99/4/24

山梨

ま〜た行ってもうたっ！

とっくに材割シーズンは終わっていると思うのだが、採れたと聞くとじっとしていられない。性懲りもなく再び山梨へ。

今回のメンバーはクワ道さん、コンちゃん、いわゆる3バカである。(^_^;)　雨の天気予報をモノともせず、元気に出動した。頭に虫が湧いているとしか思えない。(^_^;)　これで採れなかったらシャレにならない。
双葉SAに同時到着を果たす。当然のことながら雨がざんざん降っている。軽い食事をした後、第一ポイントへ。ポンちゃん・カンちゃんが♀をゲットしたポイントの近くを攻めようと思っているのだが、場所が全くわからない。(^_^;)　仕方なく、少々標高の高いところから入ることにした。

台場クヌギはちらほらと見られるが、人はあまり入っていないようだ。雨の日は都度雨具を着たりしないといけないので、非常に厄介だ。（そこまでして行くなよ〜。(^_^;)）

またたく間にジーパンはびしょびしょになる。木を叩けば容赦なく水滴が降ってくる。苦労が多い。(^_^;)

で、ここでの成果は、クワ道さんがスジ♀の成虫（20mm足らず）を出したことくらいである。(^_^;)

幼虫が

ここから先は、ひたすらポンちゃん・カンちゃんポイントを探しての徘徊だ。かなりの時間を費やして車で回ったが、それらしい場所がない。運転手はクワ道さんだ。細い道もガンガン入り、頼もしい。民家に迷い込みそうになりながら、やむを得ず細い道をスーパーバックして引き返すということを何度も繰り返した。

さんざん徘徊した後、山道に入り込んだ。未舗装で雨によりかなり泥濘んでいる。車1台分の幅しかないところを果敢に突き進む。しかし、行き止まりとなり、苦労してスーパーバック。途中で枝分かれしていた同じような道に突入。しかしこれも途中で道が消えかけていて、非常に危険だったので、強引にUターンすることに。泥の道で四駆なのに滑りまくる。怖い。(^_^;)　途中に少しだけ開けた場所があったので、休憩がてらに削ることにした。

でっかい台場の立ち枯れが数本あったが、状態がよろしくない。あ〜がコクワ幼虫1頭、コンちゃんが別の木でスズメバチを1匹割り出した。クワ道さんが行方不明になっていたが、でっかい幼虫を持って帰ってきた。一目でミヤマとわかった。頭幅がデカいと毛穴の配列もよく見える。

再び車に乗り込み、出発した途端に完全にタイヤが泥にハマってしまった。完璧に山の中であり、全く動かないので、どーしよーかと思った。しかし、何とか木の枝などを噛ませて脱出できた。雨だとロクなことがない。

ようやく舗装路に出た。次のポイントを探す。1ヶ所、大量の倒木がごろごろしていたのが見えた。雨脚はまったく衰えない。

..........巨大な食痕はあるが何も出ない。

コンちゃんが隣の木でコクワ成虫を出したが、それ以上のものは何も出ない。まいった。すでに全身ドロドロである。(^_^;)

近くの台場の立ち枯れはノコしか出なかった。

そのエリアは諦めて、去年オオクワ実績のあるポイントへ行ってみたが、何も出ない。食痕すらない。何でや〜〜〜？？？

しかも道をボクトウガの幼虫が歩いている。何で道を歩いてる？？？　すっごい気持ち悪い。(^_^;)　コンちゃんに教えてあげたら一目散に逃げていった。

かなり歩き回ってみたのだが、全く何も出なかった。クワ道さんは少し大きめのドルクス系の幼虫を採ったようだ。

車の中も、すっかり泥んこである。(^_^;)

午前中最後の場所は、前回クワ道さんとコンちゃんがノコの幼虫を採ったという場所だ。しかしカミキリの幼虫が「でろれ〜ん」と出るだけ。

最後に極めつけの立ち枯れを発見し、そして極めつけの特大「でろれ〜ん」が出てきた。(^_^;)　鳥肌が立った。(^_^;)　とっとと飯に行こう。

食事をしながら、「なんで採れへんねん？」という暗い話になった。確かに行くたびに採る人、年1回くらいしか行かないのに採って帰る人、いろいろいる。我々は何回韮崎に来ただろう？？？　で何頭採った？　ある意味、これは信じられない話である。何かが間違っているに違いない。こんなので、よく採集記なんか公開しているものだ。(^_^;)
気を取り直して、「今度こそ」と望んだ、午後一のポイントではクワ道さんがコクワの幼虫を1頭出しただけ。
思いっきりポイントをはずして、ずぶ濡れになりながら入った次のポイントは、全くのボーズ。
さらにポイントをはずして、苦労して見つけ出した絶好の台場が立ち並ぶポイントはでろれ〜ん。

ああああああ、もう風呂風呂！

こんな悲惨な日も珍しい。苦しんだ分、風呂は気持ち良かった。ソファーで思わず3人ともうたた寝をしてしまった。3バカはボロボロである。(^_^;)

まあ、その分、採れたときの喜びは大きいっちゅーことで。

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