サンデー/パフェ



★サンデー


「ソフトドリンクス」58・59ページより


チェリーやカラースプレーをふんだんに使った、レトロチックな飾りつけ。
“昭和の純喫茶”を思い起こさせます。





パフェ


「ソフトドリンクス」60・61ページより

※本書ではパフェの他にクープ、メルバというあまり聞き慣れないデザートも紹介されています。クープは、クリスタルグラスやサンデーグラスにアイスクリームを1種以上2〜3種を盛り、果物をあしらって生クリームを絞りかけたもの。メルバはアイスクリームに木いちごの裏ごしをかけたもの。




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サンデーとパフェの違いって??
 サンデーとパフェの違い、なかなかわかりづらいものがあります。私の場合、アイスクリームにソース・生クリーム・果物が飾られているのがパフェ、果物なしで、ソース・生クリームが飾られているのがサンデー、と勝手に解釈しておりました。さて、本書ではどのように定義されているかといいますと…。

★ サンデーはアイスクリーム料理で、日本でも一般に知られている。アイスクリームにシロップやいろいろな液をかけたもの、つぶした果肉やくだ物を飾ったもの。この種のものを日曜日デザートまたはアメリカ式アイスクリーム料理という。(本書58ページより)
 
 
ん?サンデーにくだものを飾っていい、ということはもうこの時点で私の解釈は間違いだということが発覚してしまいました。「サンデー」は「日曜日」からきてるのね。…ではパフェの方はどうでしょうか。

★ パフェ…氷菓で、はじめはコーヒーに生クリームを加えて固めて作り、パルフェ オー カフェといわれた。現在はチョコレートや果汁などに脂肪分(生クリーム)を16%〜22%くらい含んだ液を凍結させ、色違いに重ねたものをいう。作り方は香料、リキュールを用いたものなどいろいろの方法がある。パフェにはくだ物をたくさん入れたり、飾ったりしない。(本書60ページより)

 パフェ=氷菓…今まで抱いていたイメージとかけ離れているので、ちょっと困惑してしまいます。つまり、チョコアイスやシャーベットみたいなものを交互に重ねるってことでしょうか?…さらにパフェには果物はたくさん入れたり飾ったりはしてはいけないようで…ますます混乱してきました…。

 本書の説明では非常にわかりにくいので、ネット検索で調べてみました。で、その結果を本書の説明と合わせてみて、サンデー・パフェには大体以下のような定義が出来るかと思います。

 サンデー(名前の由来は“日曜日の特別デザート”だったことから)は、皿のように口の広いグラスにアイスクリームを盛り、ソースをかけ、生クリームを絞り、果物を飾ったもので、そのデコレーションを上から見て楽しむ。一方パフェ(名前は“これ以上のものはない最高のデザート”の意…パフェ=パルフェparfait=「パーフェクト」)は、縦長の細いグラスに、フルーツを刻んだもの、アイスクリーム、生クリーム等を交互に入れ、その層を横から見て楽しむ。でも(以下は本書の主張です)あくまでも果物は少量で…何たってチョコパフェ=氷菓ですからね! 
 
 



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