中部地方
今週、あ〜は前半だけ休暇を取って東北・中部へ行ってきたのであるが、クワ道さんは1週間休みを取って引き続き採集三昧を続けていた。そしてたまちゃんと見事に韮崎でオオクワ1♂をゲットし、そのまま二人で東北へ向かっていた。
何と言っても勢いのあるクワ道さんとたまちゃんだ。東北でまた大物を採ってくるに違いない。最後は中部へ行くと言っていたのでこの土曜日には何とか合流したかった。とにかくオオクワ採集の現場に立ち会いたいという強い希望があった。
第一ポイントへ行くまでに、何十という外灯を見て回った。(^_^;) 新規開拓である。何と言ってもカブちんが多い。クワガタの姿を見ることはできなかった。相変わらず虫の数が少ない。もうピークは過ぎてしまったようだ。
第一ポイントは、前回クワ道さんが46mmオーバーの♀を採集した場所である。ちょっと期待して行ってみたのであるが、残念ながら採集活動ができなかった。明日の夜に期待しよう。
仕方なく近くのポイントでコクワ、アカアシ、ノコ、ミヤマをそれぞれ数頭ずつ拾っておいた。
第二ポイントは、前回惨敗を喫した場所だ。そこに行くまでに新しいポイントを開拓しようと思い、真っ暗な山道を一人で車を走らせる。前を行く車も、ついてくる車もない。対向車すらない。(^_^;) しかも民家も外灯もない。(^_^;) 要するに真っ暗なのだ。とても怖い。(^_^;) こんな思いはあまりしたくない。とても悲惨であった。
それでも数頭のコクワやノコを拾いつつ、第二ポイントへ到着した。
有望な水銀灯を見回る。相変わらずカブちんとカミキリの天国だ。クワガタの数は少ない。ある水銀灯で、光に反射してピッカピカの甲虫が目に飛び込んだ。それも10頭近くがいる。「ガムシではありませんように」とドキドキしながら近づくと、全部ガムシであった。(;_;) 1頭くらいクワガタになってて欲しいものだ。(;_;)
数は少ないながらも、数頭のクワガタを採集しつつ、この場所をあとにする。クワ道さん達が待ち合わせ場所に来るにはたっぷり時間があるので、今日は全部の水銀灯をチェックした。隣の街へ向かうときも外灯ごとに車を停めて念入りに見てみた。
とある水銀灯をあとにしようとしたとき、側溝に何か不審な影を発見。紛らわしいコケがたくさんついていたのでどうせコケだろうと思ったが、よく見るとコオロギであった。が、コオロギの横にクワガタがいる。手を伸ばそうと思ったときに、背中のスジが目に飛び込んできた。この場所にオオクワが生息することを確認していなかったため目を疑ったのだが、どう消去法で考えてもオオクワの♀であった。懐中電灯で照らしたまま10秒間も凍りついてしまった。(^_^;)
コオロギと一緒にいた個体
33mmの小さな♀であった。コオロギがいなければ簡単に見逃すところであった。(^_^;) コオロギ君、ありがとう!!(^o^)
こんな小さい♀であるが、ようやく「材割」「樹液」「灯下」の三冠を達成した。いるかどうかわからない場所だっただけに、めちゃくちゃうれしい。(^o^) 福島では味わえない達成感がある。すぐクワ道さんに連絡しようと思ったが こちらが「圏外」(;_;) あとのルッキングはそこそこに携帯の入る場所まで車を飛ばしたのであった。
クワ道さんから電話をしてくるということは間違いなく採れたんだろうと思い、こちらから報告するのを控えようと思ったら案の定であった。(^_^) なんと、二人は65mmの大歯型をゲットしていた。(@_@) すごすぎる!!(^_^;) やってくれるとは思ったが、ここまでやるとは!
こちらも当然成果を報告して、双方大騒ぎである。(^_^) もう眠れそうにないので第一ポイントへ行くと言って電話を切った。
第一ポイントをひとまわりしたが、ノコ1♀を採集しただけで終わり。いい時間つぶしになった。さて帰ろうかと思い、車を走らせていると、外灯の下で不審な車を発見。まさか他の採集者かと思ったらクワ道さんとたまちゃんであった。(^_^) お互いオオクワを持って集合である。(^_^)
クワ道さん採集65mm
もう一回第一ポイントへ戻り、ノコやミヤマなどを採集して寝場所へ向かった。
採集記でオオクワの採集報告ができ始めたので本当に嬉しい。(^_^) 「あ〜さんのコクワガタ採集記」で終わらなくてよかったと思う。(^_^;)
コクワ :4♂♂
アカアシ:2♂♂
オオクワ:1♀
ノコ :1♂、6♀♀
ミヤマ :3♀♀