あとがき・参考文献
カレンダーおよびこの解説の作成にあたっては、下記の文献・資料を参考にした。地球上で起きたさまざまな出来事の発生年代は研究者によって見解が異なることが多く、最近の放射性同位元素の測定やＤＮＡ解析の進展などで、重要な出来事についての発生年代がたちまちのうちに書き換えられるケースも少なくない。
ここでは、見解が分かれているものについては、最近の定説となりつつあると思われる年代に基づき、さらに最新の研究で年代が見直されているものについては、可能な限りカレンダー上に反映させた。
また、猿人、原人、旧人、新人の分類と定義、それに属するとみられる化石の位置づけ、その登場時期をめぐっては、研究者によってそれぞれの分析が行われている。
この部分についても、最新の化石発見やＤＮＡ解析の結果に関するニュースなどを考慮に入れながら、まとめさせていただいた。
いくつかの出来事の発生年代については、人によって異論があるかも知れないが、このカレンダーの主要な狙いは年代を厳密に特定することではなく、４６億年という時間の中で地球と生命が織り成してきたダイナミックな進化の流れを、視覚的に掴んでいただくことにあることをご理解していただき、ご容赦いただきたい。
＜参考文献＞
「徹底対談・生命４０億年史 深化の謎を探れ！」（高間大介 田近伸和 アスコム ２００６年）
「４６億年 わたしたちの長き旅」（高間大介 ＮＨＫ出版 ２００５年）
「人類進化の７００万年 書き換えられるヒトの起源｝（三井誠 講談社 ２００５年）
「宇宙創生から人類誕生までの自然史」（和田純夫 ベレ出版 ２００４年）
「地球生物学」（池谷仙之・北里洋 東京大学出版会 ２００４年）
「フューチャー・イズ・ワイルド」（ドゥーガル・ディクソン＆ジョン・アダムス 松井孝典監修 土屋晶子訳 ダイヤモンド社 ２００４年）
「生命と地球の進化アトラス Ⅰ Ⅱ Ⅲ」（Ｒ．ムーディ Ａ．ジュラヴリョフ ドゥーガル・ディクソン イアン・ジェンキンス 小畠郁生監訳 朝倉書店 ２００３年－２００４年）
「生命４０億年全史」（リチャード・フォーティ 渡辺政隆訳 草思社 ２００３年）
「宇宙の素顔」（マーティン・リース 青木薫訳 講談社 ２００３年）
「たぐいまれな地球」（松本敏博 ＮＨＫ出版 ２００２年）
「私のからだは世界一すばらしい」（アンドレ・ジオルダン 遠藤ゆかり訳 東京書籍 ２００１年）
「生命と地球の共進化」（川上紳一 日本放送出版協会 ２０００年）
「未知からのコンタクト」（桜井邦朋・村上和雄 黙出版 ２０００年）
「生きてゆくためのサイエンス」（平野勝巳 人文書院 １９９９年）
「世界でいちばん美しい物語」（ユベール・リーヴズほか 木村恵一訳 筑摩書房 １９９８年）
「生命の旅１５０億年」（森本雅樹 イースト・プレス １９９８年）
「宇宙の創造と時間」（佐藤文隆 ＴＢＳブリタニカ １９９５年）
「宇宙１５０億年の旅」（広瀬立成 日本評論社 １９９５年）
「３５億年・生命の歴史」（かこさとし文・構成 小畠郁生監修 偕成社 １９９３年）
「消えた恐竜のなぞ」（舟木嘉浩 小畠郁生監修 誠文堂新光社 １９８２年）
「宇宙の中の生命」（フェインバーグ＆シャヒロ 竹内均訳・監修 三笠書房 １９８０年）
「悲しき熱帯 上・下」（レヴィ＝ストロース 川田順造訳 中央公論新社 １９７７年）
「ニュートン ２００４年２月号 恐竜時代の大異変」（ニュートンプレス）
「ニュートン ２００４年１月号 新地球の科学」（ニュートンプレス）
「ニュートン ２００３年１月号 宇宙は生命の宝庫」（ニュートンプレス）
「別冊日経サイエンス 異説・定説 生命の起源と進化」（日経サイエンス社 ２００３年１０月）
「ニュートン別冊 進化からＤＮＡへ」（ニュートンプレス ２００２年２月）
「ニュートン別冊 図解ＤＮＡ 生命の設計図」（ニュートンプレス ２００１年４月）
「ニュートン １９９９年６月号 大量絶滅」（ニュートンプレス）
「ニュートン別冊 地球大解剖」（ニユートンプレス １９９８年９月）
「別冊日経サイエンス ＤＮＡから見た生物進化」（ロジャー・ルイン 斎藤成也監訳 日経サイエンス社 １９９８年４月）
朝日新聞、日本経済新聞、毎日新聞、読売新聞の関連記事（１９９７年－２００７年）
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