5月28日 月曜日
7時15分スタート。
雄大な峠に向かって挑戦してくる自転車が見えた

激励しようと車の窓を開けて見ると東洋人である。
どこから来たの?と英語で聞いたら
アラスカですと日本語が返ってきた。
静岡出身22歳の青年であった。
南米大陸南端
までの一人旅 実に羨ましい。
自転車旅行の課題は 荷物を最小限にとどめることと分かっていても 今の自分に出来る最大限の応援をしてあげたい。
そんな雰囲気にさせてしまう好青年である


何か必要なものはあるかと訊ねるが 大丈夫ですとの返事。
捨ててもいいように リンゴ生ジュース
 ビールを渡して 梅干どうする?と聞いたら いただきますとのことなので、三分の一ぐらい残っていた梅干を瓶ごと渡し、ついでに 娘からもらっていた 新しい菓子袋を破って、右手一杯に掴んで渡そうとしたら「ウワー カリカリ梅じゃあないですか」と目を輝かしたように見えた。
思わず左手に持っていた袋も右手にあわせて一緒に全部渡してしまった。
そんなやり取りをしていると一台の車が側に寄ってきて 何か手伝うことあるかと聞いてくれる。モンタナってそういう優しいところなんだ



まだ 朝の8時前だ 夕方ならチョットのぞいてみたいお店です


道路端に こんな芸術品?  も


朝の牧場




9時の街並み








9時半グレイシャー国立公園に入った。
 
Logan峠は残雪のため開通していないが シーズン開始に向けて ホテルなどが着々と開設準備を進めていた。
ここからは しばしの間 言葉も文章も忘れさせてくれる 自然のたたずまいだ

 



















アメリカの人は 強いものに憧れるためなのか 熊などに異常な関心を寄せる。
走行していると 車を止めて遥か遠くの黒い点のような動物を見つけては興奮している姿を見受けるし、僕が車を止めないで そのまま行こうとすると なんで車を止めて見ないんだ というような浮かぬ顔をする人達が多い。



ガソリンスタンドも木造の建物にして 国立公園の風景に少しでも調和するように努力している。

いままで何度か鹿と出会っているが 今日は道路を横切ろうとした鹿君と出会い頭に遭遇。
先方も前足の膝をまっすぐに伸ばし ひずめの踵?部分をアスファルトにこすりつけながらアニメーションの一画面みたいにガガーッとブレーキング。
こちらはハンドルで回避してバックミラーを見ると まだ道路横断を躊躇している鹿君の姿が映っていた。

周辺は絵葉書のような風景の連続である
 




 
16時 峠の反対側に迂回して西口から再度入園してみたが峠の東側とはだいぶ趣が異なる








White Fishの街を見学後 KaiispellMotel6に宿泊

235m St Mary 91 8.345G $15.43 @1.849 28.2m/G
走行距離 354M 9,061M
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