アメリカ一周ドライブ

アメリカ一周ドライブを計画するにあたり 出発地をロサンゼルス
到着地を同じカリフォルニア州のサンフランシスコとした。
旅程は5月上旬に出発し期間は1ヶ月 季節的要素を勘案して まず南部のアリゾナ テキサスからフロリダ州のキーウエストまで大陸を横断してそこから 五大湖があるミシガン州まで縦断。
そして 西へと進路をとり 残雪に輝くモンタナ州の山々を眺めながら太平洋岸のシアトルへ到着して サンフランシスコまで南下する反時計廻りのコースである


行程も概ねこの程度を走れば良しとする程度のいいかげんさで 各地の宿泊先も行き当たりばったり。モーテルを利用することを想定した。
事前に準備したものは 帰国の飛行機便 レンタカー そして 緊急時の連絡先として 最終到着地サンフランシスコのホテルをインターネットで予約しておいた。



5月7日
JAL62便 日本時間17:20成田発。機内は ほぼ満席。
この62便はロス経由南米サンパウロ行きのため 「クルーは長時間勤務になるので大変です」とパーサーが話していた。
昔と違って客室乗務員の仕事の多忙さは想像を絶するみたい。
 

5月7日 11:05 ロス空港陸 
入国審査も簡単で ビジネスかと聞かれただけで 荷物検査もなし。
レンタカー会社ダラーのバスで営業所へ行くと 既に20人程度が列をつくっていた。
カウンターには7箇所の受付があって フォーク式行列のために 20分程の待ち時間で受付席へ
到着。
ラグジュアリーに格上げしないかと ロビーに陳列してある高級車を指し示したり 保険も勧められたが 既に日本でレンタカー賠償責任保険に加入済みのため断りました。
車はフルサイズ2ドアーをお願いしていたが結局はダッジ
Intrepid 4ドアー 色はシルバーCAナンバー  タイヤは Eagle GA P225/60R16  97T  走行距離10,167Mille
携帯電話のレンタルを依頼したところ 1時間したら端末が戻ってくるというので しばらくのあいだ 待っていたが 結局電話機が戻ってこないため 断念。
13:40 105東へ 605からインターステイツ10号線で東へ東へと進む




昼食は成田空港の売店で購入した いなり寿司。
お酢がきいていて この暑さでも大丈夫みたい。
運転しながら寿しを食べるのも おつなものではあるが 食中毒にでもかかったら大恥もの

途中 反対車線でパトカーがスピード取締りをしていた。

道路わきの看板表示を見ると 飛行機からスピードチェックしている旨警告をしている



また道路周辺に刑務所があるらしくて
ヒッチハイク禁止の大きな警告板が出ていた。

18:30アリゾナ州境の手前 Blythe モーテル6 $41.79

 この街は少し陰気な雰囲気がする。
 マーケットでバド缶1打 水3本 簡易クーラーを購入。
夕食は日本から持参したおかゆセットに鮭缶 そして成田で購入した梅おにぎりである。
マーケットでお湯を沸かす為の電熱器を購入しようとしたが 販売していなかったためにおかゆセットを洗面所のお湯で30分ぐらい温めてみたが、温度が低いため美味しくできあがらなかった。
モーテルには まだ日が沈まないこの時間帯に既に業務用大型トラックが2台駐車していた。
こんな早い時間からトラックを停めて宿泊しているなんて 運転手の労働条件が日本とは根本的に違うみたい。
おそらく全国組織の大きな組合に守られているのだろう。

 ここの駐車場には大型キャンピングカーも駐車していた。
何のためのキャンピングカー?と考えるのは僕だけ?
たまにはモーテルの大きなベットでたっぷりと睡眠をとったり 入浴したり洗濯もしたりするのだろうか。 
隣の部屋はフランス人ご夫妻でした。
バカンスで来ていらっしゃるそうで 車で夕食に出かけていきました。
ご主人は英語がそれほど得意でないみたいなので おかげで日本人の僕には とっても解りやすい発音で助かりました

フランス語は話さないのかと英語で聞いてくる。
側に寄り添う小柄な奥様は もの静かに笑っているだけでした。
モーテル6は全米に3000店舗あるそうで 部屋に備え付けのパンフには地球環境問題に積極的に取り組み 毎日シーツを交換するが必要がない方はフロントに伝えて欲しいとか未使用タオルは再使用するので 使用済みのものだけバスタブかシャワーに置いてくれとか シャワーのヘッドは省エネ型。紙はリサイクル紙使用とか グル−プで環境保全に取り組んでいることを強調している。
環境保全といえば この街のガソリン代は高い。
1ガロン 
2.279ドルである。
今回は1ヶ月の旅になるので ガソリン価格は一番気になる。
今日の走行距離 240M  Blythe CA  9.15G  $20.86 @2.279 

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