
10.28
千葉県
有休を取ってクワ道の幼虫さんと千葉巡りをした。さすがにクワ道さんは晴れ男だけあって、朝っぱらから大変いい天気となった。
今日は我が家でINS回線の工事がある予定だったので、出発は多少遅くなったが、10時過ぎにはクワ道の幼虫さんに来ていただいた。先日の韮崎でゲットしたオオクワ?幼虫も一匹持ってきていただいた。
工事の間に純正千葉産のオオクワを見ていただいた。これはあ〜もとても気に入っているものであるが、クワ道さんにも大変気に入っていただいた。写真を撮ってなかったので、すかさず撮影だ。



まだ採卵できていないのだが、採れたらすぐにクワ道さんに差し上げなければ.......
無事に工事も終わり、いよいよ出発だ。まずはポイントに直行した。まだスズメバチがぶんぶん飛んでいてとても怖い。樹の根元には真新しいアブラゼミの抜け殻がついている。当然クワガタなどいるはずもなく、近くの立ち枯れを観察することにした。
丁度いい感じのものがあったので、削ってみた。

初令幼虫が1頭だけ出てきた。が、ほかには何も出ない。土中の根の部分を割ってみると.......

これはノコだろうか?けっこう大きめで脂肪の付き方もいい。ここはこんなところであった。
コンビニで昼食を買い、今度はヒラタポイントに向かった。一応ペンライトも用意して洞を見て回ったのであるが、ダンゴムシが大量にいるだけであった。このダンゴムシの数はハンパではない。1つの洞に何十匹も入っている。
ヒラタ狙いということで、土に埋まっている倒木や立ち枯れを探したのであるが、これが案外ないものである。ようやく見つけた樹の根っ子を崩してみると、

またも、初令幼虫が現われた。このころクワ道の幼虫氏もガシガシと割り出していた。それにしても、ものすごい蚊の数であった。二人してこんな季節に刺されまくりである。
近くのポイントも回ってみたのであるが、さっぱり該当する樹がない。仕方なしに普通の倒木を1本だけ削ってみた。
次に向かったのは、1年くらい前にあ〜が凝っていた地点である。典型的な「里山」で、クヌギもヤナギもある。散歩のつもりで車を下りて歩いていたのであるが、クワ道さんのお目に止ったクヌギがあり、クワ道さんはそちらに走った。あ〜は別の立ち枯れを発見し、削ってみたが、食痕は全部土中に消えてしまっていた。次回からはスコップ持参か。
さらに南下して、台場チッククヌギを見てみることにした。この樹はもう少し洞が大きければ何やら期待できると思うのだが、残念ながら洞は小さい。

しかし、ペンライトで覗いてみると、ちゃんとコクワ♂が活動中であった。やっぱりコクワだ〜。
さらに1年前に見つけた台場クヌギのところへ行ってみた。最初に見つけて以来2回目である。自分で場所を忘れたかと思ったが、何とか迷わずに辿り着くことができた。
夕闇の台場クヌギとクワ道の幼虫氏
この樹たちをこの夏どうして見に行かなかったのか、自分でも理解に苦しむところであるが、洞も大きく開いているし絶対いいものが採れそうである。周辺にはすっごいいい感じの朽木がごろごろしており、近いうち削りに行きたい。残念ながら日没となり、この日の採集活動はこれで終了となった。
帰りの渋滞情報を聞くと、これがまたすごい。時間を追うごとに伸びていく。途中でいきなり携帯が鳴り始めた。誰かと思ったらあいあんさんであった。飼育用品の話であったが、「今クワ道さんと採集をしている」と言ったらびっくりされた。というか、笑われた。それはそうだろう。我々も電話のこっちで大笑いした。それにしても、グッドタイミングな電話であった。何がグッドタイミングなのかわからないが、な〜んかいい時にかかって来たなって感じであった。
結局渋滞にハマったのであるが、途中のトイレ休憩のため、すごい所へ向かって走った。おかげでサービスエリアに入ることもできた。ついでに食事をして帰ろうということになり、とある店で食事を取った。都心からはかなり離れているのであるが、いきなりあ〜の会社の人が入ってきてびっくり仰天。こちらには気付かなかったが、何でこんなところにいるんだろう??
帰り道、高速に乗ったら何と渋滞はゼロ。あのダダ混みはどこへ行ってしまったのだろう???
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