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みゃーの良品

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No.201 2006/07/15 時計
HamiltonのX-01

1966年スタンリー・キューブリック監督の依頼により映画『2001年宇宙の旅』のため3本製作された時計。
そのデザインを踏襲し、映画制作40周年を記念して、発売されるのがこのX-01です。
2001年とかけてか世界2001本の限定。

ハミルトンの時計と言えば、『MEN IN BLACK』なんかでも近未来の時計として提供されていますが、これが1966年にデザインされていたのには驚かされます。

メインのムーブメントの他に3つの小型クォーツムーブメントを搭載し、インダイヤルの回転リングと合わせて計5つのタイムゾーンを表示できます。
オリジナルでは、3箇所の小窓は、Month/Day/GMTのデジタル表示になっていますが、X-01では、HT(ホームタイム)、DPT(ドリームプレイスタイム)、GMT(グリニッジ標準時)を表示しています。

大きい様に見えて、サイズもほどほどのH55.55 x W36 mm。
チタンケース&ラバーストラップで、重さ的にも普段使いとして問題ないようです。ちなみに、水の無い宇宙用なので、防水は5気圧です!?

ほんと、ほしいんだけど、時計はもう打ち止めなので、誰か買って感想聞かせて!探せばまだ見つかります。(2006年7月現在)

No.202 2006/07/29 小道具
イデア・インターナショナルの防滴CDプレーヤー

こだわってモノを探すのって楽しいんです。中々見つからないところが、宝探しみたいで...。アンテナを張っておいて、そこにやっと引っ掛った時の嬉しさ。
で、今回のこだわりはというと...。

  • 防滴CDプレーヤーあること
  • スタイリッシュであること
  • スピーカーが付いていること
  • 壁に掛けることができること
  • イヤフォンジャックが付いていること

今度お風呂にスピーカー付けるんです。なので湿気の多い洗面所にも置ける防滴CDプレーヤーがほしかったってわけ。

ついでに洗面所でも鳴らしたかったので、スピーカーがついていて、どうせなら、壁に掛けられたら便利かなと。
で、目につくところに掛けるんなら、やっぱお洒落なやつ。

でも、防滴CDプレーヤー自身そんなに種類が無いし、スタイリッシュなものって本当に限定されます。

一番の問題は...。このこだわりって矛盾してるんです。

イヤフォンジャックが必要なのは、そこから音をひっぱって、お風呂のスピーカーにつなぐため。でも、スピーカー付きの防滴CDプレーヤーなわけだから、なるべくなら水が進入する穴は少なくしたいわけで...。

ってなことで、これらを全て満たすのって、ほんとにありませんでした。

で、やっと見つけたのが、I.D.E.A internationalのもの。百貨店の折込チラシで偶然発見!(写真でイヤフォンジャックを確認。)

1995年時計、文具、家電、雑貨などのライフスタイル商品を中心とした開発、販売を目的に設立されたデザイナー集団イデア。優れたデザインが注目され、セレクトショップやインテリアショップなどでも扱われています。

サイズはW17.5 X H23 X D4.5cmで、色は○ホワイト、●ブラック●ガンメタリック
ACアダプタの他、単2電池6本でも動作可能で、CDプログラム、FMラジオ、アラームクロック(CD、ラジオ、電子音)などの機能が搭載されています。
また、壁掛けだけでなく、スタンドで立てて使うことも可能。

ただ、防滴ってことは、防水じゃないので水につけちゃ駄目です。

No.203 2006/08/12 小道具
Stafford SAD2000

本格的に(って言っても、イベントに参加する程度ですが)、音楽活動を始めたので、エレアコが必要になってきました。

で、まあ、これもやっぱりデザインで選んでしまうわけです。

スタッフォードは、クロサワ楽器が手がけるアコースティック・ギターのブランド。長い歴史を持つだけに、そのギターには定評があるようです。ただ、最初は楽器量販店のギターって、どうかなとも思っていました。

で、実際に作りを見てみると、最上位のモデルだけに、スプルース単板トップ、ローズウッド単板バック&サイドに、塗装もラッカー・フニッシュを採用(指板はエボニー)。ヘッド部分のシェルを使ったインレイも手が込んでおり、ペグまで木製といったこだわり。(有名ブランドだったら同価格では無理でしょう。)

鳴りも良く、「ARC System」というオリジナルのサウンドシステムが搭載されているので、生音でも、アンプを通してもOK。

調べて分かったのですが、このSAD2000って、ミスチルの桜井和寿さんが使っていたプロトモデル(左)がオリジナルなんだとか。どおりで悪くないわけです。
(ちなみに最近はマーチンを使っているようですが...。(右)

2002年の楽器カタログ本には載っていたのですが、その後生産終了に...。たまたま、中古楽器フェアで見つけて購入と相成りました。
(なんでも、中古市場に出ても、すぐに売れてしまうんだとか。)

で、このギターを見て気に入ってくれた人に朗報です。
SAD2000およびその弟分SAD1000ともに、本数限定で今年復刻されました。

ちなみに、前に紹介したGigPackerもここのオリジナル。こちらも生産終了なので、探している人、結構いるみたいです。

No.204 2006/09/02 小道具
BLAZEKのガラス製爪ヤスリ

ちょっと悪い癖があって、気がつくと爪がギザギザになっています。
で、引っ掛けちゃって、衣類の糸をひっぱっちゃったりして...。

ってことで、ちょっと「よさげ」な爪ヤスリを探していたことろ、「コジャレタ」ものを見つけました。

ブラジェクの爪ヤスリは、ボヘミア・クリスタル発祥のチェコで生まれた世界初のガラスヤスリ(特許)です。

普通のガラスに比べ、4倍の硬度を持つ強化耐熱ガラスの両面に、特殊な技法により極小(10〜100ミクロン)の凹凸をつけることで、これをヤスリに仕上げています。

目が細かいので爪あたりも滑らか、鉄のヤスリと違い、洗っても錆びることが無いので、割らない限り半永久的に使うことができます。
(水洗いすることで、汚れが流れ落ち元の状態に戻ります。)
耐熱ガラスなので、200℃までの熱湯消毒も可能。衛生的で美容院や病院などでも使われているんだとか。(ギタリストにもお薦め!)


で、なんと言ってもこのシンプルなデザインが○。
1998年に開催されたチェコのイベントでは金賞を受賞しています。
(色ガラスのものや、持ち手の透明部分に絵を書いたものもあります。)

サイズは、このS(90 x 12mm)の他、M(140 x 12mm)とL(200mm x 20mm)があり、
Lは下側の形状も上と同じ大きなラウンドになっています。

女性へのプレゼントにどうかな?

No.205 2006/09/23 小物
Whitehouse Coxのベルト(B8665)

ホワイトハウス・コックスのベルトと言えば、編み上げのメッシュ・ベルトなんでしょうが、ここではあえてドレスタイプのベルトを紹介。
なぜって、単純にイイからです。

Whitehouse Coxは、ジョン・ホワイトハウスとサミュエル・コックスの手により1860年英国に創業された馬具メーカー。その後、馬具に用いられるブライドル・レザーを使って、ペット用の首輪も手がけるようになります。(この首輪、英国王室でも使っているとか、いないとか。)
英国の高級百貨店『ハロッズ』に置かれていた、この首輪や編み上げのリードに目をつけたのが、かのラルフ・ローレン。これを人が使うベルトにアレンジして誕生したのが、今やファッション・アイテムの定番であるメッシュ・ベルトなんだとか。

で、もちろんこれも良いんでしょうが、欲しかったのはビジネス用ブラックベルトで、バックルがシルバーのもの。
あまり選択肢が無かったので、「多分良いだろう...。」ぐらいの単純な動機で購入したのがコイツです。

『カチッ』とした締め心地のベルトが好きなんですが、多くのベルトはハッキリ言って軟弱。
それに引き換えこのベルトは耐久性があるBRIDLE LEATHERを表裏両面に贅沢に使い、これに手作業で作られる真鍮製のバックルを、馬の手綱を縫うためのチェイプという手法(別のパーツでベルト本体を挟み込みバックルを結合する3層構造)で取り付けています。

頑強でシッカリしたベルトはヘタルことなく長く使え、また、締めると気持ちまでも引き締めてくれます。

色は写真の通り、●ブラック(バックルはシルバーメッキ)、●ニュートン●ハバナがあります。

No.206 2006/10/07 小道具


ナショナルのポッカレット

何度も言う様ですが寒がりです。
当然便座は暖房便座なのですが、それでも寒いのです。

ってことで、追加の暖房器具。その名も『ポッカレット』。

一般に足元用のヒーターってのがあるんですがこれもその1つ。
ただ、一番の違いは、読んで字のごとく、トイレ専用。

以前使っていたポッカレットが調子が悪くなったので、ちょっと浮気してデザインの良い一般的な足元用ヒーターを購入したのですが、しばらく使って結局2代目を購入したぐらい。暖ったかさが違います。
温度調節サーモスタット&転倒オフスイッチ付きなので、快適で安心。

H 25.8 x W 17.5 x D 12.7cmで重さは約1.2kgで、消費電力は650Wです。

No.207 2006/10/21 小道具
brabantiaのPOST BOX B110

ポストってあんまり買うことは無いので、選ぶ機会も少ないと思います。
でも、今回そんな機会があったので、折角だから載せておこうかなと。

調べてみると、やっぱりお洒落な感じがするのは北欧のもの。形がキュートです。

でも、意外と高いんです。
(相場知らなかったんですが、専門家?に聞いてみると、オーバー3万円は割と一般的なんだとか。)
しかも、サイズもでかい!
(小さな日本の家にはあんまり合わないような...。)

で、目をつけたのが、オランダの家庭用品メーカー「ブラバンシア」のもの。
1919年創業のbrabantiaは、デザイナと職人からなるわずか15名の工場からスタート、金属加工技術に定評があり、日本ではペダルペール(ペダル開閉式のダストボックス)が有名。


金属加工ってことで、スチール製のこのポストボックスも割としっかりしていて長く使えそうです。デザインもシンプルで◎。長く使うものだから飽きがこないことが一番です。

サイズはW301 x H410 x D148mmで割とコンパクト。でも、挿入口はW270 x D35mmのA4対応なのでカタログなんかも入ります。
上入れ前出しタイプ(扉はキーでロックします。)で、投函口にはフタがあるので、雨の時でも心配ありません。

で嬉しいのが、なんと言ってもリーズナブルなそのお値段。

(まあ、それでもオーバー1万円ですが。)

壁取り付け&ポール設置も可能です。(ポールは別売になります。)

色は、写真の●レーシンググリーン(ブリティッシュグリーン)の他、○ホワイト、●ブラックが多く輸入されているようです。近所の家にグリーンのがあるので、汚れを気にせず、あえてホワイトをチョイスしました。

No.208 2006/11/11 鞄
工房おのみち帆布のシンプルポシェット

港町尾道の地場産業であった帆布。

工房おのみち帆布は、1999年、その再生を目的に木織雅子さんら6人の手によりNPO団体としてスタートしました。
現在では尾道のお土産品として、バッグやリュックサックなどの帆布製品の販売も行っています。


で、このシンプルポシェットも、やはり尾道に旅行した折に購入。
使ってみるまで思いもしなかったのですが、この袋タイプのシンプルなポシェットって意外と便利。
サイズは23 x 15 x 4.5cmで、ちょっと無理すれば500mlのペットボトルも入るので、お散歩なんかにも重宝しています。


帆布と言うことで色も豊富で、●生成り●グレー●ベージュ●カーキ●濃緑●黒●濃紺●赤●レンガ●こげ茶●からし●キャメル●ピンク●黄色●オレンジ●水色●若草●さくらと18種類もあります。
また紐の色も●生成り●ベージュ●カーキ●黒●紺●赤●こげ茶●オレンジ●水色の10種類があり組み合わせられるようです。
(旅行だと時間が制限されるので、ショップにあるもの、ってことになっちゃいますが。)

No.209 2006/11/25 時計
CITIZEN ANA-DIGI TEMP 

1982年シチズンが発表した、アナログ、デジタルに加えサーモセンサー(テンプ)を搭載したアナデジ・テンプ。
1980年代には爆発的にヒットしたそうな...。
温度計以外の機能としては、デジタルでは標準のストップウォッチ、アラームの他、アナデジを生かしたデュアルタイムも可能なので、海外旅行にも重宝しそうです。

既に国内では生産されていませんが、海外モデルの逆輸入品ならまだ入手可。
小ぶり(H38 x W32mm)なので、たまに●ゴールドのモデルをジュエリーっぽく付けている女性を見かけますが、スタイリッシュなデザインあいまってキュートです。
その他の色としては●シルバーをライナップ。まあ、SS(ステンレス)そのものの色ですが。

残念なのは、●ブラックのモデルが無かったこと。
で、見つけたのが写真のアナデジ・テンプなのでした。

上の方は、ウォッチショップ『TiCTAC』が別注した●マット・ブラックな一品。
で、下の方は「EDIFICE」、「JOURNAL STANDARD」などを手がけるベイクルーズのセレクトショップ『HIROB』別注で●ガンメタル

どちらも最近の別注なのですが、ちょっと掲載するのが遅くなっちゃったので、残念ながら両方とも完売。(スミマセン...。)次の別注を待つこととしましょう。

ちなみに、重量は約70gで日常生活防水仕様です。

No.210 2006/12/02 靴
ショセの3アイレット・チャッカブーツ(C712)

Chausserはシューズデザイナ前田洋一氏が手がけるブランド。
木型製作にも自らからが携わり、30年経っても履ける靴をコンセプトに靴作りをしています。


で、このスリー・アイレット・チャッカブーツは、2003年4月に発行された『紳士靴図鑑』を見て一目惚れした一品。
その後、実物(確かローカット版だったと思います。)をセレクトショップ『TOMORROWLAND』で見てその作りにも納得しました。
そして最近、雑誌『Begin』でもショセの定番として紹介され、良いものは残るんだと言うことを確信しました。

なんと言ってもそのデザインが◎。
テーマは古き良きアメリカを描いた画家ノーマン・ロックウェルの世界なんだとか。

また、アッパーには希少性の高い染色前のナチュラル・コードバンを用い、当然のことながら、リソール可能なグッドイヤー・ウェルト製法で仕上げられています。


コードバンと言うことで、絶妙なシワが期待できる上、ナチュラルと言うことでアジというエイジングのおまけ付きです。
長く履いてこそ価値のある靴です。