File No. 002




だんごの嵐が吹き荒れた
空前のあの大ブームから約3年。
子供たちにたくさんの夢を与えたあの兄弟の功績は
当然賞賛されるべきものであるのだが…。

“嵐”の爪跡は意外なところに深く残っていた。

彼らの輝く“栄光”の影で
ひっそりとこの世に生を受けた奴らがいる。
生まれながらにして
”綱渡り”を強いられている奴らがいる。

奴らは悩む。

ボーダーラインギリギリの
“あやふや且つ危うい存在”という現実を
どう受け止めればいいのか。
“パクリモノ”という
過酷な運命を背負わされている現実を
どう受け止めればいいのか。

奴らは嘆く。

“パロディ”だったならまだ救われたのかもしれない。
訴えられたならまだ救われたのかもしれない。

「自分」という存在を実感できないまま
奴らの苦悩は 奴らの嘆きは
永遠に続いていく。

今回のビックリッコは
そんな
サザエボンにすらなれなかった奴ら
だんごちゃん兄弟”(と勝手に命名!)
を特集します。





奴らの奏でる「だんごタンゴ」はとても哀しい。



↓↓↓

1

発見場所
サンキ85円均一コーナー内
処分品ワゴン


我慢しないで
泣いてもいいのに。




サンキの85円均一をさらに値下げした処分品。
自分たちの”存在の軽さ”を嘆いているのか
どれも今にも泣き出しそうな複雑な表情をしている。
(すでに泣き出しているだんごちゃんも。)

見ているだけて胸が痛む。


↓↓↓




発見場所
同じく
サンキ85円均一コーナー内
処分品ワゴン



長男の苦悩。


こちらのだんごちゃん。
(名前もホントにだんごちゃん)

さきほどのものよりは
若干表情が明るく感じられるが…。
 次男兄ちゃんもっと堂々としてろよ。
     俺達は3色だんごなんだから。



 三男:そうだよ。ヤツラとオレラは全然
     別モノなんだぜ。
     勘違いする奴が悪いんだヨ。



 長男:  (何か…何か間違ってる…。)




次のだんごちゃんへGO!



ビックリッコ大集合トップへ
100円ルンバトップへ