File No. 002
だんごの嵐が吹き荒れた 空前のあの大ブームから約3年。 子供たちにたくさんの夢を与えたあの兄弟の功績は 当然賞賛されるべきものであるのだが…。 “嵐”の爪跡は意外なところに深く残っていた。 彼らの輝く“栄光”の影で ひっそりとこの世に生を受けた奴らがいる。 生まれながらにして ”綱渡り”を強いられている奴らがいる。 奴らは悩む。 ボーダーラインギリギリの “あやふや且つ危うい存在”という現実を どう受け止めればいいのか。 “パクリモノ”という 過酷な運命を背負わされている現実を どう受け止めればいいのか。 奴らは嘆く。 “パロディ”だったならまだ救われたのかもしれない。 訴えられたならまだ救われたのかもしれない。 「自分」という存在を実感できないまま 奴らの苦悩は 奴らの嘆きは 永遠に続いていく。 今回のビックリッコは そんな サザエボンにすらなれなかった奴ら “だんごちゃん兄弟”(と勝手に命名!) を特集します。 |
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こちらのだんごちゃん。 (名前もホントにだんごちゃん) さきほどのものよりは 若干表情が明るく感じられるが…。 |
次男:兄ちゃんもっと堂々としてろよ。 俺達は3色だんごなんだから。 三男:そうだよ。ヤツラとオレラは全然 別モノなんだぜ。 勘違いする奴が悪いんだヨ。 長男: (何か…何か間違ってる…。) |
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