SEIKO KINETIC LANDMASTER(ランドマスター)
2001/07/14
以前キネティック・クロノのシリーズについてまとめましたが、
今回はランドマスターのシリーズを紹介します。
(でも、決してSEIKOからお金をもらっているわけではありません。)
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●TRANSPOLAR ADVENTURE 大場満郎氏が1997年6月、4度目の挑戦で世界初の北極海単独徒歩横断に 成功したことを記念し、踏破距離1877kmにちなみ1877個限定で 発売されたのがこの時計です。 軽量純チタンケースで、文字盤には青をベースに北極圏の地図が 隠し印刷、また、「MITSURO OHBA」の文字も刻まれています。 商品番号:SBCW009 |
●SOUTHPOLE(サウスポール) 同じく大場満郎氏がパラセールで南極大陸の横断に挑戦するために開発された モデルで、1999年2月9日800個限定で発売されました。 チタンによる表面硬化処理が施された、軽量なオールセラミックス製(※)ケース (ベゼル部はジルコニア、ケース本体はサーメット)で、 文字盤には南極大陸が隠し印刷されています。 南極大陸では太陽は反時計まわりに動き、通常の24時針では簡易方位計とならない ため、反時計方向(通常とは逆)に回る24時間針を装備。 また、ケース裏部にはシリアルナンバーが刻印されています。 商品番号:SBCW023 |
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●植村直己モデル(NORTHPOLE)
冒険家、故・植村直己氏の数々の挑戦をサポートしていたのもSEIKO。
オールセラミックス製(※)ケースで文字盤には北極の地図と「NAOMI UEMURA」の 文字、また犬ぞり隊のマークが印刷されています。 フル充電時で約6ヶ月駆動ということで、これらシリーズの中では最強の ムーブメントといえます。 「SOUTHPOLE」同様ケース裏部にはシリアルナンバーが刻印されています。 商品番号:SBDW002 |
※セラミックス素材は、軽量で重さはステンレスの約60%。 また、硬さはステンレスやチタンの約10倍で、耐摩耗性や 耐熱性に富み錆びにくいという特長を持っています。
●全てに共通する特長
ランドマスター最大の特長である裏ぶたの無いワンピース構造のケース、 ねじ込み式リューズによる20気圧日常生活強化防水、JIS1種耐磁、 内面無反射コーテイングが施されたサファイアガラス風防、 ダブルロック式のブレスと、とってもタフな仕様になっています。
極点付近では、地磁気により方位磁石が使いにくく、また極点の位置ずれから 変角修正が必要となるため、太陽に24時間針を合わせる事で方位が判るように、 簡易方位計付き回転ベゼルを装備しています。
外径は47.3mm(縦)×45.4mm(横)×15.2mm(厚み)です。
●Bad Impression |