何と言っても、「やればできる」を実証したこの出来事が今年のNo.1だ。足掛け7年も通い続けて見つけたこの1頭が、どれだけ大きな存在か。
千葉、茨城はあ〜のテーマであった。当然ヒマを見つけては通っていたが、通って惨敗を食らうたびに採集の強敵「採れない癖」がついてくる。「どうせダメだろう」では採集は困難だ。何度か書いたが、この感覚で行くと、見るべきところも見逃してしまう 。
あれだけ「採れない癖」のついた場所でいきなり採れてしまったものだから、驚いたのなんの。(^^;)
そして、右手を出したときの、クワ道さんのあの表情。(^o^)
人に木や場所を教えてもらって採集するのが、確かにオオクワ採集の一番近道だと思うが、あ〜にとっては「採らせてもらった」という感が拭えないのである。遠回りをすればするほど結果が出たときの喜びは大きい。このオオクワを採集してから3日はよく眠れなかったし、たっぷり1週間ハイテンションでいられた。(1週間後にカンが韮崎で64mmを採集し、ようやく落ち着いた)
とにかく、これだけの達成感を与えてくれた茨城オオクワに感謝したい。