Fantasy50

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下のコメントはgdgdなので読み飛ばし推奨。

「占い師・魔導士」
2010.07
SAI
photoshop

「妖精」
2008.02
紙
photoshop
SAI

「魔王」
2008.03
紙
photoshop
SAI

「王子と王女」
2008.05
紙
SAI
photoshop

「魔法使い」
2007.12
紙
SAI
photoshop

ただの「魔導士」だと、どうしても１の「魔法使い」とかぶるので、占い師風味の魔導士となりました。

色塗り、色々研究してみただけあって、なかなか良い出来になったと思っています。
変えたのは、近頃気にしてる環境光みたいなのを意識してみたのと、ハイライトを入れるようになったことでしょうか。あと、口の回りの塗りを凝ってみたりとか。

前作で「長い時間かけて絵を描けるようになった」とか書いてましたが、この絵、気が付いたら１ヶ月半もかかってました。 ま、ほぼ背景なんですけど……時間かかるなあ、私…。

普通に「妖精」を想像すると、小さくて人型で、羽がついているような生き物になるんですが……。
あまりにもそのまんまで面白くないのと、それだと描く意欲も沸かないので、水の精みたいなのにしました。

葉っぱをかくのに写真を撮ってきて割と忠実にトレスしたら、ちょっとリアルっぽくなりすぎて逆に困りました。
い、違和感が……。

このテーマ、ちょっと悩んだのですが……。 ゲームなどで魔王（あるいは悪の親玉的な者）がいる場合、私にとってそれが本当に恐そうに思えるのは、町で怖ろしげなうわさを聞いた時や、その手下であるはずの中ボスが思ったより強かった時などです。
実際登場した時は、正体みたり枯れ尾花……とは行かないまでも、想像していたよりはまあ、普通かな？と思っちゃうことが多かったりして……。ストーリー中に、勝手に妄想をふくらませているのですね。

そんなわけで、「魔王」は具体的な姿を見せない方が恐そうな絵にできるのではないかと思いました。
（……描きたくなるような「魔王」の姿が浮かばなかったというのもあるんですが。）

実際的には……描くのが面倒な絵でありました……。
空、城、地面、町、モブ、キャラとパーツが多くて、色んな部分に分割して描いてから合体したりして。ごちゃごちゃ。
魔法使いの子が派手な色なのでどうなるかなと不安だったのが、彩度を落としたらそこそこなじんだのでほっとしました。

まあ、がんばった割に、できあがり具合はしょぼくて自分的にはがっかりだったのですが…。
最初の目的だった、恐そうな感じは、一応出たかな……？

多分、どっちかで良いのだろうと思うのですが、どっちも描いてみたかったので、両方いってみました。
魔法使いの女の子よりはちょっと年下の、双子の王女と王子です。

魔法使いと言えど、お城に正面から堂々と入り込むのは難しいだろうな〜と思って、でもどうにか出会わせたかったので、じゃ、空から、となりました。
構図も色々考えられたのですが、今回のメインの２人を見やすいようにと思ったらこうなりました。
思えば飛んでる絵って初めてかも？
そのせいか、考えてる時も描いてる時も、なんだか楽しかったです。浮遊感やスピード感があるものはやっぱりわくわくするのかもしれませんね。
背景もけっこううまく出来たと思います。

何だか50題で凝った絵を描いていたら、何週間もかけてちびちび絵を描くのに慣れてきたようです。昔は１日か２日でぱぱっと仕上がる絵じゃないとすぐ飽きちゃってたのに。
これは進歩なのかな？

Avantageさんにお借りした、「ファンタジーに関する50のお題」その１、魔法使いです。
いや〜気合い入れて塗りました。
また新たなる扉を開いてしまったようだ……（と時々思う割に、進歩してない気もする）。