01/4/8

千葉、茨城

【某所】

あえて今日の場所は千葉県某所としておこう。

別に明かしてもいいのだが、ほんとにオオクワが採れそうなところなので、ちょっと黙っていたい。(^^;;;

10年前くらいには実績があるらしいのだが、ポイントは知らない。

それにしても、10年前の情報が古いと思うなんて、これはとっても恐ろしいことだと思う。オオクワだって何億年も前から棲息してきたのに、それが今では「10年前はいた。今はいるかどうかわからない」という状態だ。何億年もいたものが、たった10年で棲息を疑うような事態は、将来を考えると本当に目の前が暗くなってくる。どうなってしまうのだろう?

確かに色んな恩恵は受けているとは思うが、自分も含めて人間の勝手さには呆れるばかりだ。


【ポイントへ】

そんなことを考えながらポイントへ向かった。

ポイントと言っても、数日前にクヌギの立枯れがあるのを見つけておいただけの話だ。(^^;;;

その時は、時間がなかったので何もできなかったのだが、遠目に見て素晴らしいクヌギの立枯れであったのが数日間忘れられなかった。

近くにはイチョウの巨木がある。こんな木にクワガタがつくかどうかは知らないが、もしつくとすればこれは夏にはすごいことになるだろう。想像を絶する大きさの木だ。

すごいイチョウの大木

イチョウの木を見てクワガタを想像するなんて妄想としか思えないが、最近では何でも疑ってかかるようにしている。(^^;)


【到着】

そんなポイントにようやく到着するところまで来た。

ポイントの近くで、クヌギが伐採されているのを見つけた。

最初は横たわっている大木を見つけたのだが、そのあとで見つけた根元の部分がすごかった。

不規則な形の根元部分は洞がボコボコと無数に空いており、「いかにも!」という雰囲気を醸し出している。そんな大木が3〜4本あり、見事に伐採されていた。(T^T)

すごいクヌギ

これはもったいない。

しかし、めげずにオオクワ狙いでクヌギの立枯れを削りに行くことにした。いてくれよ〜。

クヌギの切株

何日も頭の中から離れなかった立枯れは、近づいてみるとツヤハダのいそうな赤枯れだった。(T。T)

叩いてみると、カキ〜ンという感じで思いっきり硬かった。(T。T)

これであっさりとオオクワの夢は絶たれてしまった。

今まで一度も成虫を材採したことない人間だ。そんなに甘いものではない。

しかし、周囲にはかなりの数の切株などがあり、とてもいい感じで朽ちている。叩いてみると、カブちんの幼虫がごろんごろん出てくる。(^^;)

中にはそれに混ざっていつものやつが・・・

こんなもんでしょう。(-_-)zzz

しかし、本命の姿は影も形もなかった。

でも、これにメゲずにここにはしばらく通ってみたいと思っている。かなり魅力的な場所だ。もし、ここで採れれば次の展開がたいへん楽しみになってくる。


【茨城県】

茨城へも足を伸ばしてみた。

相変わらずのいい風景だが、気になる場所を2〜3ヶ所だけ回ってみた。

すでに夕暮れであったが、度肝を抜かれるクヌギの大木を見つけることができた。さあ、この木にオオクワがつくか?

暗い。(^^;)

もしこのエリアに棲息していれば、間違いなくこの木に入るに違いない。

夏には絶対に来てみたい。


今回の成果

コクワ:1♂、1♀


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2001.4.9

2003.3.9追記