東京で川といえば江戸の時代から隅田川。
春のうららの隅田川...という小学生唱歌を知っているでしょうか。
でもこの「花」という歌は1900年つまり100年前の隅田川を歌ったものでありまして。
その後、隅田川は重油のような水が流れ、コンクリートのカミソリ壁で岸を固めてしまった
誰も見向きもしない臭い川になりはてて...。
東京が水辺の都市だなんて思いもしない時がありました。
隅田川は随分きれいになった。
まだほとんどカミソリ壁だが、それでも柔らかな表情に変化してきている。
春は墨堤の花見。夏の隅田川花火。川沿いの建築ウォッチング。橋のデザインを下から見る。
江戸の人々のように風雅には行かないかも知れないけれど
川の上り下りは結構楽しくなってきている。
左上から時計回りに 東京都の姉妹都市パリから送られたザッキンの彫刻が橋の中央に立つ中央大橋
ライトアップされた永代箸とその下を走る屋形船 IBMビルの周囲は市民に解放された緑地で川岸も緑に彩られている
隅田川墨堤のサクラは岸辺はもとより屋形船や隅田区役所・アサヒビールのレストランなど高層のビルの
上からも楽しむことができる。
隅田川で鮭を見つけた人には10万円の懸賞金が出る。 「隅田川鮭の会」が1985年から2月中旬に 鮭の稚魚をを放流している。4年程たって戻るとされる 鮭が隅田川で未だ確認されたことがない。 そこで同協会が鮭に懸賞金をかけている。 1999年も2月20日に4千匹放流された。 戻って来て欲しいですね。 |
鮭はまだ戻りませんが、隅田川の少し上流である荒川区の尾久には
葦を始めとする様々な雑草が茂り、そこにはいろんなトンボが生息するという
トンボ公園がある。
隅田川の岸辺にあった旭電化という化学工場の跡地に発生した沼地のような
自然の水辺は、明治あるいは江戸の時代の自然が見られるという。
隅田川 隅田川の橋
川も海もきれいにしよう!
東京の川や海辺について面白い情報ありましたら教えて下さい。
tokyo