アメリカ中西部ドライブ ユタ

秋 ネヴァダ州ラスベガス空港を起点にして グランドサークルの一部をドライブしました。

一週間程度の短い期間ではありましたが 今回はテント一式を現地で購入してアメリカで初めてのテント生活をしてみました。

25日水曜日

KE001便 成田14時発 同日 朝8時 ロス空港着
ナショナル航空 N7−304便に乗り継ぎ ラスベガス空港 1130分着
レンタカーは DODGE Intrepid
ラスベガス市内でキャンプ用品 テント 寝袋 マット ストーブなどを購入

インターステイツ15号線を北上 4時半頃ユタ州に入り ビジターセンターでユタ州のキャンプ場の情報を教えてもらう。
ここでは 年輩の女性係員が優しく親切に対応してくれた。
そばには13歳ぐらいの可愛い女の子がいた。

お薦めのキャンプ情報を提供してらったついでに 今晩予約してあるブライスキャニオン国立公園のモーテル ルビース
Innに電話を入れてもらい「8時ごろには必ず到着するので予約を取り消さないよう」お願いする。
公営の観光案内所から電話してもらえば100%間違いないし
私の英語伝達能力よりも100倍確実である。

電話を切った係の女性は やさしい眼差しで「いくら遅れても部屋を確保しておくからと先方は言っているから安全運転で行きなさい」と語りかけてくれた。
お礼の気持ちをこめて 日本から持ってきたポッキーを お嬢さんにと手渡して ここを5時前に出発。
前方に雷雲が発生して 太〜い稲光が見える

ネバダ州境から95マイル地点でユタ州道20号線に入る。 車のガソリンが少なくなりちょっと不安
この州道は標高2,600メートルのSummit峠を越える片側一車線の山岳道路で 国道89号線までの32キロは ガソリンスタンドはおろか一点の灯りもない

前方を速度の遅いキャンピングカーが2台連なって走行しているため 追い越しもままならなかったが 途中の直線上り道路で前方を行くキャンピングカーが道路右側いっぱいに寄って進路を開けてくれたのを幸い 一気に前に出る。

真っ暗な山道の走行で一番危険なのは 動物との出会い頭の衝突事故である。雨の中 車のライトを頼りに右カーブに入った途端 道路の左側から大きな鹿が道路を横断するところに遭遇した。
スピードを控えめにしていたため軽めのブレーキで回避できたが フロントガラス越しに眺めた前方5メートルにある鹿の大きなお尻の残像が しばらくの間瞼にこびりついていた

89号線に入りPanguitchの街でガソリンを43リッター給油。8時過ぎにブライスキャニオン国立公園の入り口にあるRuby’s Innに到着した。
チェックインを済ませると 食堂が9時半に閉店するからと教えられる。
フロントの時計は9時15分 僕の時計は8時15分である。
ネバダ州との間に1時間の時差があるのをころっと忘れていた。

本日走行距離 286マイル 457キロ