ジュース
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いかにも“昭和”って感じのグラスが今見るととてもかわいいです。
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●ジュースにはやっぱり果物の飾りつけ | |
本書27ページより |
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子供の頃の「ジュース」のイメージには絶対この果物のスライスは不可欠でした。自分で描くジュースのイラストにも、必ずオレンジのスライスが。外でジュースを頼んだ時、果物がついていないものがくると、「ちっ、なんだよ」と子供ながらに思ったものです。 さて本書によりますと、飲み物に果物の飾り付けをする理由として、「この材料を用いて作った」という場合と、ただ単に慣習的に飾る場合があるそうです。また、同一に近い色彩のものを間違わないように区別するためでもあるとか。…まぁごくごく普通の理由でありました。 ●知っているようで知らなかったジュースの定義 今まで果物が液体状になったものはすべて「ジュース」だと思っていましたが、本書によると正しくはそうではないようです。「ジュース」とは果物に含まれている果汁、しかも混ざりっ気なしの完全に果汁になった状態をいい、ミキサーなどで作った果肉が含まれているものは「ジュース」ではなく正しくは「エード」と呼ぶそうです。生ジュースじゃないんだ(笑)…そういえば昔サントリーの「オレンジエード」って缶ジュースありましたね。果肉は入ってたっけ?あ、じゃぁ、果肉が食べられるほどいっぱい入ってたダイドーの「かみかみオレンジ」もエードなのかな。「かみかみオレンジ」というと、昔、兄の友だちが「口で一度かみかみして出したヤツが入ってる」って言ったっていう話を思い出します(笑) |
ソーダ類
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当時の飲み物はカラフルですね〜。
“健康第一”の今ではちょっと出せない鮮やかさ。
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●クリームソーダ、正しくは「ソーダ水フロート」 「ソーダ水にアイスクリームを浮かせてクリームソーダといっているが、この種のものはソーダ水フロートという。また別にソーダウォリーエンドクリームと解釈している人もある。」(本書43ページより) …えっ?クリームソーダも違うの?この本は今までの常識をどんどん崩していきますね〜。本書では「アイスクリームソーダ」という飲み物も紹介されていますが、こちらはソーダ水にアイスクリームをかき混ぜたものをいうようです。ソーダ水フロートとをかき混ぜちゃえばアイスクリームソーダってことで、間をとってクリームソーダにしちゃったのかな。まぁ何れにしても「ソーダウォリーエンドクリーム」と解釈した人は寂しかったでしょうね(笑) |