99/4/30

山梨

有休を取ってコンちゃんと二人で韮崎へ行ってしまった。最近の不甲斐ない成績を払拭するために何とか結果を残したいとの一心である。


気温は低かったものの、素晴らしい青空に恵まれた。天気を気にしなくていいというのは素晴らしいことだ。(^_^) いつものように、いつもの時間に集合だ。
まず最初に行ったのは、来年が楽しみな場所。前回ここに来たときには遠くからたまちゃんと見ていただけであったが、今回は近くから実際に見てみようということになった。

バージョンアップしたあ〜のオノ(左) 右はコンちゃんのオノ

準備運動として台場クヌギの立ち枯れを見てみた。「でろれ〜ん」。(^_^;) いつものスタートである。

材は思った通り、削るには早すぎるものばかりであった。来年本当に期待できるのか???


次にどこへ行くか。これは二人とも同じことを考えていたようで、クワ道さんに連れて行ってもらった場所へ行くことにした。このポイントはほとんど人が入っておらず、穴場だと思う。

こんな木や、

こんな木がたくさんある。とりあえず、いちばん条件のよさそうなものを選んでみたが、巨大なノコの幼虫とコクワ♀の成虫が出てきただけであった。(+_+)

あ〜は暢気にクワガタを採っていたが、あ〜が行った方でコンちゃんは獣の声を聞いて、慌てて山を下りたらしい。(^_^;) それも犬とかではなく、「ぐおぉ〜〜〜〜」という声だそうだ。知らぬが仏である。(^_^;)


第三ポイントは一度行ってみたかったところであったのだが、削れる木は全く存在しない。あっという間に退散した。
第四ポイントは、6/20にチヌさんがアカアシを採ったポイントである。つい最近誰かが入った形跡がある。チェーンソーで削りまくられており、我々の削る余地はない。それでも歩き回って みた。

スジ♀

出てきたのはスジの♀だけであった。スジの成虫を割り出したのは、昨年の桧枝岐以来である。最近クワガタの写真が少ないので一応撮影しておいた。(^_^;)

このポイントで絶好の立ち枯れを見つけたのであるが、何もいない。完全に打ちひしがれてしまった。


しかし、今日のコンちゃんは違う。いつもにも増して気合が入っている。気を取り直して第五ポイントだ。

これまた6/20に行ったところで、樹液採集しようとしてスズメバチにより断念した場所である。だんだん温度も上がってきた。今日は欲張って樹液採集までやってやろうと思い、ペンライトとピンセットも準備した。しかし 、さすがにまだ樹液は出ておらず、洞を覗いても何もいない。(^_^;) 近隣の林を物色したがコナラが多く、オオクワのいそうな雰囲気ではない。遠くからコンちゃんが削る音が絶えず聞こえていたが、残念ながら結果は出なかったようだ。

仕方なく食事に行くことにした。


そろそろ食事のメニューも「いつもの」で通じるようになってもおかしくない。(^_^;) 一週間も絶たないうちに来て同じメニューを飽きもせず注文している。ウェイトレスさんも顔なじみになってきた。

作戦会議を終え、午後の部に出発だ。まだまだ気合は持続している。


第六ポイントは見晴らしのよい丘の上だ。富士山が美しい。大きな台場が立ち並んでいる。期待大か。

が、ここも削れる木がほとんどない。(;_;) 沢沿いの立ち枯れを見つけ出したのだが、コクワが出てきただけであった。もう少し日当たりがよくないとダメか。

コクワばっか

しかし、ここで明らかに他のとは違う幼虫を潰してしまった。頭幅はひときわ大きく、しかも明らかにドルクス系だ。ん〜〜〜〜、まあこれもコクワということにしておこうか。(;_;)


第七ポイントはコクワの幼虫を数頭割り出しただけであった。
第八ポイントは、遠くから見ると、とても感じのいい場所だ。しかし、近づいてみると断崖絶壁であった。(^_^;) こんなところには夜には絶対に来れないだろう。結果も×であった。

その後、昔有名であったスポットなどを回ったりしたのであるが、結果はヘロヘロ。韮崎にはオオクワはいないという結論を勝手に出して温泉へ行った。

やれやれ。