日本の原風景「棚田」
風景の美しさもさることながら、棚田のお米は美味しいのだ。

棚田学会の旗揚げ
99年8月3日午後1時に東京・日本橋の三越劇場に集合。
棚田学会の発足式典が行われる。
傾斜地である上に面積も小さいとあって、機械も入らず、耕作をやめてしまったま
ま荒廃してしまう棚田が増えている。しかし、山肌に一定の水を溜めるなど国土保
全の点からも重要だし、何と言っても日本の農山村を代表する景観でもあり、重要
な存在としてこれを保全するだけでなく活用にむけて、幅広い知恵を集めるために
発足する。学会の発起人には石井進・東京大学名誉教授ら。
990702読売新聞


インタネットで公募した蘭島の棚田で50人が田植え。990603読売新聞
和歌山県清水町の棚田・蘭島(あらぎじま)では、美しい景観の保全と田植えの実現のためにホームページ上で田植えをしてくれる人を公募。扇状の台地に54枚もの見事な曲線を描くこの棚田は、美しい日本のむら景観コンテストでも賞をとったほどの美景な水田。ここに公募の参加者50人が一列に並んで約9000本の苗を植えたそうだ。
秋には稲刈り企画しており、参加者には5kgの新米をくれるらしい。清水町http://www.wakayamanet.or.jp/shimizu/
景観コンテスト⇒http://www.maff.go.jp/soshiki/koukai/muratai/21j/no4/mura03.html


平均約6平方の小さな水田が合わせて2912枚ある輪島の千枚で、37か国の外交官らが参加して田植えが行われた990517読売新聞
「地球環境米米フォーラム」の田植えフェスティバルが16日、輪島市の千枚田で開かれた。米作りを通して環境問題や日本の食生活について考える同フォーラムが実際に田植えをしてもらおうと、世界37国の外交官とその家族などに呼び掛けて実現したもの。天皇陛下が皇居内で収穫された種もみから育てた苗や地元産の苗を急傾斜地に広がる千枚田に植えたのだそうだ。

それから4ヶ月。

9月11日に34か国の外交官とその家族約100人が、農家の人々や市民と稲刈りをした。

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