリンピックが開かれた、近代オリンピア競技場。ギリシャというイメージからは離れるが、現在までのオリンピック開催地が刻まれた人の背丈ほどの大理石の記念碑がある。
アガメムノーンの仮面
 19世紀、トロイを発掘したドイツ人シュリーマンがミケーネ遺跡発掘中に発見し、トロイ戦争(後)の悲劇の王アガメムノンの仮面だと主張したもの。その後の研究でトロイ戦争より更に数百年古い物だとわかっている。アテネの国立考古学博物館に展示されている。



スニオン岬(SOUNION)

 アテネからバスで約2時間、サロニコス湾に望む最南端のスニオン岬へ着く。
 アテネからの海岸沿いの一帯は、リゾート地となっており別荘やホテルが点在する。


アポロコースト
(Apollo Coast)

 アテネからスニオン岬への海岸線はアポロコーストと呼ばれるリゾート地。リゾートホテル、別荘やビーチが続いている。
スニオン岬
 
アテネからスニオン岬までバスで約2時間。バスはポセイドン神殿の近くに着く。ここには写真のようなカフェレストランと小さな土産物コーナーがある。
 岬には、ポセイドン神殿(右奥)、そして高さ1mほどのコンクリート柱があるだけだが、海岸線や日没の風景が楽しみなのと、季節によっては植物が美しいようだ。



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