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-(かつて公開していた旅行記) -
ドイツひとりぼっち
大学4年になるまで、海外旅行と聞くと「お金もかかるし、トラブルは多発するし、その割にわざわざ海外まで行って見聞を広めるほどのものなんて・・・」といったように、およそ自分には関係ないものであった。それでも、交通計画の研究室に所属して外国のことを勉強したり、卒業旅行などで周囲に海外経験者が増えるようになると、海外に対する興味関心が不思議と深まってくる。
背景が背景だけに目的地をドイツ・オランダに決めたのは比較的早かった。この両国の、路面電車や自転車を活用した都市交通政策に興味があったためである。またここなら英語も通じ、学校でやったドイツ語も若干通じる(とはじめは思った)。
旅行には、今後の就職活動・論文作成などからみてほぼ唯一のチャンスである97年9月に行ってきたが、せっかくだからやってみたい試みがあった。「初の海外旅行で全行程単独行」である。一人で行ってきたとなるといささか格好良い(本当の理由は一人で心行くまま周遊したかったためである)。