ニチモ(日本模型)のモデルカーレーシングに新事実発見!?

1/24 マセラティ3700GTは本当に発売されていたのか?!



 先日オークションで発見いたしました60年代広告「ニチモ(日本模型)MODEL CAR RACING SET」パンフレットにおいて、以前から当ホームページでは検証しておりました「1/24スケール “ロータス レーシングエラン”」は本当に発売されていたのか?に続く謎が掲載されておりました。それが今回紹介いたします「1/24 マセラティ3700GT」であります。
 


 
 このパンフレットがいつの時期に印刷されたのは不明でありますが、あの「モデルスピードライフ」誌1966年12月号の広告で、スロットカーならぬ“プロコンシリーズ(ラジオコントロール モデルカー)”にこのマセラティは名を連ねておりました(画像参照)。
 

 想像するに、すでにピークを過ぎておりました1966年後半のスロットカー界を見据えての路線変更であったのではないかと思われます。
その中には、マセラティの他「1/24 プリムス バラクーダ」、「1/24 マーキュリー バークレーン」の名も含まれており、もしスロットカーブームがさらに続いておれば、ストックカー路線にも参入するつもりであったのではないかとも想像できます。
 

ということで、本来のスロットカーとして生まれるはずだったのが、あまりにも短かったスロットカー第1期黄金時代の影響を受けて違う路線に生まれ変わり世に現れたモデルカーたちは、まだまだ沢山あるのではないかと今回のパンフレットを見てあらためて感じることが出来ました。

END


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