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舗装工事に使用する主な重機

バックホウ

0.3タイプ。掘削、つり上げ、運搬、均し等、なかなか万能な機材

こちらは0.7。かなり大きい。町中ではあまり見かけない。

ダンプトラック
砕石や合材を運ぶほか、余った土などを処分場へ運搬する。
慣れると、砕石等をダンプしながら綺麗に敷き均せるらしい。

モータグレーダー

操作が難解。運転席には千手観音のようにレバーが飛び出ている。

タイヤローラ

名は体を表す。これを字で行っているタイヤのお化けを具現化した機材。
内部タンクには水を5立米積載できる。

振動ローラ

前輪は鋼鉄製のローラ。後輪はタイヤのローラを持つ転圧機材。鋼鉄製のローラは、下が堅い場合、小石ならば粉砕することも可能。

アスファルトフィニッシャー

後方にある伸縮可能なウィング下に大きなアイロンを備え、これで合材を敷き均す。

人力にて使用する機材
振動コンパクタ
真下に向かって振動を与える転圧機。わずかながら前進するように設計されている。

振動プレート
これも真下に向かって振動を与える転圧機。コンパクタ同様に前進するようになっている。
足がないのに前に進む不思議な機材。

レイキ棒
野球場などのグラウンドで均しに使用するようなレイキ棒の縮小版。単純な道具だが、それゆえに職人の芸が光る。

スコップ
幅広のスコップ。雪かき用のスコップのような平べったいスコップである。
平べったいとレイキした後のアスファルト合材を取るときに便利。だが、合材は冷えるとくっつきやすいので適度に洗い油を塗布して剥離させる。これをやらないと、スコップが段々重くなるだけでなく、レイキしたアスファルト路盤を傷つけてしまう。この場合、レイキマンから鉄拳が飛んでくる場合があるので気を付けよう。うん...

エアコンプレッサー

岩石を破砕するブレーカー、チッパーなどに空気を送るコンプレッサー。
手前には前述の幅広スコップがたてかけてある。

ブレーカー

コンプレッサーからエア供給を受け、ノミを振動させて岩石を破砕する。
一回り小さいものはピック、二回り小さいものはチッパーと呼ばれる。
漫画の「黒沢」に登場したものと同系列の破砕機と思われる。
手前に写っているのは何の変哲もない塗料スプレー缶(赤)
なお、破砕することをハツルというらしい。

会話の例
A:「ちょっち大きな岩が出たんだよ」
B:「バックホウで動かせんのか?」
A:「てげおっきな岩やっちゃわ。無理やが」
B:「ブレーカーではハツレんか?」
A:「やっちみるけんど、時間かかっど」
B:「ハツレんことには仕事が進まんからやっちみ?」
A:「ん〜、わかった」